Ⅱ.東南海・南海地震に関する調査研究-予測精度向上のための調査研究- 2.微小地震分布を把握するための海底地震観測研究 2-1.想定震源域および周辺における地殻構造と地震活動の対比等に関する研究(東南海・南海17-1-3) 九州大学理学研究院附属地震火山観測研究センター 課題:想定震源域と周辺域(日向灘)の地震活動、地殻構造、起震応力場を比較して、震源域の固着状態とその要因を推定する。 今年度の実施計画、進捗状況: 1)想定震源域における観測データの収集・処理 2)周辺域(日向灘)の震源再決定と起震応力場の推定
図1 解析領域(a)と地震の等深度線(b)
図2 日向灘およびその周辺における主な地震活動
図3 観測点配置(OBSは2002年臨時観測)
図4 速度構造
図5 海陸観測点を用いた震源分布(2002年4-6月) (a)観測点補正なし (b)観測点補正あり
図6 発震機構解
図7 陸の観測点による震源分布(2000-2003年) (a)九大ルーチン (b)観測点補正あり
図8 応力テンソルインバージョンによる起震応力分布(圧力軸)
図9 応力テンソルインバージョンによる起震応力分布(張力軸)