solar wind Tp < - - - - -

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solar wind Tp < 300 300-400 400-500 500-600 600-700 700-800 104 105 1.33 1.223 1.033 0.826 0.762 0.808 104 105 106 solar wind Tp 0.3 0.5 1.0 AU 0.1 1.0 after Freeman, 88

SW from southern CH freezing T (O7+/O8+) at 1.5 Rs after Geiss et al., 72

106 高速風 105 TEMPERATURE 低速風 104 0.01 0.1 0.3 1.0 DISTANCE (AU) 加熱 低温 coronal hole 非断熱膨張 高温 105 TEMPERATURE 低速風 104 断熱膨張冷却 0.01 0.1 0.3 1.0 DISTANCE (AU)

低温 断熱膨張 高密度 高速風: 低温CH領域から 高温 非断熱膨張 低密度 高速風加速機構: 密度をおさえ 加熱し, 加熱しつつ 加速する  低速風: 高温領域から        低温 断熱膨張   高密度  高速風: 低温CH領域から         高温 非断熱膨張  低密度 高速風加速機構: 密度をおさえ 加熱し, 加熱しつつ 加速する

Heliocentric Distance (AU) 7 10 Alfven wave 熱化 6 10 ▽Pw ⇒ 加速 5 10 Temperature Hollweg, 1978 4 10 0.001 0.01 0.1 1.0 Heliocentric Distance (AU)

wave pressure 加速増大 加速減少 等価的に重力減少   → スケールハイト増   → 緩やかな密度減少    → 緩やかな速度増加

これまでのモデル ・加速と加熱は別扱い

streamer T (MK) coronal hole 1.2 1.4 Rs 1.0 2.2 1.4 1.8 Strachan et al., 96 broad spectral component Withbroe, 87 1.2 1.4 Rs 1.0 2.2 1.4 1.8 streamer coronal hole T (MK) after Lang, 2000

Heliocentric Distance (AU) 7 10 6 10 700-800 km/s 5 10 Temperature Hollweg, 1978 4 10 0.001 0.01 0.1 1.0 Heliocentric Distance (AU)

rapid acceleration

Velocity (km/s) Distance (Rs) 1000 800 600 400 200 1 20 40 60 80 100 1 20 40 60 80 100 Distance (Rs) after Grall et al., 96

これまでのモデル ・加速と加熱は別扱い ・緩慢な加速 Rapid acceleration   Alfven wave pressure だけでは不十分 High kinetic temperature   密度を押さえ 加速効率を上げるには

加熱 加速増大 等価的に重力増大   → スケールハイト減少   → rc での密度減少    → 加速増加 Esser et al., 97

10 100 Rs 1 Np (cm-3) Tp (K) 107 after Esser et al., 97 5×106 2×106 2×105 5×105 105 100 102 104 108 Tp (K) after Esser et al., 97

1000 800 600 Velocity (km/s) 400 200 1 10 100 Rs after Esser et al., 97

Tα= (2~4) Tp B B B 350 km/s 494 km/s 781 km/s 0.32 AU 0.39 AU 0.29 AU after Marsch et al., 82 Tα= (2~4) Tp

EUV/SOHO Doppler Image

reconnection nano/pico flares 加熱 cyclotron damping Alfven wave 加熱 ★ after Axford and McKenzie, 93

Cyclotron damping Alfvenic fluctuations Power k (km-1) B α resonance proton α resonance Alfvenic fluctuations Model by McKenzie Axford Marsch

Cyclotron damping ⇒ Inner scale qi = VA/Ωc = N-0.5 Power q-1 (km-1)

V (km/s) Inner scale (km) 20 40 60 80 100 Rs 1 10 100 Rs 20 40 60 80 100 Rs Inner scale (km) 1 10 100 Rs after Yamauchi et al., 98

加熱機構  Alfven wave の cyclotron resonance

might be biased by wave motions large data scattering after Esser et al., 97

after Feldman 96

0.1-0.3 AU 0.3-0.9 AU

Tp 105 K 高速風、低速風共通の加熱/加速機構 300 400 500 600 700 800 V (km/s) Coronal hole Inter stream Plasma sheet Tp 105 K 高速風、低速風共通の加熱/加速機構 300 400 500 600 700 800 V (km/s) after Neugebauer, 91

bimodal

bimodal   加速機構も加熱機構も?   何故?

太陽風の謎 ・低速風 高速風の加速機構が働かない --- 何故? 加速効率は bimodal --- 何故? ・高速風   高速風の加速機構が働かない --- 何故?   加速効率は bimodal --- 何故? ・高速風    nano/pico flare 頻度は充分か?   太陽活動に依存しない速度 ⇒ nano/pico flare 頻度は太陽活動依存なし?

END

δN/N δB/B wave number (km-1) Power Low speed High speed High-speed 10-8 10-7 10-6 10-5 Power Low speed High speed High-speed 0.4 AU 0.8 AU after Marsch and Tu, 90

after Asai et al., 98

熱化 ▽Pw

streamer T (MK) coronal hole 1.2 1.4 Rs 1.0 2.2 1.4 1.8 after Lang, 2000