クイズ環境グランプリ (3R編-3) 社団法人 未踏科学技術協会
新品のアルミ缶を作るときに比べて、必要なエネルギーは アルミ缶をリサイクルすると、 新品のアルミ缶を作るときに比べて、必要なエネルギーは どの位少なくなる? 問題 ① 10%ぐらいは少ない。 ② 50%程度少なくなる。 ③ 95%以上節約できる。
アルミ缶からリサイクルされたアルミの地金の57%程度がまたアルミ缶になるそうだ。 解説 ボーキサイト(アルミの原料)から新たにアルミニウムの地金を作るには大量の エネルギーが必要です。しかしリサイクルをすると、その3%程度で済みます。 リサイクルすると省エネにもなるわけ アルミ缶からリサイクルされたアルミの地金の57%程度がまたアルミ缶になるそうだ。 平成16年度の排出量です。
日本では1年間にアルミ缶を 一人あたり何本利用している? 問題 ① 50本以下だろう ② 150本程度かな。 ③ 300本にはなるだろう。
軽くて便利だけど、こんなに使っていいのかな。 解説 アルミ缶は1年間に170~180億缶消費されています。一人当たりでは 140~150缶となります。 軽くて便利だけど、こんなに使っていいのかな。 スチール(鉄)でできた缶もある。ラベルをよくみてみよう。
携帯電話1万台(約1トン)に含まれる金の量はおよそ何グラム? 問題 ① ほとんど無い。あっても1g以下。 ② 結構多い。200gぐらい。 ③ もっと多い2kgぐらい。
携帯電話やPHSは都市の鉱山(アーバンマイン)とも言われるようになった。 解説 金の鉱石1トンから3~5gの金がとれれば採算が合うとされています。それに比べて携帯電話の金の含有率は金鉱の60倍も多いのです。携帯電話は、他にも銀やパラジウムなどが多く含まれています。 携帯電話やPHSは都市の鉱山(アーバンマイン)とも言われるようになった。 そうなんだ。捨ててはいけないんだ。
日本では、飲み物用以外も含めて スチール(鉄)缶の再資源化率は何%? 問題 ① 30%以下だろう。 ② 60%程度。 ③ 90%に近い。
スチール缶の再資源化率は年々増加し、平成2年の44.8%から平成17年度には88.7%になりました。その量は1年間で77万トンにもなります。 解説 スチール缶の再資源化率は年々増加し、平成2年の44.8%から平成17年度には88.7%になりました。その量は1年間で77万トンにもなります。 すごい! やっぱり ポイ捨て、 やーめよ。 スチール缶もリサイクルすると、新しく鉄を作るときのエネルギーの75%を節約できます。
現在、日本国内で保有されて いる車は全部で何台ぐらい? 問題 ① およそ1億2500万台、ひとり1台程度 ② 7500万台程度、1.7人に1台程度 ③ 1250万台、およそ10人に1台。
だから、車1台の平均寿命は15年ということになります。 解説 およそ7500万台のうち、1年で 約500万台が廃車になっています。 だから、車1台の平均寿命は15年ということになります。 乗る人は エコドライブでね。 車の重量は1台で1トン以上ある。資源を有効利用するため、自動車リサイクル法もできました。
日本には携帯電話を使い捨てにせず回収するシステムがある? 決勝問題 ① まだそのシステムはない ② 業界による回収システムがある (モバイルリサイクルネットワーク) ③ 家電リサイクル法に含まれている
使用済みの携帯電話・PHSはこのマークのある販売店に持ってゆけば、どのメーカーのものも無償で回収してくれます。 解説 使用済みの携帯電話・PHSはこのマークのある販売店に持ってゆけば、どのメーカーのものも無償で回収してくれます。 くわしくは:http://www.mobile-recycle.net/index.html どこにそんなお店があるのかな。 マークを探して みなくちゃ。 使い終わったものも家に置きっぱなしにしておかない。メモリーを消去処理して、 お店にもってゆこう