ブレインストーミング この説明資料の内容は以下のとおりです。 ◯ ブレインストーミングについての説明 ◯ ブレインストーミングの進め方 　　◯　ブレインストーミングについての説明 　　◯　ブレインストーミングの進め方 　　◯　進め方の例 ブレインストーミングについて説明します。

『ブレインストーミングとは』 ・ 固定概念を排し、思い付きやアイデア を出し合う技法である。 ・ 想像と連想を働かせて、多くのアイデ 　 を出し合う技法である。 ・ 想像と連想を働かせて、多くのアイデ　 　 アを生み出すのに有効である。　 ブレインストーミングとは、固定概念を排し、思い付きやアイデアを出し合う技法です。 そこから想像と連想を働かせて、多くのアイデアを生み出すのに有効です。

【進め方 ①課題の設定】 ア 目的に応じた課題を設定する。 イ 課題を分かりやすい文で表現する。 例１ 「プロスポーツ観客動員を２０％ 【進め方　①課題の設定】 ア　目的に応じた課題を設定する。 イ　課題を分かりやすい文で表現する。 例１　「プロスポーツ観客動員を２０％ 　　　　増やすためにはどうしたらよいか。」 例２　「○○饅頭の販売額が伸びていない 　　　　原因は何か。」 ブレインストーミングの実際の進め方です。まずは課題を設定します。課題は、分かりやすい文章で表現することが大切です。例１，例２のように参加した人が具体的に答えられるような課題を設定しましょう。

【進め方 ②環境の整理】 ア グループ構成を設定する。 イ 時間を設定する。 ウ 机を配置する。 エ 記録用具を用意する。 【進め方　②環境の整理】 ア　グループ構成を設定する。 ・５～１２人程度が適当 ・多様なメンバーで構成（複数学年、級外、管理職） イ　時間を設定する。 ・５分～１時間（状況に応じて） ウ　机を配置する。 ・円形やコの字型 ※互いの顔が見えると協議が活発になります。 エ　記録用具を用意する。 ・模造紙、ホワイトボード、マジック　等 オ　役割を決める。 ・司会、記録　等 カ　環境や雰囲気づくりをする。 ・アイスブレイク等 次に、環境の整理です。整理していく上で大事な６つの要素を説明します。 「グループ構成の設定」についてです。１グループの人数は、５～12人程度が適当です。できるだけ多様なメンバーで構成しましょう。 「時間設定」についてです。協議する状況に応じて様々な時間設定が考えられます。 「机の配置」についてです。円形やコの字型など、人数や目的に応じて決定します。 「記録用具の用意」についてです。基本的に必要なものとして、考えを出し合う場である「模造紙」や「ホワイトボード」と、それを整理したり、書き加えたりするための「マジック」が必要です。 「役割決め」についてです。司会と記録などを決めます。 「環境や雰囲気づくり」についてです。自由に意見が出やすい環境や雰囲気をつくります。

③自由に発言、全てを記録するための４ルール】 【進め方　 　③自由に発言、全てを記録するための４ルール】 　批判厳禁 ・出されたアイデアへの批判はＮＧ 　自由奔放 ・突飛なアイデアも受容 　相乗り歓迎 ・他のアイデアに乗って出されるアイデアも歓迎 　質より量 ・たくさんの多様なアイデア歓迎 次に、絶対に守らなければいけない４つのルールを紹介します。 １つ目は「批判厳禁」です。出されたアイデアに対する批判は厳禁です。 ２つ目は「自由奔放」です。突飛なアイデアも受容していきます。 ３つ目は「相乗り歓迎」です。他のアイデアに乗って出されるアイデアも歓迎します。 ４つ目は「質より量」です。できるだけたくさんの多様なアイデアを出すことが大事です。

【進め方 ④まとめ】 ア 発言されたアイデアを参加者全員で確 認する。 イ 全く同じアイデアをまとめる。 【進め方 ⑤次のステップに進む】 【進め方　④まとめ】 ア　発言されたアイデアを参加者全員で確　 　　認する。 イ　　全く同じアイデアをまとめる。 【進め方　⑤次のステップに進む】 ・　すぐに実践につなげられるように計画　　 　　を立てる。 意見の出し合いを終えたら、まとめます。 まず、発言されたアイデアを参加者全員で確認します。 次に、全く同じアイデアはまとめていきます。 最後に、すぐに実践につなげられるように、計画を立てましょう。

課題：プロスポーツ観客動員を２０％増やすためには どうしたらよいか。 【進め方の例】 課題：プロスポーツ観客動員を２０％増やすためには どうしたらよいか。 新しい意見 新しい意見 芸能人のライブとコラボ 人文字応援 入場料の 引き下げ 競技場の 改築 相乗り意見 最初の意見 相乗り意見 還元金 プレゼント 地元新鮮野菜販売店設置 試合前後の 握手会 ○○デー等のイベント 観客も選手に なれる 相乗り意見 突飛な意見 「プロスポーツ観客動員を20％増やすためにはどうしたらよいか」という課題を例に説明します。 最初に、芸能人のライブとコラボする、人文字応援をするというアイデアが出たとします。それに対する相乗り意見として、イベントや握手会を行うというアイデアが出されました。 次に、入場料を引き下げるという新たな意見が出され、それに対して還元金をプレゼントするという相乗り意見が出されました。 次に競技場を改築するという新たな意見に対して、地元新鮮野菜販売店設置という相乗り意見が出されました。 観客も選手になれるという突飛な意見が出ることもあります。 このようにして出された多様なアイデアを基にして、今後の計画を立てていきます。