産婦人科医がひとりでも 増えるために我々ができること 第6回 産婦人科スプリングフォーラム グループ4
産婦人科医の勧誘は 苦難の連続である
数々の障害を乗り越えて入局へたどり着く 5年生 入局 6年生 ①6年生で選択するか ②どこで研修するか ③研修に選択するか ④最後の決断 途中で増える機会はない(特に地方では、研修で他県を選択するとほぼ100%帰ってこない) 入局 6年生 1年次 2年次 国家試験合格
産婦人科医の増加 の数を増やす いかにして を勧誘するか 産婦人科医の増加 の数を増やす いかにして を勧誘するか II スタート時点 II 学生
学生教育の重要性
第6回 産婦人科スプリングフォーラム in 淡路夢舞台 2016年3月5日- 3月6日
賛同の多かった意見
①初期研修の産婦人科必修化 ②医師ロールモデルの作成 ③シミュレーション教育 回らないと伝えにくい 回らないと伝えにくい 難しければ回ってもらう工夫→若手委員会が計画中 ②医師ロールモデルの作成 憧れ、目標となる人物の存在 特に女性医師 ③シミュレーション教育 ALSO、J-MELS、ラパロセミナー
④ポイント制のご褒美システム ⑤勧誘に関する年代別ワークショップ 分娩見学○件達成→会陰切開縫合、帝王切開 ⑤勧誘に関する年代別ワークショップ 20代、30代、40代、50代、教授の部でシンポジウム
最も賛同の多かった意見
「最優秀リクルート賞」
発案の経緯 この賞を考えるにいたった経緯
地方大学を去った産婦人科志望の医師は どこへ行ったのか
地方大学で温めた 産婦人科志望の卵 しかし地方、都市の格差はどうしようもない。 都市圏で孵化している
日本全体で産婦人科医を 増やしたい立場から
厳しい環境で卵を温めた 地方大学も評価されるべき
新規産婦人科学会入会者あ 出身大学 の ランキング 新規産婦人科学会入会者あ 出身大学 の ランキング
「最優秀リクルート賞」 ・前年度の日産婦学会入会者の出身大学データを利用 ・出身大学ごとの入会者数でランキング ・日本産科婦人科学会学術集会で上位10大学を発表する ・1位の大学は学術集会で勧誘のプレゼンを行う ・1位の大学にはサマースクールの無料招待枠
「参勤交代」制度 リクルート下位の大学は、学生教育担当の教員を1位の大学に派遣する それだけではなく
良質な学生指導・勧誘ができている施設の方法を知り、共有できる 勧誘の努力が正当に評価され 絶大なアピールとなる 良質な学生指導・勧誘ができている施設の方法を知り、共有できる
バイアスが大きい 問題点として出た意見 (もともと志望していた学生が多い) もともと志望していた学生をちゃんと産婦人科にすることも評価されていいという意見もある
学生勧誘の評価にFocusをしぼるために 実習開始前の志望科の調査 学会入会時にアンケートを実施
日本全国で温めた卵 都会でも地方でも 産婦人科医として 孵化することを願って