2010年12月13日(月) 日本地理 第7課 日本の生活・文化 開課班級:夜四技日語三甲 任課教師:山藤夏郎
(3)東アジアとの関係 中国や朝鮮半島と共通する文化が多い 漢字文化圏 漢字 箸(はし) 仏教
(4)日本語 漢字から片仮名・平仮名
古い日本語(書き言葉) ▲『平家物語』
『源氏物語』(日本の代表的古典文学) 【原文】 【現代日本語訳】 10世紀頃の日本語(書き言葉) いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。 はじめより我はと思ひ上がりたまへる御方がた、めざましきものにおとしめ嫉みたまふ。同じほど、それより下臈の更衣たちは、ましてやすからず。朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、恨みを負ふ積もりにやありけむ、いと篤しくなりゆき、もの心細げに里がちなるを、いよいよあかずあはれなるものに思ほして、人のそしりをもえ憚らせたまはず、世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。 【現代日本語訳】 どの帝の御代であったか、女御や更衣が大勢お仕えなさっていたなかに、たいして高貴な身分ではない方で、きわだって御寵愛をあつめていらっしゃる方があった。 最初から自分こそはと気位い高くいらっしゃった女御方は、不愉快な者だと見くだしたり嫉んだりなさる。同じ程度の更衣や、その方より下の更衣たちは、いっそう心穏やかでない。朝晩のお側仕えにつけても、他の妃方の気持ちを不愉快ばかりにさせ、嫉妬を受けることが積もり積もったせいであろうか、とても病気がちになってゆき、何となく心細げに里に下がっていることが多いのを、ますますこの上なく不憫な方とおぼし召されて、誰の非難に対してもおさし控えあそばすことがおできになれず、後世の語り草にもなってしまいそうなお扱いぶりである。
外来語 コロッケ(油炸丸子)…フランス語 オペラ(歌劇)…イタリア語 パン…ポルトガル語 ボタン…ポルトガル語 テンプラ…ポルトガル語 コロッケ(油炸丸子)…フランス語 オペラ(歌劇)…イタリア語 パン…ポルトガル語 ボタン…ポルトガル語 テンプラ…ポルトガル語 ガラス…オランダ語 コップ…オランダ語 ※西洋の言葉を日本語に取り入れるようになったのは、16世紀末頃から。 ※最近の外来語はほとんどが英語から
b伝統産業…西陣織、友禅染、清水焼など。 日本の伝統的文化 (1)伝統的な文化をもつ町 ①京都 794年~1868年…日本の首都 a伝統文化 …古都の町並みと建造物 →世界遺産に登録され保存につとめる。 b伝統産業…西陣織、友禅染、清水焼など。
西陣織
友禅染
清水焼
b 伝統産業…加賀友禅、金沢漆器、金沢箔など。 ②金沢 a 伝統文化…武家屋敷や庭園などの城下町 b 伝統産業…加賀友禅、金沢漆器、金沢箔など。
金沢
金沢
金沢
金沢
金沢
加賀友禅
金沢漆器
金沢箔
(2)伝統文化の保護 ○文化財保護法…歴史的な建築物・遺跡などを保護 ○古都保存法…京都・奈良・鎌倉などの歴史のある都市では、新しく建築物を建てる場合には、規制の枠内で建てなければならない(高さ、色など)。
(3)各地の伝統産業 ①織物…アツシ織 →アイヌの人たちの伝統的織物 ②陶磁器…有田焼(佐賀県) ・美濃焼(岐阜県) ③その他…南部鉄器(岩手県) ・雲州そろばん(島根県) ・輪島塗(石川県)など