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1.認知症の理解 平成26年末の統計では462万人 認知症と診断された方がいらっしゃると出ております。 平成26年末の統計では462万人 認知症と診断された方がいらっしゃると出ております。 MCIと言って軽度認知障害の方はさらに500万人を超えていると言われており、合計するとゆうに1000万人を超える事になります。
1.認知症の理解 認知症は 脳の病気が 原因です
1.認知症の理解
1.認知症の理解(種類) アルツハイマー病 レビー小体型認知症 前頭側頭型認知症 脳血管性認知症 その他
アルツハイマー型認知症の経過
脳血管性認知症の経過
2.認知症の症状(中核症状) 【記憶障害】 ② ① ③ ④ ●大切な情報 ●関心のある情報 ○無駄な情報 ●大切な情報 ●関心のある情報 ○無駄な情報 ① ② ③ ④ 出典:認知症サポーター養成講座標準教材 (特定非営利活動法人地域ケア政策ネットワーク 全国キャラバンメイト連絡協議会作成)
手続き記憶 意味記憶 エピソード記憶 どのような記憶から失われていくのか 体で覚えたような記憶 社会全体に通用する 知識についての記憶 個人の体験の記憶 まずはこのエピソード記憶から失われていきます。実はこのエピソード記憶、昔のことを良く覚えているのではなく、残り少ない記憶を繰り返し話すことが多いのです 次に失われていくのが意味記憶。これは長期にわたって繰り返し蓄積された知識なのです。漢字の読み書きや掛算九九、計算などの記憶がこれに当てはまります。 最終的に失われていくのが手続き記憶。お箸の使い方、トイレの使い方、着替えなどです。 体で覚えたような記憶で、本能的に残っていると思われがちなのが食事ですが、この食事の方法も忘れてしまいます。
2.認知症の症状(中核症状) 【記憶障害】 ≪一般的な物忘れと認知症の物忘れの違い≫ 加齢による物忘れ 認知症による物忘れ
2.認知症の症状(中核症状) 【見当識障害】 1.時間 2.場所 3.人物 ①時間の見当識障害→時間や季節感の感覚が薄れる ②場所の見当識障害→今どこに居るのか分からなくなる ③人物の見当識障害→その人が誰なのか分からなくなる 3.人物
2.認知症の症状(中核症状) 【理解・判断力の障害】 ①考えるスピードが遅くなります ②二つ以上のことが重なるとうまく処理できなくなります ③いつもと違うできごとで混乱しやすくなります ④目に見えないしくみが理解できなくなります
2.認知症の症状(中核症状) 【実行機能障害】 計画を立て、段取りをすることができなくなります 【その他】 その場の状況が読めなくなったりします 認知症による記憶障害、見当識障害、 理解・判断の障害のため、周囲からの 刺激や情報に対して正しい解釈が できなくなる事があります
3.行動・心理症状とその支援 本人が 一番つらい 記憶障害 見当識障害 混乱 怒り うつ 悲しみ 不安 怯え 孤独
3.行動・心理症状とその支援 また失敗! 認知症になり、失敗ばかり続いて・・・ 大丈夫だよ 元気がなくなる 穏やかに 進行 症状の悪化
4.認知症の診断・治療 早期診断のメリット 治る認知症?? 認知症の診断は初期ほど難しく、専門の医療機関への受診が必要です CT、MRI、SPEC脳の血流検査などの画像検査、記憶知能などに関する心理検査に加え、認知症のような症状を引き起こす身体の病気ではないことを確認するための検査を行います。 ①病気の理解ができる時点で受診し、少しずつ理解を深めていけば生活上の障害を減らしその後のトラブルを減らすことも可能です ②障害の軽いうちに障害が重くなったときの後見人を決めておくなど、準備をしておけば認知症になっても自分が願う生き方を全うすることは可能です 治る認知症 正常圧水頭症 脳腫瘍 慢性硬膜下血腫 甲状腺ホルモン異常 不適切な薬の使用 治る認知症??
5.認知症の予防 閉じこもりを防ぐ 生活習慣病の予防 ①快刺激で笑顔に ③役割・日課を持とう ④ほめる、ほめられる 脳の ストレスの 活性化 ②コミュニケーションで安心 ③役割・日課を持とう ④ほめる、ほめられる ストレスの 軽減 脳の 活性化
6.若年性認知症 高齢者に比べて 病気への理解が 少ない 経済的困難に陥る ことが多い
認知症の人への対応の心得『3つの「ない」』 7.認知症の人と接するときの心がまえ 認知症の人への対応の心得『3つの「ない」』 驚かせない 急がせない 自尊心を傷つけない
7.認知症の人と接するときの心がまえ まずは見守る 具体的な対応の7つのポイント 余裕を持って 対応する 声をかけるときは 一人で 後ろから 相手に目線を合わせて やさしい口調で 余裕を持って 対応する おだやかに、はっきりした 話し方で 声をかけるときは 一人で 相手の言葉に耳を傾けて ゆっくり対応する 後ろから 声をかけない
認知症サポーターとは ・オレンジリングをつけて下さい ・ご家族やご友人にも認知症について正しく教えて あげて下さい 認知症サポーターは「なにか」特別なことをする人ではありません ・オレンジリングをつけて下さい ・ご家族やご友人にも認知症について正しく教えて あげて下さい ・認知症の人とご家族をあたたかく見守って下さい
誰もが安心して最期まで 暮らしやすい地域を目指して ご清聴ありがとうございました
参考文献 *認知症サポーター養成講座標準教材 (全国キャラバン・メイト連絡協議会) *やさしく学ぶ認知症ケア(編著:長谷川和夫) (全国キャラバン・メイト連絡協議会) *やさしく学ぶ認知症ケア(編著:長谷川和夫) *図表で学ぶ認知症の基礎知識 (認知症介護研究・研修東京センター)