自ら課題をもち、意欲的に学ぶ生徒を求めて 平成19年度 自信と誇りに結ぶ我が校の教育実践 岐阜市立長森中学校 自ら課題をもち、意欲的に学ぶ生徒を求めて
めあてをもって、励まし合い、やりぬく生徒 長森中学校の教育目標 めあてをもって、励まし合い、やりぬく生徒 ~立志・共創・自立~
確かな学力 19年度 めざす学校のすがた 1 生徒に学力と社会性をきちんと身に付けさせ、 地域に中学生の活力を示す。 19年度 めざす学校のすがた 地域に信頼される学校づくり 1 生徒に学力と社会性をきちんと身に付けさせ、 地域に中学生の活力を示す。 2 保護者・地域との連携に努めながら、実践を 続けていく。 確かな学力 ●質の高い学習集団づくり ●できる・分かる授業づくり
確かな学力を育成するために ・質の高い学習集団づくり ・できる・わかる授業づくり
学習長や教科係を中心に生徒自らが目標をもち 自分たちで高め合う取組を行い、成果を自分たちで 評価する。 1 質の高い学習集団づくり ◆「学習集団」の育成 学習長や教科係を中心に生徒自らが目標をもち 自分たちで高め合う取組を行い、成果を自分たちで 評価する。 「きびきびスタートダッシュキャンペーン/席チャイム」 「さわやかあいさつキャンペーン/授業の開始のあいさつ」 きびきびスタートダッシュキャンペーン記録表
大切にしたこと ①学習長からの全校への提案放送 ②学級・班・個人の目標設定 ③教科係による呼びかけと記録 ④掲示による取組結果の公表 ②学級・班・個人の目標設定 ③教科係による呼びかけと記録 ④掲示による取組結果の公表 ⑤学習長からの評価放送 取り組む価値や必要性を考えさせる。 係と長、さらには学級のリーダーにまで意識を広げ、集団としての質の高まりを求めさせる。
学習長の願い けじめのある授業態度の徹底 ○授業評価オール5をとろうとする意識の浸透。 どうすれば授業評 価5がとれるかを分析。それを中心 とした キャン ペーンを行う。また、授業評価5の大切さ を伝え、みんなには自分で出来ることを考えてもらう。 そして「全校オール5」を目標とする。 ○“準備OK席チャイム”、大きな声で挨拶“準備OK”の席 チャイムを目標とすることで忘れ物をなくしていく。全員 が大きな声で挨拶することで授業と休み時間のけじめ をつける。 ○期末テスト前、学ぶ君の時間に過去問やワークに取り 組み、わか らないところを班で教え合う。
立志祭 昨年度の立志祭
2 できる・わかる授業づくり 基礎基本の定着を図る教科指導のあり方 ~個に応じた指導方法の工夫~ 指導者を招聘した5回の研究授業 2 できる・わかる授業づくり 基礎基本の定着を図る教科指導のあり方 ~個に応じた指導方法の工夫~ 指導者を招聘した5回の研究授業 全員の授業公開 【支援】 家庭学習課題の提示と見届け 課題テストの定期的実施 放課後学習等の工夫
(1)ステップアップテスト(課題テスト) ①実施内容 国語 数学 英語 ②実施方法 ア 各教科の課題を配布 イ 自主学習ノートの見届け ①実施内容 国語 数学 英語 ②実施方法 ア 各教科の課題を配布 イ 自主学習ノートの見届け ウ ステップアップテストの実施 エ 採点、返却 オ ステップアップタイム (不合格者を対象とし、合格するまで学習 の指導、援助を行う。)
(2)学ぶ君(期末テストに向けた学習長会主催の学習会) ①実施内容 学級別学習会 教科別学習会 ②実施方法 ア 学級別学習会…教科係作成のプリント学習(教科担任巡回) イ 教科別学習会…教科担任がブースを設け、希望生徒のつまづきに対応
平成19年度 地域・保護者の方の教育アンケート(12/7) 平成19年度 地域・保護者の方の教育アンケート(12/7) 教育活動についてのアンケート結果 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 ①本校の教育目標を存じですか。 ②毎日、めあてをもった生活をしている。 ③仲間とともに協力し合って生活している。 ④自分たちで活動をやりきり、自分や班・学級等に自信や誇りをもっている。 ⑤長森中らしい活動が計画的に実施されている。 ⑥学校の教職員が熱心に生徒の教育・指導にあたっている。 ⑦学校・学年・学級のたよりや授業参観などで学校の様子が家庭や地域に伝わっている。 ⑧病気やけがをしたとき適切に対応している。 ⑨基礎的基本的な学力が身に付いてきている。 ⑩思いやる心が育ってきている。 ⑪学級や生徒会の活動、行事などに進んで取り組んでいる。 ⑫自分だけでなく、相手も大切にし、人と関われる子どもに育ってきている。 ⑬部活動などを通して健康な体づくりに努めている。 ⑭できる・分かる授業づくりに努力している。 ⑮生徒に温かい言葉をかけたり親身になって相談にのったりしている。 ⑯家庭や地域の声を真剣に受けとめ、誠意をもって対応している。 ⑰学校に子どもを安心して任せることができる。
おわりに 保護者からの要望でもある「確かな学力」の育成をめざし、生徒自ら課題をもち、意欲的に取り組む姿勢を大切にしてきた。生徒たちは、様々なキャンペーン活動を仕組み、主体的に判断し、よりよく問題を解決する力を付けつつあります。 今後も基礎・基本の定着を図り、保護者・地域から信頼される学校づくりに取り組んでいきたいと思います。