“Where am I?” Big Maze in Leeds Castle
“Where am I?”
方向感覚質問紙研究における 方法論的問題点の整理 日本心理学会第69回大会ワークショップ WS108 質問紙を用いた方向感覚研究の現状と問題点(2) 話題提供:竹内謙彰(愛知教育大学)
Ⅰ.方向感覚質問紙研究に意義はあるか -1- Ⅰ.方向感覚質問紙研究に意義はあるか -1- 理論的意義:素朴概念としての方向感覚とは具体的にはどのようなものかを検討することに資する。 方向感覚質問紙を構成しその因子構成を探ることで,方向感覚という概念に含まれる諸側面を明らかにすることができる。ただし,どのような能力であるかを明らかにするには,実際の空間行動を詳細に分析するなど,別の方法を採る必要がある。
Ⅰ.方向感覚質問紙研究に意義はあるか -2- Ⅰ.方向感覚質問紙研究に意義はあるか -2- 実用的意義:方向感覚の測度としての洗練。 具体的な効用:例えば,極端に方向感覚が悪い(方向オンチの)個人を特定することで,そのような人でも迷わない建築物や経路を作ることに資するなど。また,スクリーニングのテストとしての応用。測定した個人ごとのプロフィールを描き,各人がどのような特徴を持っているかを描写するなど。 しかし,測定の精度はそれほど高くない。
Ⅱ.方法論的問題点の整理 -1- (1)測定の方法:1)客観検査法 能力を測定するという観点からすれば,最もふさわしい方法 Ⅱ.方法論的問題点の整理 -1- (1)測定の方法:1)客観検査法 能力を測定するという観点からすれば,最もふさわしい方法 浅村(2004)の報告した「課題遂行型方向感覚テスト」の内,特に「新奇空間を利用した空間認知テスト」は,今後の発展が期待できる。理由は,このテストがperformance test であることに加え,新奇空間をCGによって構成するので,汎用性が高いことである。
Ⅱ.方法論的問題点の整理 -2- (1)測定の方法:2)他者評定法 方向感覚の測定には用いられてこなかった。 Ⅱ.方法論的問題点の整理 -2- (1)測定の方法:2)他者評定法 方向感覚の測定には用いられてこなかった。 特定の一人の人間が,他者の方向感覚について評定することには,信頼性の点で無理がある。また,一致率を算出することで信頼性の確認を行うこともできるが,実施には煩雑さがつきまとう。
Ⅱ.方法論的問題点の整理 -3- (1)測定の方法:3)自己評定法 実施の簡便さでは優れている Ⅱ.方法論的問題点の整理 -3- (1)測定の方法:3)自己評定法 実施の簡便さでは優れている 一般的問題点(1):回答者が正直に答えているかどうかによって,得られる結果が異なるという問題→虚偽尺度によるチェック 一般的問題点(2):特定の反応をしやすい(例えば,極端に否定的な選択肢ばかりを選ぶなど)といった応答の構えの問題
Ⅱ.方法論的問題点の整理 -3- (続き) 一般的問題点(3):質問の意味が明瞭ではない問題。SDQ-Sには「知らないところでも東西南北をあまり間違えない」という項目があるが,「知らないところ」とはどんなところであり,「あまり」というのはどの程度なのか,といったことは,回答者によって,その理解内容が異なる。 ただし,一項目だけでは意味が明瞭でなく,個人差の弁別が困難であったとしても,尺度を構成する項目数が増えれば,弁別力は向上する
方向感覚質問紙に固有の問題(1) 回答者が自己の方向感覚に関連する事象をモニターする精度自体に個人差や性差がある(浅村, 2004)。 例:方向判断課題では女性の方が男性より,方向感覚の良さと方向判断の正確さとの間に関連が見いだされやすい(竹内, 1992)。 男性では方向感覚下位群の方が方向判断が正確だという予想に反する結果→方向感覚を重視する程度と精度とが関連(浅村, 2002)。
方向感覚質問紙に固有の問題(2) 空間行動を言語によって質問することに伴う問題(松井孝雄, 2002)。 しかし,日常遭遇する可能性の高い状況を提示することで,ある程度正確な予想は可能。 むしろ難しいのは,自動化されている問題解決プロセスの場合には,問われても意識化がなされにくい点。
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -1- 予測的妥当性:松井孝雄(2004a; 2004b)によるレビューによれば,空間的問題解決と方向感覚自己評定の高低との間に関連を示す研究がある一方で,そうした関連がみられない研究もあることが示されている。方向感覚の高低は,複数の情報の統合によりメトリックな情報を獲得する能力を的確に測定していると考えられる諸課題の成績とは,有意な関連を示しているようである。
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -2- 竹内(2003)は,「記憶と弁別」因子(当該論文では,「目印・記憶」)得点が特に低い実験参加者の経路学習成績を検討しており,彼らは経路選択において多くの誤りを犯しているが,「方位と回転」(同論文では「東西南北・地図」)因子得点はそれほど低くはなく,中には遠距離の方向判断は比較的正確に行うものもあることを指摘している。少数例の分析ではあるが,因子の独立性を考える上で,示唆的。
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -3- 方向感覚が特に優れていたり,逆に劣っていたりする人々を,一般群から弁別しうるかどうかも,予測的妥当性にとって重要な検討課題。SDQ-S得点の分布の両端から実験協力者を募って経路学習をさせた実験(Kato & Takeuchi, 2003)では,方法感覚の悪い群のみに経路再生の誤りがあり,特に方向感覚が悪い人を特定することには,ある程度の有効性があると言える。しかし,筆者が知る限り,エキスパートを一般の人から弁別しうるかどうかを検討した研究報告はない。今後の課題である。
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -4- 方向感覚質問紙の得点と空間能力の測度との間に直線的な相関関係があるかどうかの検討は,未だなされていない。竹内(1992)が用いたSDQ-Sの各下位尺度の得点は正規分布に近いが,そのことが,SDQ-Sと空間能力得点との直線的相関関係に結びつくものではない。変数間の関連がどのような性質を持つものかについての検討も,今後の課題。
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -5- 因子的妥当性と概念的妥当性:SDQ-Sは2因子構造。直交回転であるヴァリマックス法を用いたもの(竹内, 1990; 1992)も,斜交回転であるプロマックス法によって再分析した結果(竹内, 2005)でも,2因子構造であることは確認されている。なお,斜交回転の方が直交回転より項目の分離が明瞭であるものの,両者の間に極端な違いはない。斜交回転の方が項目群の分離が明瞭なのは,両因子間に比較的高い有意な相関があるからである。
表1 竹内(1992)の532名のデータに基づく因子分析結果:プロマックス回転後のパターン行列(2因子解) 因子1 因子2 4 知らない土地へ行くと,とたんに東西南北がわからなくなる 0.859 -0.083 15 知らないところでも東西南北をあまり間違えない 0.803 -0.136 12 道順を教えてもらうとき,「右・左」で指示してもらうとわかるが,東西南北で指示されるとわからない 0.781 -0.087 9 電車(列車)の進行方向を東西南北で理解することが困難 0.745 -0.038 7 知らないところでは,自分の歩く方向に自信が持てず不安になる 0.597 0.094 6 ホテルや旅館の部屋にはいると,その部屋がどちら向きかわからない 0.583 0.086 1 地図上で,自分のいる位置をすぐに見つけることができる 0.430 0.200 13 事前に地図を調べていても初めての場所へ行くことはかなり難しい 0.412 0.286 18 頭のなかに地図のイメージをいきいきと思い浮かべることができる 0.340 0.289 2 住宅地で同じ様な家がならんでいると,目的の家がわからなくなる 0.313 0.285 20 二人以上で歩くと人について行って疑わない 0.272 0.257 5 所々の目印を記憶する力がない 0.007 0.782 3 何度も行ったことのあるところでも目印になるものをよく憶えていない -0.125 0.778 14 目印となるものを見つけられない -0.043 0.717 11 景色の違いを区別して憶えることができない 0.015 0.626 8 道を曲がるところでも目印を確認したりしない -0.086 0.505 10 自分がどちらに曲がってきたかを忘れる 0.230 0.435 19 特に車で右・左折を繰り返して目的地についたとき,帰り道はどこでどう曲がったらよいかわからない 0.278 0.426 17 人に言葉で詳しく教えてもらっても道を正しくたどれないことが多い 0.133 0.370 16 見かけのよく似た道路でも,その違いをすぐに区別することができる 0.254 0.323 因子抽出法: 最尤法 回転法: Kaiser の正規化を伴うプロマックス法
表2 英国の学生39名のデータに基づく因子分析結果:プロマックス回転後のパターン行列(2因子解) 表2 英国の学生39名のデータに基づく因子分析結果:プロマックス回転後のパターン行列(2因子解) 因子1 因子2 5 所々の目印を記憶する力がない 0.844 -0.140 11 景色の違いを区別して憶えることができない 0.764 -0.063 10 自分がどちらに曲がってきたかを忘れる 0.700 0.269 3 何度も行ったことのあるところでも目印になるものをよく憶えていない 0.651 0.057 19 特に車で右・左折を繰り返して目的地についたとき,帰り道はどこでどう曲がったらよいかわからない 0.631 0.123 17 人に言葉で詳しく教えてもらっても道を正しくたどれないことが多い 0.580 -0.104 2 住宅地で同じ様な家がならんでいると,目的の家がわからなくなる 0.565 -0.097 14 目印となるものを見つけられない 0.563 -0.349 20 二人以上で歩くと人について行って疑わない 0.511 -0.273 16 見かけのよく似た道路でも,その違いをすぐに区別することができる -0.500 -0.250 1 地図上で,自分のいる位置をすぐに見つけることができる -0.488 -0.034 8 道を曲がるところでも目印を確認したりしない 0.439 13 事前に地図を調べていても初めての場所へ行くことはかなり難しい 0.416 0.175 18 頭のなかに地図のイメージをいきいきと思い浮かべることができる -0.340 -0.064 15 知らないところでも東西南北をあまり間違えない 0.103 -0.967 4 知らない土地へ行くと,とたんに東西南北がわからなくなる 0.011 0.805 12 道順を教えてもらうとき,「右・左」で指示してもらうとわ かるが,東西南北で指示されるとわからない -0.056 0.549 6 ホテルや旅館の部屋にはいると,その部屋がどちら向きかわからない 0.287 0.522 7 知らないところでは,自分の歩く方向に自信が持てず不安になる 0.196 9 電車(列車)の進行方向を東西南北で理解することが困難 -0.161 0.244 因子抽出法: 最尤法 回転法: Kaiser の正規化を伴うプロマックス法
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -6- SDQ-Sの二つの尺度の理論的(概念的)根拠には,Hart & Moore (1973)による参照系の発達モデル(自己中心的参照系→固定的参照系→協応参照系)における第2及び第3のレベルとの対応,空間認知方略におけるルートマップ型とサーヴェイマップ型の区分との対応,更には男女でそれぞれ異なる大規模空間認知に際して用いられる方略として,方位などのメトリックな空間手がかりへの依存と目印への依存という二つのタイプ(Galea & Kimura, 1992)に区分することとの対応,を挙げることができる。
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -7- 方略やスキルを問う形で質問紙を洗練するという発展方向もあり得る。例えばLawton(1994)はそうした質問紙を開発しているが,それらもまた,SDQ-Sの2因子に類似した因子構成,すなわち,"orientation strategy"と"route strategy"の二つの因子からなる尺度となっている。
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -8- 方向感覚質問紙が扱いうる守備範囲の拡張 (2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -8- 方向感覚質問紙が扱いうる守備範囲の拡張 村越ら(Murakoshi & Kawai, 2000; 村越, 2002)は,二つの因子以外に,“wayfinding in unfamiliar environment” あるいは「土地勘」と命名される因子を見いだした。この因子(尺度)が測定すると考えられるのは,特定の場所に関する構造や形状に関する知識及びその活用方法である。未知の場所での経路探索には,自分がいる場所に関する知識を動員し,「こういう場所なら,出口はあちらにあるはずだ」などといった推論を頻繁に行う。そうした知識が豊富で適切な使用ができるほど,経路探索は容易になる。これをうまく測定できれば,この新たな尺度は有望。
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -9- 松井裕子(2004)は,新たに構成した方向感覚質問紙の調査結果を分析して4因子を抽出したが,その内新たな因子として,「均質環境での定位」と「他者への依存性」という二つの因子を同定している。この2因子は,谷(1980; 1987)や浅村(1997)の研究でも対応する因子が見いだされている。これら二つの尺度得点は,ビデオによる経路学習課題における地図上での経路再生成績との間に有意な関連が見いだされており,一定の予測的妥当性を持った尺度だと言える。ただし,「均質環境での定位」では正の関連だが「他者への依存性」については負の関連である。
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -10- 「均質環境での定位」の項目についてみると,SDQ-Sでは「記憶と弁別」に含まれていた項目も見られる。また,「方位と回転」に相当するようなスキルもある程度関係していよう。しかし,この尺度の本質的な特徴は,おそらく環境内の手がかりへの敏感さなのではないだろうか。そう考えれば,「均質環境での定位」には,独立した尺度としての意義があるといえよう。
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -11- 「他者への依存性」について。「方向オンチの人は自分で道を探したり地図を読むための努力をしたりせず,すぐ人に尋ねようとする」ということは,日常的によく言われる。それ故,こうした行動や態度の傾向は,少なくとも素朴概念のレベルで一定のまとまりを構成するものだと言ってよい。一般的には,依存性はパーソナリティ特性の一つと考えることもできる。そう考えるならば,パーソナリティの特徴が,経路探索場面などで現れる傾向を捉えていると言えるかもしれない。
(2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -11- (続き) (2)方向感覚質問紙の妥当性の検討 -11- (続き) 「他者への依存性」尺度は,個人の能力を測定するという点から見ると,ふさわしいとは言えないもの(能力形成の妨害要因?)。 しかし,松井裕子(2004)も指摘するように,外的情報資源の利用方略という積極的位置づけが可能なものでもありうる。この方向で尺度を発展させる可能性があるのではないか。
結論 -1- 方向感覚測定研究の発展方向として,一つにはperformance test を洗練するという方向に発展の可能性があることを指摘したが,実施の簡便さという点では,やはり質問紙を洗練するという発展方向にも可能性はあると言ってよい
結論 -2- 質問紙の発展方向(1):妥当性を高めることが,その基本。すでに見てきたように,SDQ-Sを初めとするいくつかの方向感覚質問紙には,一定の妥当性があると考えられる。しかし,残された課題も多い。具体的には,エキスパートを弁別できるかどうかのチェックや,実際の空間的問題解決の際に必要とされる方略を同定し,それと関連づけて妥当性をチェックするなどが,当面重要な課題であろう。
結論 -3- 質問紙の発展方向(2):質問紙が測定すべきものは何かという問題も,十分吟味が必要。個人内の能力としては,「方位と回転」や「記憶と弁別」以外に,測定すべき核となる概念として,「場所に関する知識とその活用」や「環境内の手がかりに対する敏感さ」などがその候補として有望。すでにいくつかの質問紙が作成され妥当性の検討もなされてきている。もう一つ,「外的資源の利用」として他者に経路を尋ねるという方略を,積極的に取り上げることもできる。むしろ,これはperformance test では測定しにくいものであり,質問紙だからこそうまく測定できるという点で,質問紙の優位性を発揮できるのではないか。
結論 -4- 扱わなかった問題(1):質問紙の形式に関して。SDQ-Sを初め多くの方向感覚質問紙は,5段階評定などのリッカート法を採用しているが,この形式が最もよいものかどうかは保証の限りではない。「はい・いいえ」の二者択一,あるいは「はい・どちらでもない・いいえ」の三者択一式の方が,調査協力者には回答しやすいかもしれない。また,Sensation Seeking Scale のように,二つの異なる行動や態度を示して,どちらがより好ましいかを問うという形式もあり得る。そうした形式に関する試みは今までなかったが,新たな発展が,こうした方向でもあり得るかもしれない。
結論 -5- 扱わなかった問題(2):項目分析の問題。各因子がどのようなものを測定しているかを概念的,理論的に良く吟味した上で,項目の修正加除を行っていくことも必要。具体的には,例えば,SDQ-Sの「方位と回転」因子には,「東西南北」という言葉が入った4項目が,高い負荷を示す。同一の尺度を代表する項目には,ある程度似通った表現が用いられることはあり得ることだが,この場合には,4項目間の相関が高いために,まとまりの良い因子が抽出されている可能性もある。測定されるものの概念的吟味を行った上で,異なる表現を採用する方向で項目の修正を行うことも必要かもしれない。
文献 浅村亮彦. (1997). 方向感覚質問紙構成の試み. 北海道心理学研究, 21, 1-14.. 浅村亮彦. (1997). 方向感覚質問紙構成の試み. 北海道心理学研究, 21, 1-14.. 浅村亮彦. (2002). 方向感覚の個人差による空間情報処理の異質性. 日心66回大会, 672. 浅村亮彦. (2004). SDQ-S利用上の問題点と精度の高い方向感覚測定法の確立に向けて. 日心第68回大会ワークショップ96における話題提供. Galea, L. A. M., & Kimura, D. (1992). Sex differences in route-learning. Personality and Individual Differences, 14, 53-65. Hart, R. A., & Moore, G. T. (1973). The development of spatial cognition: A review. In R. M. Downs, & D. Stea. (Eds.). Image and environment. Chicago: Aldine. Pp.246-288. Kato, Y., & Takeuchi, Y. (2003). Individual differences in wayfinding strategies. Journal of Environmental Psychology, 23, 171-188. Lawton, C. A.(1994). Gender differences in way-finding strategies: Relationship to spatial ability and spatial anxiety. Sex Roles, 30, 765-779. 松井孝雄. (2002). 空間認知. 井上毅・佐藤浩一(編). 日常認知の心理学. 京都:北大路書房. Pp.225-241. 松井孝雄. (2004a). 質問紙を用いた方向感覚研究の現状と問題点. 日心第68回大会ワークショップ96における企画趣旨説明.
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