地理情報システム論 第14回 ラスタ形式による空間的演算 GISの応用(2)~土地利用の予測 2011.07.22 地理情報システム論 第14回 ラスタ形式による空間的演算 GISの応用(2)~土地利用の予測 坂口利裕
ベクタ形式からラスタ形式への変換 点情報から面情報 標高データ・地価データなど「高さ」情報を持つデータから情報のない空間の情報を補間 地理情報システム論 2011.07.15 ベクタ形式からラスタ形式への変換 点情報から面情報 標高データ・地価データなど「高さ」情報を持つデータから情報のない空間の情報を補間 直線的補間 A B 112 75 A B 曲線的補間 2011.07.22 地理情報システム論 坂口利裕
Spatial Analyst ツールによる処理 地理情報システム論 2011.07.15 Spatial Analyst ツールによる処理 ↓ツールバー表示の設定 ② ① 2011.07.22 地理情報システム論 坂口利裕
オプションの設定 処理範囲を部分的に限定させる場合 セルサイズを指定する場合 2011.07.22 地理情報システム論
ラスタへの変換 Point型データ 「高さ」のフィールド 出力データ名 2011.07.22 地理情報システム論
地価公示の処理例 国土数値情報からダウンロード 解凍してKsjToolで形式変換 投影変換して「地域マップ」に追加 「フィルタ設定」で利用種別を「住宅」などに限定 地価(PLP)を「高さ」情報とみなして標準地(データポイント)以外の地価を補間 2011.07.22 地理情報システム論
土地利用の予測モデル 社会経済の計量モデル ローリーモデル BASSモデル 2011.07.22 地理情報システム論 2011.07.22 坂口利裕
簡便な手法 ラスター形式による土地利用マップ ゾーンに分割 変化量の集計 シミュレーション メッシュ単位での集計が簡単(10×10など) 地理情報システム論 2011.07.22 簡便な手法 ラスター形式による土地利用マップ ゾーンに分割 メッシュ単位での集計が簡単(10×10など) 地形・規制・交通条件等の属性でグループ化 変化量の集計 属性ごとの平均的な(自然的な)変化割合を算出 シミュレーション 変化割合を元に将来の変化を予測 交通網の整備(による属性の変化)などの影響評価 2011.07.22 地理情報システム論 坂口利裕
事例 首都圏の宅地供給面積の予測 過去の動向から,今後の宅地への変換が見込める土地面積を予測 国土計画・地域計画の基礎資料 地理情報システム論 2011.07.22 事例 首都圏の宅地供給面積の予測 過去の動向から,今後の宅地への変換が見込める土地面積を予測 国土計画・地域計画の基礎資料 原資料は「細密数値情報」(10mメッシュの土地利用現況データ) 500mメッシュ(50×50=2500メッシュ)で区分して集計 2011.07.22 地理情報システム論 坂口利裕