●校内研修(自立型研修)での活用 自立型研修での活用について紹介します。 研修の中でも最も身近なものとして、校内研修があげられます。 この校内研修でICT活用指導力向上のための研修を行う場合には、次のような点を配慮するといいでしょう。
研修計画の立て方 研修のねらいの確認 研修参加者の実態把握 研修参加者(研修企画者)の必要事項の確認 適切な研修内容の設定のために実施 ICT活用指導力チェックシートなどを活用 研修参加者(研修企画者)の必要事項の確認 受講者の目標と、研修企画者の目標の合致したものが効果的 研修には、ねらいの設定が必要です。 明確なねらいを設定することで、研修参加者の励みになることはもちろん、企画者側としても、さらに活動計画を具体的にたてることができます。 この研修のねらいを設置する時には、研修参加者の実態を適切に把握することが重要です。 参加者の実態を適切に把握することで、簡単すぎたり、難しすぎたりしないように内容やレベルの設定ができます。 ICT活用指導力関連の研修は、必要に迫られているものほど、身につきやすいものです。 また、企画者側としては、「・・・の力をつけて欲しい」という意図的な研修も考えられるでしょうが、できれば、双方のニーズが一致したものが企画できると、より効果的な研修になるでしょう。
研修計画の立て方 研修の形態 ワークショップ型 ティームティーチング型(TT型) 模擬授業形式 校内研修では、限られた時間内になるため、研修の形態を工夫することも大切です。 例えば、受講者が主体的に参加したり活動したりするワークショップ型や、活用場面を想定した模擬授業型、複数の講師が指導するティームティーチング型などがあります。
研修計画の立て方 研修時間 必要機材の準備 校内研修と、自治体研修の違い 短い時間での研修 OJT的な研修 時間の確保や配分の自由度 短い時間での研修 OJT的な研修 必要機材の準備 PC教室や、普通教室の実際のICT環境で研修することが望ましい 講師側は事前に動作確認などが必要 校内研修は、自治体などの研修に比べ、時間の確保や配分などに自由がきくでしょうが、短い時間の中で効率的に実施することが望まれることに変わりはないでしょう。 実際の活用場面を考えて、必要な内容をひとまとめにして研修することで実践に活かしていただくように組立ることも必要です。 特に技能面の研修の場合には、受講者自身が操作などをすることが重要ですので、十分な時間を確保したほうがよいでしょう。 しかし、校内研修と、特別に構えずに、日常の教員間の教材研究や情報交換の中で、お互いに知っていることを教えあうことも、このようなICT活用指導力向上の早道でしょう。
研修計画の立て方 評価 評価の視点 評価の指標 研修のねらいが達成したかどうか 次の 自己評価 ワークシートや確認テストの評価 相互評価 講師評価 さて、研修後には、ねらいが達成できたかどうか、必ず評価しておくようにしましょう。 評価には、自己評価以外に、確認テストや相互評価など色々な方法がありますが、最終的に授業にいかせるかどうかがポイントです。 校内研修では、研修計画の時点で、研修内容をいかした授業実践もふくめることも計画するのも、よいでしょう。 支援サイトには、校内研修で使って頂けるように、モデルカリキュラムを準備しています。 研修を計画する際には、是非利用してください