●校内研修(自立型研修)での活用 自立型研修での活用について紹介します。 研修の中でも最も身近なものとして、校内研修があげられます。

Slides:



Advertisements
Similar presentations
1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
Advertisements

平成 22 年度 情報教育担当者研修講座 研修1 「教育の情報化」 愛媛県総合教育センター 情報教育室 ○ 国、文科省の政策 ○ 教育の情報化 ○ 授業におけるICT活用.
学習指導での ICT 活用 柏市立中原小学校 西田 光昭 教育の情報化に関する手引き【概要】
設置者・管理者の責務② ~職員の育成指導等~ 平成 26 年度 青森県障害者虐待防止・権利擁護研修 公益社団法人 日本社会福祉士会 平成 26 年度障害者虐待防止・権利擁護指導者養成研修から.
基礎セミナーA あなたが起業すると考えよう
研修のめあて 授業記録、授業評価等に役立てるためのICT活用について理解し、ディジタルカメラ又はビデオカメラのデータ整理の方法について研修します。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム.
平成19年度 「長崎県国語力向上プラン」 地区別研修会
平成19年度長崎県国語力向上プラン地区別研修会
教育の情報化に関する手引のポイント 平成21年6月 平成21年度情報教育担当者研修
5 情報モラル教育 4.道徳や各教科等における  情報モラル.
電子黒板活用研修 兵庫県教育委員会.
企業における母性健康管理体制の現状と課題についてお話いたします。
「道徳の時間」の進め方について 球磨教育事務所  .
本日のゴール ①パワーポイントでサンプルのフラッシュ型教材(スライド3枚)を作成できる。 ②作成したデータを、デジカメに保存できる。
  校内研修会 学級・学年懇談会で生かす 構成的グループエンカウンター.
サービス管理責任者指導者養成研修会 行政職員研修テキスト 平成23年10月6・7日 厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課.
マイクロティーチング 演習 指導案作成 模擬授業発表
マット運動における教師の指導力向上 ~デジタル指導書の活用を通して~
Ⅱ 訪問介護サービス提供プロセスの理解 Ⅱ 訪問介護サービス提供プロセスの理解.
情報教育の推進について 神奈川県立川崎北高等学校.
柏市立中原小学校 西田 光昭 教育におけるタブレット活用の             課題と展望 柏市立中原小学校 西田  光昭
      特別支援学校 高等部学習指導要領 聴覚障害教育について.
eラーニングを活用した 盲ろう担当教員研修
PT、OT、ST等の外部専門家を活用した指導方法等の改善に関する実践研究事業(新規) 平成20年度予算額(案) 42,790千円              
保健学習の進め方・指導案の書き方 さいたま市立三橋小学校   豊島  登.
裏面のFAX送付状で、7月31日(木)までにお申し込みください。
教育情報化 新たなスタートを迎えて 西田 光昭 千葉県柏市立土南部小学校 教諭
Ⅲ.サービス開発の方法.
今、教育の情報化に求められるもの 西田 光昭
地域円卓会議普及セミナー 事例報告① 大口町職員協働研修
茨城県つくば市立茎崎第一小学校 校長 大塚 隆幸
2日目 15:30~15:45〔15分〕 【講義】全体のまとめ 国立のぞみの園 志賀利一
ICT機器の環境整備 長崎県教育センター 校内でICT機器や視聴覚教材を利用しやすい環境とは、どのような状況でしょうか。
情報科教育法 課題4 「情報科学習指導案」 2003/07/09 千葉佑介 野田誠遼平井亮自
ICT活用指導力チェックシート(小学校版)
スライド資料 B3 ICT機器の活用 ③タブレット端末 兵庫県版研修プログラム.
自由席にしています。 資料のある席へお座りください.
気持ちの温度を高められたり、成幸に向けてやる気スイッチを押すことができる人や相手の自発的な行動をつくり出せる人のこと!
ICTを活用した授業づくり ③プログラミング教育
ICT活用指導力向上のための ICT教育研修と校内研修
ポジティブな行動支援実践の流れ 個人 小集団 クラスワイド スクールワイド 指導すること(目標)を決める 指導の仕方を決める
ポジティブな行動支援実践の流れ 個人 小集団 クラスワイド スクールワイド 指導すること(目標)を決める 指導の仕方を決める
熊本県立教育センター 教育工学室 室長 戸田 俊文
情報科の評価 情報科教育法 後期5回 2004/11/05 太田 剛.
課題研究ルーブリック評価の 活用マニュアル 平成30年1月10日 愛媛大学高大接続推進委員会 「課題研究」評価ワーキンググループ
不登校対策担当者の役割 キーパーソン? 学校の 組織的な対応 不登校対策担当者ナビー1 宮城県総合教育センター ②校外研修に参加
茨城県つくば市立茎崎第一小学校 校長 大塚 隆幸
埼玉県立総合教育センター 特別支援教育担当
計 画 支 援 要 請 支 援 平成21年度の研修支援 「『大阪の教育力』向上プラン」に基づく府内全公立小中学校への訪問
生活支援 中央研修 H26.9.4(木)~5(金) 品川フロントビル会議室 H26.9.6(土)~7(日) JA共済ビルカンファレンスホール
福岡県教育センター ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ ※ ※ ※
子供の自発的な気づきと参画を促す 「じんぶなー」育成モデル 沖縄ブロック (公財)学習ソフトウェア情報研究センター
資料「裁判例に見る体罰」を引用した 体罰事故防止研修 埼玉県教育委員会
セッション8 地域研修、校内研修実施ワークショップ 情報モラル指導者養成研修検討委員会.
福岡県教育センター ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ ※ ※ ※
「知識労働者のための継続教育の実験」 発表者:前田紳詞
「21世紀型コミュニケーション力の育成」研修モジュール A1 概要解説モジュール
シカゴ国際体験プログラム in DeKalb
平成30年度 ○○○立○○中学校 学力向上プラン(例)
Copyright © 2017 Benesse Corporation All Rights Reserved.
1日目 10:05~10:25〔20分〕 【講義】研修の意図と期待すること
●●市における教育ICT環境整備方針 (概要)
第12講 ALとしての単元計画をつくろう 米国のC3フレームワークを参考に
自由席にしています。 資料のある席へお座りください.
『教育コーチング研修』研修報告書 平成30年度「職業実践専門課程等を通じた専修学校の質保証・向上の推進」 Ⅰ. 教職員の資質能力向上の推進
図15-1 教師になる人が学ぶべき知識 子どもについての知識 教授方法についての知識 教材内容についての知識.
文脈 テクノロジに関する知識 教科内容に関する知識 教育学 的知識
一問一答式クイズAQuAsにおける学習支援の方法
単元:情報のディジタル化 授業者:●山本くん、福田くん
学校における教育の情報化の推進と校内研修の企画運営
Presentation transcript:

●校内研修(自立型研修)での活用 自立型研修での活用について紹介します。 研修の中でも最も身近なものとして、校内研修があげられます。 この校内研修でICT活用指導力向上のための研修を行う場合には、次のような点を配慮するといいでしょう。

研修計画の立て方 研修のねらいの確認 研修参加者の実態把握 研修参加者(研修企画者)の必要事項の確認 適切な研修内容の設定のために実施 ICT活用指導力チェックシートなどを活用 研修参加者(研修企画者)の必要事項の確認 受講者の目標と、研修企画者の目標の合致したものが効果的 研修には、ねらいの設定が必要です。 明確なねらいを設定することで、研修参加者の励みになることはもちろん、企画者側としても、さらに活動計画を具体的にたてることができます。 この研修のねらいを設置する時には、研修参加者の実態を適切に把握することが重要です。 参加者の実態を適切に把握することで、簡単すぎたり、難しすぎたりしないように内容やレベルの設定ができます。 ICT活用指導力関連の研修は、必要に迫られているものほど、身につきやすいものです。 また、企画者側としては、「・・・の力をつけて欲しい」という意図的な研修も考えられるでしょうが、できれば、双方のニーズが一致したものが企画できると、より効果的な研修になるでしょう。

研修計画の立て方 研修の形態 ワークショップ型 ティームティーチング型(TT型) 模擬授業形式 校内研修では、限られた時間内になるため、研修の形態を工夫することも大切です。 例えば、受講者が主体的に参加したり活動したりするワークショップ型や、活用場面を想定した模擬授業型、複数の講師が指導するティームティーチング型などがあります。

研修計画の立て方 研修時間 必要機材の準備 校内研修と、自治体研修の違い 短い時間での研修 OJT的な研修 時間の確保や配分の自由度 短い時間での研修 OJT的な研修 必要機材の準備 PC教室や、普通教室の実際のICT環境で研修することが望ましい 講師側は事前に動作確認などが必要 校内研修は、自治体などの研修に比べ、時間の確保や配分などに自由がきくでしょうが、短い時間の中で効率的に実施することが望まれることに変わりはないでしょう。 実際の活用場面を考えて、必要な内容をひとまとめにして研修することで実践に活かしていただくように組立ることも必要です。 特に技能面の研修の場合には、受講者自身が操作などをすることが重要ですので、十分な時間を確保したほうがよいでしょう。 しかし、校内研修と、特別に構えずに、日常の教員間の教材研究や情報交換の中で、お互いに知っていることを教えあうことも、このようなICT活用指導力向上の早道でしょう。

研修計画の立て方 評価 評価の視点 評価の指標 研修のねらいが達成したかどうか 次の 自己評価 ワークシートや確認テストの評価 相互評価 講師評価 さて、研修後には、ねらいが達成できたかどうか、必ず評価しておくようにしましょう。 評価には、自己評価以外に、確認テストや相互評価など色々な方法がありますが、最終的に授業にいかせるかどうかがポイントです。 校内研修では、研修計画の時点で、研修内容をいかした授業実践もふくめることも計画するのも、よいでしょう。 支援サイトには、校内研修で使って頂けるように、モデルカリキュラムを準備しています。 研修を計画する際には、是非利用してください