Basic Calculus The Greeks Measure the Universe [4] Kano Basic Calculus The Greeks Measure the Universe [4] 出席者にとっては親しみのない技術的な内容を発表しなければならない、ということがよくあります。そうしたプレゼンテーションの内容は、複雑で難しいものです。技術情報を効果的に発表するには、Dale Carnegie Training® のガイドラインを活用してください。 発表時間を考慮して、内容を組み立てます。トピックは多すぎないようにまとめます。プレゼンテーションを分類します。論理的な展開にします。言いたいポイントは終始一貫させます。最後は、まとめとキーポイントのおさらいで終わらせます。 常に出席者を念頭におきます。たとえば、データが明確で情報が適切であるか。内容の深さを一定にし、使う用語を出席者の知っているものにします。ビジュアルを使ってキーポイントを表します。出席者が注意深く聞くようにし向け、興味をひきつけます。 2018/11/9 Copyright 1996-98 © Dale Carnegie & Associates, Inc.
太陽までの距離 三角法の利用 アリスタルコス 310 B.C. ― 230 B.C. 地球の半径(エラストテネス): rE = 6200 km 月の半径(月食): 2 rM= rE 月までの距離(視直径): 2°, rM/DM= 0.017 太陽までの距離(天頂の半月):太陽 87° 太陽の大きさ(皆既日食,視直径): 2° オープニングでは、トピックと出席者との関連を構築します。プレゼンテーションの概要を述べ、出席者にとっての意義を示します。使うことばや実例・図を選ぶときには、彼らの興味や経験を考慮します。トピックの重要性に焦点をあて、彼らの注意をこちらに向けます。 2018/11/9
月食 2018/11/9
月・太陽の視直径 2018/11/9
日没に天頂にある半月 2018/11/9
結果 アリスタルコス 現代 地球の半径 6 200 km 6 360 km 月の半径 2 200 km 1 740 km アリスタルコス 現代 地球の半径 6 200 km 6 360 km 月の半径 2 200 km 1 740 km 太陽の半径 43 000 km 695 000 km 月までの距離 130 000 km 384 400 km 太陽までの距離 2 600 000 km 150 000 000 km 2018/11/9
評価 練習問題26 月の半径を見ると, アリスタルコスの値は,かなり良い. 月までの距離, 太陽の半径, 地球から太陽までの距離は, それぞれ3倍, 16倍, 50倍ずれてる. 幾つかの基本的な観察結果と純粋な思考(すなわち, 数学)だけで, アリス タルコスは太陽系の距離をある程度は分かるようにした: 神秘の扉を開 く先駆者になったと言える. 角度の測定がもう少し精密なら, 推定値はもっと良くなったはず 練習問題26 大きな問題となるのが光の屈折 太陽までの距離がかなりの精度で測れるようになったのは,17世紀イタリ アの天文学者のカッシーニが初めて.彼の測定精度は,真の値との差が 7.5%.さらに正確な値は18世紀の後半以降. これら近代の推定値には, 金星が太陽を横切るとき(金星の食)の情報が使われた 複数のポイントがある場合は、複数のスライドを使います。出席者が新しいアイデアを理解するのか、プロセスを学ぶのか、すでに知っている内容をより深く理解するのか、を決めます。各々のポイントに、十分な説明をつけます。場合によっては、印刷物、フロッピー ディスクや電子メール、インターネットなどで技術的データを渡します。ポイントを掘り下げ、出席者と意見交換します。 2018/11/9
恒星視差 近くの恒星までの距離の測定 恒星視差 p=q/2 (p =1/DA, in radian, AU) 天文単位(AU) 光年 地球と太陽の平均距離 1AU~150 000 000 km 光年 1光年~9.5x1012 km 1AU~1.6x10-5光年 DA(光年) ~3/p(秒) 最近接の恒星 プロクシマ(視差0.76秒)4光年 まとめを述べる、その他の選択肢を提示する、なんらかの方針を薦める、プランを提案する、目標を設定する、など、一番適した内容でプレゼンテーションを終わらせましょう。焦点を終始一貫させれば、目的を達成しやすいものです。 2018/11/9
練習問題 1G 良い測定値に基づくアリスタルコスの計算 宇宙の大きさを想像する 2018/11/9