視点3:情報行動とアイデンティティ 15回 グローバルコミュニケーションと個人アイデンティティ

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出所:法務省・出入国管理統計をもとに作 成 1998 年から 2008 年ま での 20 代の人口減少率は 22 % 35 %の減少は、人口減少率 22 %を大きく上回る 18,991,000 人 14,735,000 人 (万人)
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情報論  情報論2006  全 13 回  9/25,10/2,9,16,23,30  11/6,13,20,27  12/4,11,18  1/15.
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視点3:情報行動とアイデンティティ 15回 グローバルコミュニケーションと個人アイデンティティ 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 視点3:情報行動とアイデンティティ 15回 グローバルコミュニケーションと個人アイデンティティ

視点3:情報行動とアイデンティティ 13. 情報行動としてのコミュニケーション コミュニケーション メッセージの交換 意味の創造 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 視点3:情報行動とアイデンティティ 2018/11/9 13. 情報行動としてのコミュニケーション コミュニケーション メッセージの交換 意味の創造 コミュニケーションの3原因 習慣に基づくコミュニケーション 意図に基づくコミュニケーション 感情に基づくコミュニケーション 14 アイデンティティによる予測 個人アイデンティティと社会アイデンティティによる予測 自己のアイデンティティ 文化コードと社会アイデンティティの確認 15 グローバルコミュニケーションと個人アイデンティティ グローバル社会への対応 グローバルコミュニケーションに重要な視点

グローバルコミュニケーション 社会をベースとする文化の2極化 グローバル化による社会アイデンティティのゆらぎ 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2009/7/21 2018/11/9 グローバルコミュニケーション 社会をベースとする文化の2極化 文化の融合 →グローバル化globalization 文化の異質性の顕在化 →ローカル化 localization グローバル化による局地的な共同性の復活 グローバル化による社会アイデンティティのゆらぎ ナショナル(国別)アイデンティティの希薄化・融合・消滅 単一化・均質化 地域文化の消滅 新たな集合的アイデンティティの誕生 3 3 3

グローバルコミュニケーションに重要な視点 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 グローバルコミュニケーションに重要な視点 相互理解(違いの認識) 異なる価値観の尊重 ↓  自己の認識

グローバルコミュニケーションに重要な視点 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 グローバルコミュニケーションに重要な視点 まず、日本人のアイデンティティの確認が必要 相手からの予測は日本が基準となる 相手を予測する場合も日本が基準となる 文化コード(参考資料の1つ) 次に、個人アイデンティティの確認 意図に基づくコミュニケーションに必要 社会的アイデンティティのゆらぎ 固人的アイデンティティ普遍化

アイデンティティの表現 2016 自分が理解されるには良いことから 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 アイデンティティの表現 2016 自分が理解されるには良いことから 否定的な表現 × 肯定的な表現に変える 流行のものばかりに注目している(自分がない) 他人の意見をよく聞くことができる 他人の反応を伺いすぎる 協調性がある 周りの目(評価)を気にする 和をみだすことを嫌う 目だたないようにしている 表現が控えめである 自分の意見を言わない (責任を持てる発言ができる) 積極性はない 慎重に行動できる リスクをとれない

(自己の価値観・意志・目的・目標を確認中である) 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 × 自分に自信がない (自己の価値観・意志・目的・目標を確認中である) 未来を描けない 論理的な考えがにがて 人間関係を大事にする コミュニケーションに消極的 慎重なコミュニケーションをはかる 飽き性 多くのことに興味が持てる マイペース (自分の能力を理解して行動できる) 心配性 慎重に行動できる 自己中心的 自由に行動できる ○ リーダーシップを発揮してきた 差別をせずやさいしい気持ちを持てる △ サッカーをしていた サッカーを通じてチームワーク力を発揮できた

個人アイデンティティの重要性の増大 社会アイデンティティのゆらぎ 個人アイデンティティの普遍化 位置 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 2009/7/21 個人アイデンティティの重要性の増大 社会アイデンティティのゆらぎ 個人アイデンティティの普遍化 個人の位置の確立がコミュニケーションを行う場合これまで以 上に重要になる 自己の価値観の確立が重要となる 位置 個人が社会の中で占める位置から、個人の価値観にもとずく 絶対的位置へ 自己に対する感性,自己のアイデンティティの確認が必要 8 8

マインドフル Mindful なコミュニケーション 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 2009/7/21 マインドフル Mindful なコミュニケーション マインドフル(Mindful:注意深さ)の重要性  親しくなってからも注意が必要 会話のキーワードを思い出せる程度の注意は必要 親しき仲にも礼儀あり 日本人とアメリカ人はマインドフルになる 自文化からお互いに逸脱した行動をとる 共通する台本(スクリプト)がない フィデリティ(fidelity) 正確さ、忠実 意味の創造 人は相手の話すのを聞いて、何が起こるか仮説を立て、社会的知識をたよりに、意図や態度を評価する。 話題を知っている・語学の知識がある・社会に関する知識があることが重要 グローバル(多文化)コミュニケーション 社会カテゴリーから類推できる反応を予測しながらコミュニケーションを行う 社会(言語・地域)カテゴリーの型で予測する 類推できないグループだと対処に困る 社会アイデンティティにもとずく誤解が生じやすい 特にマインドレスになった場合 価値観、行動様式、生活習慣の違い コミュニケーションが進めば個人アイデンティティに基づくコミュニケーションを併用する 9 9 9

注意深いコミュニケーション 新しい社会カテゴリーを創造する アメリカ人をさらに分類する 新しい情報を受けいれる 相手の文化コードを意識する 理解できない価値観を受け入れる 1つ以上の見方に気づく コミュニケーションのプロセスに注意する 意味の創造

mindful-communication 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 mindful-communication http://hollyhocklife.org/mindful-communication/ mindfulness

コミュニケーションは情報の受信と発信 意味の創造には文化・知識が大きく関与 ルールの順守 倫理的行動 個人情報の保護 知識ベース社会の理解 ルールの順守  倫理的行動 個人情報の保護 知識ベース社会の理解 技術的な原理の理解が不可欠

自己の意志・目的を言葉や文字で伝えることができる 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 2009/7/21 グローバルコミュニケーション(発信) リーガルコードの価値観の受け入れが必要 ルールの順守 例:内部統制 論理的説明 自己の意志・目的を言葉や文字で伝えることができる 言葉による自己表現(意志表示) 言葉によるメッセージの発信 13 13

グローバルコミュニケーション(受信) メッセージの受信 意味の創造 自己の意図と関係のある意味を創造できる 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 2009/7/21 グローバルコミュニケーション(受信) メッセージの受信 相手の意思・目的を言葉や文字で受け取る 意味の創造 自己の文化がベースになっていることに注意を払う 相手の価値観・文化コードの尊重 相手の個人アイデンティティを理解する努力が必要 マインドフル(マインドレスにならない) 会話のキーワードを思い出せる程度の注意 自己の意図と関係のある意味を創造できる 14 14

コミュニケーションにおける誤解 マインドレス Mindless 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12  コミュニケーションにおける誤解 マインドレス Mindless 2018/11/9 2009/7/21 マインドレス(Mindless:配慮しない)が誤解を生じさせる 交流が繰り返されると相手に注意を払わなくなる 親しくなると社会的・個人的アイデンティティの違いに注意を払わなくなる マインドレスになると 自己の社会的・個人的アイデンティティにもとずき相手のメッセージの意味 を創造する 相手のアイディティに基づき意味を創造しなくなりコミュニケーションに誤 解が生じる その結果、相手を誤解する/誤解される グローバルコミュニケーション(受信)にマインドフルな対応が必要 15 15

日本人とIT技術 メールによる依頼 文章によるコミュニケーション 迅速な判断 高コンテキスト文化と相違 対面のコミュニケーションが必要 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 日本人とIT技術 メールによる依頼 高コンテキスト文化と相違 対面のコミュニケーションが必要 分かったつもりで行き違い 文章によるコミュニケーション 内容の伝達が不十分(論理展開力の不足) リーガルコードの国がなじむ 迅速な判断 枠組みがないと判断できない

情報技術とグローバルコミュニケーション (日本人に不利) 英語 論理的文章/契約に向く 技術の理解 自己責任/知らなかったでは済まされない 新しい技術を最低限理解して使用する能力を身につける 自己の社会的・個人的アイデンティティの認識 相手の予測 Mindful  意味の創造 相手の文化・価値観の尊重 Time consuming 優先順位

アメリカ人にとって重要なビジネス上の動機づけ(モチベーター) 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 アメリカ人にとって重要なビジネス上の動機づけ(モチベーター) Responsibility, Authority, Reward 責任、権限、報酬 Bottom-line 最終利益 Accountability 説明責任 Priority 優先順位 Feedback 出力を入力(原因)側に戻す Fairness 公平性 Praise 賛辞 Ownership 仕事を“自分自身の課題”捉え、強い情熱と 責任感を持って取り組む姿勢のこと IBC, Global Training Division of MPF, LLC 2009 fromグローバル時代の文化の世界地図

<成績評価法> 評価 学期末に行う定期試験80%, 授業内レポート20% 定期試験:3分野から2問出題する。 情報文化 1回目 <成績評価法> 2018/11/9 評価 学期末に行う定期試験80%, 授業内レポート20% 定期試験:3分野から2問出題する。 視点1情報技術による行動様式社会様式の変化35% 視点2:社会構造の変化とグローバル化 35% 視点3 情報行動とアイデンティティ 30% 1/3以上欠席した場合評価の対象としない 配布資料 http://www.nuis.ac.jp/~takagi/ 前年度文も全てUPしています。予習に使用してください。 視点1 情報技術の社会や個人への影響 コンピュータを中心とした情報通信技術の発展が、社会様式や生活様式に大きな変化を与えている 視点2 グローバル化と分断 情報技術がグローバル化を推進し、その結果として情報社会が民族、国民、社会、組織の様式に対し影響を与え、変革を要請している 視点3 情報社会と個人 社会の変容は、社会や地域に根ざした異文化の尊重と、自己のアイデンティティの確認を個人に迫っている 2018/11/9 19

期末試験 試験情報 持ち込み禁止です 2007年の試験問題 2008年の試験問題 2009年の試験問題 2010年の試験問題 2011年の試験問題 2012年の試験問題 2013年の試験問題 2014年の試験問題 2015年の試験問題 2016年の試験問題 2017年の試験問題 持ち込み禁止です

【視点1】情報技術による行動様式・ 社会様式の変化 1-6回 I. 情報文化の枠組み II. 情報技術 ・情報通信技術 III. 情報技術から生みだされた新しい行動様式 ~利便性の追求&時空間の拡大 IV.情報技術が個人の情報処理行動に与える影響 ~選択行動&断片化 V. 情報技術から生みだされた新しい社会様式 ~社会の効率化・管理/監視社会 VI.人間と情報技術の役割 2018/11/9

情報技術から生みだされた新しい行動様式 ~利便性の追求と時空間の拡大 情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 2018/11/9 情報技術から生みだされた新しい行動様式 ~利便性の追求と時空間の拡大 1.利便性の追求 2.時空間の拡大 3.忙しい行動様式(生活様式) 4.情報の発信ができる行動様式 5.膨大な情報利用 6.人間関係の希薄化 7.脳機能の拡大 8.生涯学習 9.考える時間の増加 10.クラウドソーシング

情報技術が個人の 情報処理行動(様式)に与える影響 ~選択行動と情報の断片化~ 情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 2018/11/9 情報技術が個人の 情報処理行動(様式)に与える影響 ~選択行動と情報の断片化~ 1.選択行動 2.画一化情報の利用 3.思考・情報の断片化 4.皮相的な判断 5. ランキング情報の利用 6.外付け脳 7.ライフログ ×考える ×知識ベース

情報技術から生みだされた 新しい社会様式 ~社会の効率化と管理/監視社会 情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 2018/11/9 情報技術から生みだされた 新しい社会様式 ~社会の効率化と管理/監視社会 新らしい社会様式 1.効率を優先した社会 2.管理社会 3.監視社会 4.情報公開 5.ビッグデータの利用

情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 2018/11/9 人間と情報技術の役割 情報技術(コンピュータ)が人に優る点 演算:情報処理速度 演算:処理エラーが無い 記憶:大量の記憶 人間にしかできないこと 目的や意志を持つこと 判断すること 学習すること・考えること 創造すること コンピュータは処理手順を書けないと作業ができ ない

【視点2】社会構造の変化と グローバル化 7-12回 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 【視点2】社会構造の変化と グローバル化 7-12回 VII. 情報通信技術とコミュニティの変化 ~地域社会と機能別コミュニティ VIII.インターネットコミュニティの特性 IX. グローバル化の概念 ~グローバル化と国際化 X. 経済のグローバル化 ~デジタルディバイドと社会の分断 XI. 文化/政治のグローバル化と地域化 XII. 英語による情報と文化の支配 2018/11/9

視点3:情報行動とアイデンティティ XIII. 情報行動としてのコミュニケーション コミュニケーションの理解 メッセージの交換 意味の創造 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 視点3:情報行動とアイデンティティ 2018/11/9 XIII. 情報行動としてのコミュニケーション コミュニケーションの理解 メッセージの交換 意味の創造 コミュニケーションの3原因 習慣に基づくコミュニケーション 意図に基づくコミュニケーション 感情に基づくコミュニケーション XIV アイデンティティによる予測 個人アイデンティティと社会アイデンティティによる予測 自己のアイデンティティ 文化コードと社会アイデンティティの確認 XV グローバルコミュニケーションと個人アイデンティティ グローバル社会への対応 グローバルコミュニケーションに重要な視点

個人アイデンティティ(社会アイデンティティと比べるとあいまい) 経歴 起業する 人の上に立つ 過去 高コンテキスト モラルコード 協調的 礼儀正しい 未来 環境を大切にする 製品の品質が良い(過去?) 労働人口の減少・高齢化 個人アイデンティティ(社会アイデンティティと比べるとあいまい) 経歴 起業する 人の上に立つ ・中間に入って問題を解決する (3?) ・他国と対等に付き合えるよう強気な姿勢を持つ(普通?)

問 マインドレス Mindlessな状態でコミュニケーションに 誤解が生じやすい理由を説明しなさい。 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 2009/7/21 問 マインドレス Mindlessな状態でコミュニケーションに 誤解が生じやすい理由を説明しなさい。 グローバルコミュニケーションにおいてマインドフル な対応が重要な理由を記述しなさい。 29 29

情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 2018/11/9 情報技術の人(社会)に対する影響 作業の効率化     ↓ 時空間の制限を受けないコミニュケーション 利便性の向上 時間のゆとり→  ・ネット(情報の受信>発信) ↓ ・趣味/ゲーム・新聞/読書・寝る         将来?

情報技術は今後も人間の情報行動に大きな影響を あたえる。 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 情報技術は今後も人間の情報行動に大きな影響を あたえる。 情報行動様式を変化させ新しい様式=情報文化を作る 情報技術は人が情報を使うための手段である 目的や目標を認識し情報を使う文化が求められる。 日本社会になじみにくい様式が多いので努力が必要 自分を知ること重要性 個人のアイデンティティ・価値観を認識すること 将来を重視した個人アイデンティティ(位置)が重要となる 創造すること・学習すること ヒューマンネットワークを築くこと 働き方を変えること

働き方 WORK SHIFTの情報文化的理解 ジェネラリストから専門家 大量の情報利用によりジェネラリストの価値は減少 専門家が求められる 協力して起こすイノベーション 企業 専門家を集めた協力の形態 情報による価値の創造 但し、新の創造性は協力ではできない 消費より経験 情報が価値を創る社会様式 自己実現できることが重要になる モノより思い出。(セレナ CM情報) 

参考 1.異文化間コミュニケーション,2002 2.情報化と文化変容, 2003 3.グローバル時代の文化の世界地図,渥美育子,2008 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/9 2009/7/21 参考 1.異文化間コミュニケーション,2002 2.情報化と文化変容, 2003 3.グローバル時代の文化の世界地図,渥美育子,2008 4.WORK SHIFT, 2013 33 33