2 物質の膜透過機構  吸収・分布・代謝・排泄の過程は、生体膜を透過することが基本.

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22・3 積分形速度式 ◎ 速度式: 微分方程式 ⇒ 濃度を時間の関数として得るためには積分が必要
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22・3 積分形速度式 ◎ 速度式: 微分方程式 ⇒ 濃度を時間の関数として得るためには積分が必要
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学習目標 1.細胞の構造と機能の理解 2.核,細胞膜,細胞内小器官の構造と機能の理解 3.細胞の機能,物質輸送の理解 4.細胞分裂過程の理解
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(昨年度のオープンコースウェア) 10/17 組み合わせと確率 10/24 確率変数と確率分布 10/31 代表的な確率分布
ヒント (a) P. 861 表22・3 積分型速度式 のどれに当てはまるか? (b) 半減期の定義は?  
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2 物質の膜透過機構  吸収・分布・代謝・排泄の過程は、生体膜を透過することが基本

○生体膜の構造 糖鎖 ・脂質とタンパク質から構成 ・流動モザイクモデル

○物質の膜透過経路 ・経細胞路 transcellular pathway: 種々の輸送様式 trans ・細胞間隙経路 タンパク質 脂質 trans ・細胞間隙経路 paracellular pathway: 受動輸送 para

○輸送様式の分類 [Ⅰ]受動輸送 [Ⅱ]促進拡散 [Ⅲ]能動輸送 [Ⅳ]膜動輸送 ①、② ③ ③ ④ 輸送担体:トランスポーター

[Ⅰ] 受動輸送 濃度勾配に従って、物質が移動する現象を受動輸送という。 1. 脂質層ー 溶解拡散 (lipid route)  濃度勾配に従って、物質が移動する現象を受動輸送という。 1. 脂質層ー 溶解拡散 (lipid route) 2. 細孔ー 制限拡散 (pore route)

(a) 溶解拡散  物質が細胞膜の脂質層に分配溶解し、拡散していく輸送形式を溶解拡散という。脂溶性の高いものほど、透過性は高い。 (油-水分配係数の大きいもの)

○膜透過速度 消化管 血液 Fickの第一法則 K:分配係数 拡散速度が濃度勾配に比例

○膜透過速度式 ※ 一次速度式 A:透過膜面積 h:膜の厚さ 膜への分配 K:薬物の膜/水間分配係数 (無次元) D:薬物の膜内での拡散係数 (例えば cm2/min) P:膜透過係数 (例えば cm/min) k:一次速度定数 (例えば min-1) 膜への分配 分子量