第12章 技術移転 technology transfer
キーワード 1.さまざまな基礎理論の紹介 プロダクトサイクル論ー雁行形態論 テクノロジー・ライフサイクル論 2.日本の近況や特徴 3.政府の役割
プロダクトサイクル論 product cycle 生 産 量 Ⅳ衰退段階→途上国への技術販売 技 術 レ べ ル Ⅲ成熟段階→海外進出 プロダクト・ライフサイクル Ⅱ成長段階 Ⅰ新商品段階 時間 Ⅰプロダクトイノベーション Ⅱプロセスイノベーション Ⅲ品質改善・コスト引き下げ Ⅳ技術の刈り取り テクノロジー・ライフサイクル Ford and Ryan[1981]
雁行形態論 flying goose pattern of industrialization; catch-up product cycle model 後発国の産業発展に関する赤 松要の理論。後発国の工業化 課程は、消費財工業品の輸入 に始まり、その国内生産、その 輸出、という経路をたどる。更 に1段階遅れて生産工業品に ついても輸入→生産→輸出と いう道を進む。従って輸出伸 張の前には必ず国内投資が 先行し後発国は先進国を追い かける形をとる、という主張。 その移行曲線が雁行の列に似て いることからこの名称がつけられ た。(経済辞典ー有斐閣) 写真提供:白山才蔵 さん(許可有) URL:http://www.saizou.net/
テクノロジーライフサイクル論 technology lifecycle 普及率 時間 マンスフィールド[1971]
日本における技術貿易 technology trading in Japan
日本における技術貿易 technology trading in Japan 平成14年度の技術貿易額は、輸出が1兆3868億円(うち海外の親子会社から受け取った割合は69.6%)、輸入が5417億円(うち海外の親子会社へ支払った割合は16.9%) 受取額を支払額で除した技術貿易収支比率は、2.56で、前年度に比べ0.29ポイントの増加 国際技術交流(技術貿易)の推移 総務省統計局[2003]「平成14年度科学技術研究調査表」
日本における技術貿易 technology trading in Japan 国際技術交流(技術貿易)の推移 総務省統計局[2003]「平成14年度科学技術研究調査表」
日本における技術貿易 technology trading in Japan 総務省統計局[2003]「平成14年度科学技術研究調査表」
日本における技術貿易 technology trading in Japan データはずれているが、大まかな形は見ることができる。 文部科学省[2002](旧科学技術庁)「平成14年版科学技術白書ー第3章3節技術貿易」以下同
日本における技術貿易 technology trading in Japan
日本における技術貿易 technology trading in Japan
参考文献 reference アジア経済研究所[2004]「テキストブック開発経済学ー12章技術移転」 総務省統計局[2003]「平成14年度科学技術研究調査表」 文部科学省[2002](旧科学技術庁)「平成14年版科学技術白書ー第3章3節技術貿易」 写真提供:白山才蔵さんURL:http://www.saizou.net/