「情報モラル」学習の 指導計画・内容について ・指導計画・内容とそのねらい ・指導例(各学年) ・指導にあたって 子どもたちのインターネット等の「活用指針」検討プロジェクト
「相手の人権」を大切にする 「自分の人権」を大切にする <小・中学校における「情報モラル」の指導計画・内容とそのねらいについて> 「相手の人権」を大切にする 「自分の人権」を大切にする 「豊かな人権感覚」をもち, 人と人との「ふれあい」や「コミュニケーション」を大切にする児童・生徒 小学校 インターネットを積極的に活用した交流活動の場面を想定した具体的な主な指導内容 コンピュータの使い方 みんなが安心して使うために 情報発信 責任ある態度で 楽しい交流 電子メール・電子掲示板で 著作権 つくった人の気持ちを大切に セキュリティ パスワード・ウィルス 情報選択 真偽を確かめるために 高度情報通信ネットワーク社会における「光と影」の部分を理解 京都市立小・中学校では,フィルタリングソフトによる「閲覧できる情報の制限」を実施 中学校 インターネット上で発生しやすいトラブルを想定した具体的な指導内容 電子メール ウィルスメール チェーンメール他 電子掲示板・チャット 誹謗中傷・発言責任 なりすまし 他 Webページ 有害ページ・有料サイト 著作権・自己責任 他 ネット売買 トラブル相談窓口 賢い消費者 他
校内LANの整備 コンピュータ室 各教室 移動用ノート
校内Web電子掲示板による 交流活動 電子メールによる交流
インターネットによる「情報モラル」学習 小学校6年 資料
どんなことを大切にして コンピュータを利用したら いいのでしょうか。 主に相手を「守る」「大切にする」視点から いいのでしょうか。 主に相手を「守る」「大切にする」視点から 主に自分を「守る」「大切にする」視点から
インターネットに夢中になりすぎていませんか? <自分のコンピュータの使い方を,チェックしてみよう。> ① たいくつなときに, まずインターネットで,なんとなく 何かをさがすということがよくある。 ⑥ インターネットを使わないと 元気がないが,使い始めると 急にうれしくて,とても楽しい 気持ちになることがよくある。 ② 夜おそくまでインターネットを 使っていてねぶそくになり, 朝なかなか起きられないことがよくある。 ⑦ 電子メールの返事や 掲示板の返事がきていないか, よく気になる。 ③ インターネットで時間を 使いすぎたために,ほかのことが うまくできなかったことがよくある。 ⑧ インターネットを使うことを 禁止されて,いらいらして しまったことがよくある。 ④ 友だちと楽しく話をするよりも, 一人でだまってインターネットを 使っている方が楽しいと 感じることがよくある。 ⑨ 気がついたら,思っていたよりも 長時間,インターネットを 使っていることがよくある。 ⑤ 毎日見ないと気がすまない ホームページや,毎日書き込まないと 気がすまない電子掲示板がある。 ⑩ インターネットを使っていて, 今までの自分とは違うらんぼうな発言や 書き込みをしてしまったことがある。
大切にする ひとりひとりがたいせつにされる ネットワークにしましょう。 じぶんで えらぶ コミュニケーション せきにんを もつ Webページ 正しいじょうほう じぶんで えらぶ ウィルスは? けんこうは? まちがった ひつようのない うそ(だます)じょうほう こうげき じょうほうの うけ手として 電子メール どこから? だれが? 何のために? ちょっと先の事を考える 正しいメール (命・生き方・心) めいわくメール 自分の人けんを 大切にする コミュニケーション 相手の人けんを 相手の気持ちを考える (命・生き方・心) がめんのむこうに 友だちのえがお (^_^)/ せきにんを もつ じょうほうの おくり手として うけ手の気持ちを かんがえて トラブルにあわないくふう まきこまれないくふう 正しいじょうほう 人をまもるじょうほう
インターネットによる「情報モラル」学習 小学校5年 資料
インターネットを 興味本位で使うことは, どんな危険な可能性に つながるのでしょうか。 主に相手を「守る」「大切にする」視点から 主に自分を「守る」「大切にする」視点から
あぶない! 立ち入り禁止 スキー場で,こんな立て札をみつけました。あなたはどうしますか? 本当にあぶないのか どうかたしかめてみる。 ぜったいに はいらない。 危険な思いをしてからでは,おそいですね。 たとえば,こんなホームページがあるのです。 クリックするだけで 何万円ものお金を 請求してくる ホームページ クリックするだけで ウィルスが 入ってくる ホームページ クリックすると, いやな気持ちになる メッセージや画像が 流れ出すホームページ インターネットは,すばらしい道具ですが,使い方によっては,自分の命に関わる場合もあります。また,知らず知らずのうちに人を傷つけることもあります。被害者・加害者にならないように,しっかりめあてをもってインターネットを活用しましょう。「おかしいな」「こまったな」というときは「戻る(もどる)」ボタンで前のページにもどりましょう。
大切にする ひとりひとりがたいせつにされる ネットワークにしましょう。 じぶんで えらぶ コミュニケーション せきにんを もつ Webページ 正しいじょうほう じぶんで えらぶ ウィルスは? けんこうは? まちがった ひつようのない うそ(だます)じょうほう こうげき じょうほうの うけ手として 電子メール どこから? だれが? 何のために? ちょっと先の事を考える 正しいメール (命・生き方・心) めいわくメール 自分の人けんを 大切にする コミュニケーション 相手の人けんを 相手の気持ちを考える (命・生き方・心) がめんのむこうに 友だちのえがお (^_^)/ せきにんを もつ じょうほうの おくり手として うけ手の気持ちを かんがえて トラブルにあわないくふう まきこまれないくふう 正しいじょうほう 人をまもるじょうほう
思いやり せきにん めあて がめんのむこうには人がいます。 相手の気持ちや次に使う人の気持ちを考えましょう。 ちょっと先の事を考えるようにしましょう。 自分自身を大切にすることにもつながります。 めあて 何のためにコンピュータをつかっているのか, めあてをしっかりもちましょう。
インターネットによる「情報モラル」学習 小学校4年 資料
電子メールを送るときには, どんなことを大切にしたら いいのでしょうか。 主に相手を「守る」「大切にする」視点から 主に自分を「守る」「大切にする」視点から
電子メールを受け取る相手の気持ちを考えてみよう もらってうれしい電子メール ちょっと困ってしまう電子メール ・わかりやすい「件名」がついている ・ていねいな言葉づかい ・ないようがわかりやすい まとめてある ・よみやすい だんらくごとに1行あいている 区切りのよいところで改行 ・相手がコンピュータの画面上で読み やすいように工夫してある 字にまちがいがない ・さし出した本人の名前とメールアドレ スが書いてある ・わかりにくい「件名」がついている ・らんぼうな言葉 こうげきする言葉 きたない言葉 傷つく言葉 ・何を伝えたいのかわからない まとめていない ・だらだら長い 一文が長い ・字のまちがいが多く,読みにくい 見直しをしていない・・・ ・だれからきたか分からない 電子メールは,一度送ると,取り戻すことができません。 出す前にもう一度読み返して,言葉の使い方や読みやすさを 確かめましょう。
大切にする ひとりひとりがたいせつにされる ネットワークにしましょう。 じぶんで えらぶ コミュニケーション せきにんを もつ Webページ 正しいじょうほう じぶんで えらぶ ウィルスは? けんこうは? まちがった ひつようのない うそ(だます)じょうほう こうげき じょうほうの うけ手として 電子メール どこから? だれが? 何のために? ちょっと先の事を考える 正しいメール (命・生き方・心) めいわくメール 自分の人けんを 大切にする コミュニケーション 相手の人けんを 相手の気持ちを考える (命・生き方・心) がめんのむこうに 友だちのえがお (^_^)/ せきにんを もつ じょうほうの おくり手として うけ手の気持ちを かんがえて トラブルにあわないくふう まきこまれないくふう 正しいじょうほう 人をまもるじょうほう
思いやり せきにん めあて がめんのむこうには人がいます。 相手の気持ちや次に使う人の気持ちを考えましょう。 ちょっと先の事を考えるようにしましょう。 自分自身を大切にすることにもつながります。 めあて 何のためにコンピュータをつかっているのか, めあてをしっかりもちましょう。
インターネットによる「情報モラル」学習 小学校3年 資料
インターネット上で 名前などを質問されたとき,なんでも すぐに答えることは, いいことなのでしょうか。 名前などを質問されたとき,なんでも すぐに答えることは, いいことなのでしょうか。 主に相手を「守る」「大切にする」視点から 主に自分を「守る」「大切にする」視点から
「書かない,教えない」 「あなたの名前は?」つぎのようなアンケートページを見つけました。 個人情報(こじんじょうほう)は,なんでもすぐに あなたならどうしますか? 個人情報(こじんじょうほう)は,なんでもすぐに 「書かない,教えない」 名前 住所 電話番号 ゆうびん番号 親の名前や仕事 生年月日 メールアドレス などの個人情報を書くときは,必ずおうちの人や先生に相談をしてから書くようにしましょう。
インターネットによる「情報モラル」学習 小学校2年 資料
インターネットを使って見ることのできるしゃしんや文には, どんな気もちが インターネットを使って見ることのできるしゃしんや文には, どんな気もちが こめられているのでしょうか。 がっこうで いっしょうけんめい にがおえを かきました。 どうですか? 主に相手を「守る」「大切にする」視点から 主に自分を「守る」「大切にする」視点から
「このらく書き,どう思う?」 作ひんの よりよいつかいかた かってに つかいません かってに 作りかえません 作った人の きもちを かってに つかいません 先生やかぞくにそうだんして,作った人に「きょか」をとることができます。 かってに 作りかえません 作った人の思いから,はなれてしまわないようにしましょう。 作った人の きもちを よく 考えます どんなつかいかたをしたら,いやな気もちになるでしょう。 まじめな気もちで つかいましょう 「たいせつなものをつかわせていただいている」という気もちがだいじです。
インターネットによる「情報モラル」学習 小学校1年 資料
コンピュータを つかって いて こまった ときは,どうすれば いいのでしょうか。 主に相手を「守る」「大切にする」視点から 主に自分を「守る」「大切にする」視点から
あんしんしてコンピュータをつかうために コンピュータを つかっていて… せんせいの おはなしを しっかり ききましょう こまったら コンピュータを つかっていて… どうしよう? こまったなあ… あんしんしてコンピュータをつかうために せんせいの おはなしを しっかり ききましょう こまったら せんせいや かぞくに そうだんしましょう やくそくを まもって つかいましょう おうちでは, おとなと いっしょに つかいましょう
情報モラル 「情報社会で適正な活動を行うための 基になる考え方と態度」 日常のモラル 情報モラル 家庭で 学校で 学校で 豊かな人権感覚 基になる考え方と態度」 日常のモラル 日常生活を送る上で必要なモラル 情報モラル 高度情報通信ネットワーク社会を 生きていくうえで必要なモラル 家庭で ・家庭教育 ・しつけ 等 学校で ・基本的生活習慣 ・集団生活のルール 等 学校で ・情報教育 豊かな人権感覚 日常のモラルで「してはいけないこと」は 情報モラルでも「してはいけないこと」 進歩にともない新しいルールやマナーが必要
「情報モラル」の学習をすすめるにあたって ・子どもの実態は大人の予想をはるかにこえています。 「灯台もと暗し」 ・規範意識の低下を防ぐことはできないのでしょうか。 「こわいものみたさ」 「旅の恥はかき捨て」 「後は野となれ山となれ」 「寝耳に水」 「千里の道も一歩から」
思いやり せきにん めあて がめんのむこうには人がいます。 「己の欲せざる所 人に施すなかれ」孔子 「石橋をたたいてわたる」 相手の気持ちや次に使う人の気持ちを考えましょう。 「己の欲せざる所 人に施すなかれ」孔子 せきにん ちょっと先の事を考えるようにしましょう。 自分自身を大切にすることにもつながります。 「石橋をたたいてわたる」 「後悔先に立たず」 めあて 何のためにコンピュータをつかっているのか, めあてをしっかりもちましょう。 「初心忘るべからず」 世阿弥
大切にする ひとりひとりがたいせつにされる ネットワークにしましょう。 じぶんで えらぶ コミュニケーション せきにんを もつ Webページ 正しいじょうほう じぶんで えらぶ ウィルスは? けんこうは? まちがった ひつようのない うそ(だます)じょうほう こうげき じょうほうの うけ手として 電子メール どこから? だれが? 何のために? ちょっと先の事を考える 正しいメール (命・生き方・心) めいわくメール 自分の人けんを 大切にする コミュニケーション 相手の人けんを 相手の気持ちを考える (命・生き方・心) がめんのむこうに 友だちのえがお (^_^)/ せきにんを もつ じょうほうの おくり手として うけ手の気持ちを かんがえて トラブルにあわないくふう まきこまれないくふう 正しいじょうほう 人をまもるじょうほう
えらぶ 大切にする 責任をもつ コミュニケーション 高度情報通信ネットワーク社会に 生きる子どもたちに育てたい資質 正しい情報 Webページ 正しい情報 噂などをうのみにしないこと 人を公平にみること まちがった情報 不必要な情報 うそ(だます)情報 有害 攻撃 著作権を尊重 情報の正しい利用 えらぶ セキュリティ 健康 情報の 受け手として 電子メール どこから? だれが? 何のために? 正しいメール 無視をする勇気・決断力も必要 (命・生き方・心) 自分の人権を めいわくメール 大切にする 文字を媒介とした間接経験 コミュニケーション 考える 相手の人権を 直接経験(出会う,電話等) 人との出会いを大切にできる心 (命・生き方・心) 責任をもつ 情報の 送り手として 画面の向こうに 友だちの笑顔 受け手の気持ちを 考えて発信 正しい情報 人を守る情報 トラブルを回避する知恵 トラブルに対処する知識
「情報モラル」学習の 指導計画・内容について 子どもたちのインターネット等の「活用指針」検討プロジェクト