平成19年度青年部会「第2回~第4回研修会」(人材育成研修会)実施計画書 埼玉県社会福祉施設経営者協議会 平成19年度青年部会「第2回~第4回研修会」(人材育成研修会)実施計画書 今回の研修会においては、これからの社会福祉施設に求められる「人材育成」について、演習を交えながら学ぶことを目的として開催いたします。 「全体会研修」を総括的概論とすると、以後の「シリーズ研修」は具体的事例や実践を通して、自施設の計画に役立つ成果物策定を目指します。 社会福祉法人の人材育成に求められる 経営的視点と制度設計と運用 全体会「研修会」:6月8日・9日 第1回:7月25日(水)10時~16時 コンサルティング事例から学ぶ、 社会福祉法人の経営改善のポイントと、 自施設の行動計画の構築と実行 第2回:8月29日(水)10時~16時 第3回:9月26日(水)10時~16時
第1ステップ 第2ステップ 第3ステップ 経営戦略「マネジメントフロー」策定のプロセス例 ●考え方の基準 ●具体的数値の基準 ●行動の基準 (具体的行動目標の設定) 人事管理計画 財務管理計画 顧客サービス計画 業務管理計画 経営計画(戦略の実行) 事業環境分析(内部・外部) 財務管理委員会 利用者サービス改善委員会 業務管理改善委員会 ・人事考課制度構築 ●具体的数値の基準 経 営 理 念 人事管理委員会 ・総額人件費管理 ・予算策定検討会 ・業務プロセス見直し、標準化 ●考え方の基準 ●行動の基準 ・月次決算検討会 ・経営分析検討会 ・採用、育成計画 ・利用者満足、アセスメント ・本部機能充実化対策 ・コスト削減、物品購入対策 計画推進体制 経営戦略(事業領域・代替案の 創出や選択)の決定 法人共通の価値観 (手法例)SWOT分析 内部=経営分析 (定量・定性) 成長戦略 競争戦略 運営効率化 ・第三者福祉サービス評価 ・リスクマネジメント委員会 広義の人材戦略 「人材育成と確保」 「狭義の人材育成」
研修カリキュラム【「テーマ」・「狙い」・「展開方法など」】 日程・テーマ 狙い 展開方法・使用ツール類 【宿題】 【午前】 【午後】 第1回:7/25(水) 10:00~16:00 ■経営情報の整理 事例を通して、自法人(施設)の現状把握ができるようになる。 事例は第2回講義午後までを通して、その改善内容に随時触れていく。 【全体説明:オリエン】 【講義:事例紹介】 ○事例紹介の資料配布 ・資金ショート直前 ・人材流出が止まらない ・サービスの低下が著しい ・地域、行政からも信頼を失う ⇒いかに経営を立て直したか! 【講義:マネジメントフローによる自施設の現状把握の方法】 ○マネジメントフローシート ⇒前頁図のシート記述形式 【個人ワーキング】 ・自施設の「SWOT分析」 ・「基準数値化」とその評価 ⇒事例先の記述内容の紹介 自法人(施設)のマネジメントフローを次回までに作成 ※午後のワーキングでは終了しないため 第2回:8/29 (水) ■現場浸透への第1歩 参加者をグループ分け(1グループ5名程度)をして、自施設のマネジメントフローが現場に浸透、気付きの促進ができるようになる。 【グループワーク:GW】 ●参加者のロールプレイング ⇒ゲーム形式による ○事例先の研修方式の紹介 【講義:行動基準の作成と組織の基準作り】 ○アクションプランシート ⇒事例先が人材育成に関する項目も含めて、いかに成功したか! ※午前中のグループワークで気付きを得た上で、自施設の基準作りができるようにする ⇒前頁図の第2・3ステップの作業に相当する 講義、事例内容を参考に、自法人(施設)のアクションプランを次回までに作成 第3回:9/26 (水) ■実行計画への展開 (アクションプラン) グループワークとその発表によって、各自の作成したマネジメントフローとアクションプランが自施設に活用できるようになる。 ●各自のマネジメントフロー・アクションプランについてグループ内で議論をする ・各自が15~20分程度で発表 ○GWフィードバックシート ⇒午後にグループ代表として発表する「良いと思ったケース」を選定する 【グループ発表】 ●各グループの代表者が選定ケースを発表する ・各自が15~20分程度で発表 【講義:総評その他】 宿題はありません。