第1回 商法Ⅰ
商法Ⅰ 2007年度版シラバス 75ページ 単位数2単位(全17回) 火曜日2講目 10:40– 12:10
授業の目的とねらい 企業を巡る法律関係を規定する商法および手形法・小切手法,その他関連法規について,基本となる知識を修得することを目的とする
授業全体の内容と概要 商法Ⅰは,法律全体をつかむことに主眼に,商法の基本的な説明を行い,具体的には,商法総則・商行為,会社法,手形法・小切手法などの分野を解説する
授業終了時の到達目標 商法総則・商行為,会社法,手形法・小切手法について,基本となる知識を修得する 法的な問題が生じたとき,迅速かつ的確に対応できる人材の育成
受講心得 人に迷惑をかけない テキスト・六法を持参 私語などの迷惑行為は厳禁! 新聞の経済欄に目を通す習慣を
単位認定の方法と基準 努力した学生を評価 出席状況を重視し、期末試験・課題提出(加点)・確認テスト(加点)を総合して評価
授業日程1 1 ガイダンス,商法って何? 2 商法の意義・目的・全体像 3 商号登記 4 商号1 5 商号2
授業日程2 6 商業使用人 7 商行為 8 有価証券の意義・目的・種類 9 手形・小切手総論 10 手形行為総論
授業日程3 11 約束手形1 12 約束手形2 13 為替手形 14 小切手 15 まとめ 2007/07/31 11 約束手形1 12 約束手形2 13 為替手形 14 小切手 15 まとめ 2007/07/31 16 まとめ 2007/09/04 17 定期試験
使用テキスト 日本一やさしい新会社法の学校 ナツメ社 ポケット六法 有斐閣
考えてみよう! Aさん Aさんは商品をとある企業に売却したところ、「現金がないので、約束手形で支払いたい」と言われた。相手は、約束手形は有価証券の一種で、金銭と同じ価値があるというが、本当にこんな紙切れに財産的価値があるのか?約束手形なんてもらったことがないので、心配だ
約束手形
従来の商法とは 商法 企業に関する法 企業といっても小さな企業から大企業まで、営利目的で継続的な活動をしているものすべてを含みます
従来の商法とは 会社法のイメージ 難解 テーマ:会社法をいかに身近に感じるか 会社法のイメージ 難解 学生は株式会社に就職するのに? 学生は社会・実務経験がなく、会社のイメージがないことや民法などの基礎力不足が原因 テーマ:会社法をいかに身近に感じるか
商法と民法との関係 会社法 民法 手形法・小切手法 商法総則・商行為 商法は、みんながお金儲けをしやすくするためのルール 民法を土台として 金儲けを効率化 商法総則・商行為 民法だけでは不十分
商法・会社法って何?
会社法制の現代化 ひらがな化 用語の整理 会社法制の再構成(一元化)
ひらがな化 第57条 会社ハ本店ノ所在地ニ於テ設立ノ登記ヲ為スニ因リテ成立ス 第49条 株式会社は、その本店の所在地において、設立の登記をすることによって成立する
用語の整理 商法204条ノ3ノ2 新会社法309条
会社法制の再構成(一元化)