さぬき市立大川第一中学校 パソコン部 1年 坂東 地球温暖化についての研究 さぬき市立大川第一中学校パソコン部1年 坂東です。 「地球温暖化」についての研究を発表します。 さぬき市立大川第一中学校 パソコン部 1年 坂東
1 研究しようと思ったわけ 「今、地球温暖化が急速に進んでいる!」 地球温暖化が進むしくみを 実験で確かめたい。 自然環境についてのニュース 1 研究しようと思ったわけ 「今、地球温暖化が急速に進んでいる!」 まずこの研究をしようと思った理由を言います。 ★みなさんも、最近、環境問題についてのニュース番組をよく見ると思いますが、 実際に今、どのようなことが起こっているのか、疑問に思ったことはありませんか。 ★僕は、ニュースなどで報道されている「地球温暖化が急速に進んでいる」ということが、 本当なのかどうかということに強い関心を持っていました。 ★そこで、まず、地球温暖化が進むしくみを、実験で確かめてみたいと思いました。 地球温暖化が進むしくみを 実験で確かめたい。
2 研究の内容 実験で確かめたいこと ①地球の二酸化炭素 が増えると気温が 上がるのは本当か? ②二酸化炭素を 海水が吸収する量 2 研究の内容 実験で確かめたいこと ①地球の二酸化炭素 が増えると気温が 上がるのは本当か? ②二酸化炭素を 海水が吸収する量 はどれくらいか? ③温度が上がると 海水が二酸化炭素 を吸収する量が変化 するのは本当か? ④海水と真水では どちらが二酸化炭素を 多く吸収するのか? ⑤温度が上がることにより 海水自体のかさが 増すのは本当か? 次に、研究の内容について発表します。 実験で確かめたいと思ったことは次の五つです。 ★一つ目は、~ということです。地球上の二酸化炭素が増え続けているといわれていますが、そのことが本当に温暖化を進めるのかどうかを確かめてみたいと思いました。 ★二つ目は、 ~ということです。二酸化炭素を海水が吸収するのかどうか、またどれくらい吸収するのかを確かめてみたいと思いました。 ★三つ目は、 ~ということです。温度が上がると海水が二酸化炭素を吸収する量がどのように変化するのかを確かめたいと思いました。 ★四つ目は、 ~ということです。海水と真水の二酸化炭素を吸収する量の差を確かめたいと思いました。 ★五つ目は、 ~ということです。地球上の温度が上がると、南極の氷がとけて海面が上がることは聞いたことがありますが、海水自体のかさが増すのかどうか確かめたいと思いました。
実験方法を考えて実験をする。 3 研究の方法 次に研究の方法を言います。 方法の一つ目は、実験方法を考えて実験するということです。 3 研究の方法 実験方法を考えて実験をする。 次に研究の方法を言います。 方法の一つ目は、実験方法を考えて実験するということです。 これは、家ではできなかったので、夏休みに、学校の理科室と実験器具を使わせてもらいました。
4 研究結果と分かったこと 実験結果から それでは、実験から分かったことを発表します。 実験は、大きく3つに分けて行いました。
実験1 (実験方法) ペットボトルを大気につつまれた地球と見たて、二酸化炭素の量の違いによって温度の上昇に変化があるのかどうかをはかる。 (実験の目的) 地球の二酸化炭素が増えると気温が上がるのは本当かどうかを確かめる。 (実験方法) ペットボトルを大気につつまれた地球と見たて、二酸化炭素の量の違いによって温度の上昇に変化があるのかどうかをはかる。 実験1は、地球の二酸化炭素が増えると気温が上がるのは本当かどうかを確かめることを目的としました。 実験方法は、ペットボトルを大気につつまれた地球と見たてて、二酸化炭素の量の違いによって温度の上昇に変化があるのかどうかをはかりました。 ペットボトルAには、二酸化炭素を充満させました。 ペットボトルBには、周辺の空気を入れました。 ペットボトルA 二酸化炭素を充満させる。 ペットボトルB 周辺の空気を入れる。
実験1 60℃の湯 (実験方法) ペットボトルAとBを60℃の湯につけて、ペットボトルの中の温度の変化をはかる。 (実験の目的) 地球の二酸化炭素が増えると気温が上がるのは本当かどうかを確かめる。 (実験方法) ペットボトルAとBを60℃の湯につけて、ペットボトルの中の温度の変化をはかる。 ペットボトルAとBを60℃の湯につけて、ペットボトルの中の温度の変化をはかりました。 60℃の湯
実験1 5分後に2℃の 差がついた。 (実験の目的) 地球の二酸化炭素が増えると気温が上がるのは本当かどうかを確かめる。 実験結果をグラフに表してみると、このようになりました。 このグラフの縦軸は温度を、横軸は時間を表しています。 赤色のグラフは、二酸化炭素を充満させたペットボトルAの温度変化を表しています。 青色のグラフは周辺の空気を入れたペットボトルBの温度変化を表しています。 3分後には、AもBも共に41度に上がりましたが、ペットボトルAは上がり続け、ペットボトルBは上昇がにぶってきました。 5分後には、2度の差がつきました。
実験1 (実験結果から考えたこと) 二酸化炭素は、熱を逃げにくくする働きがあるのではないか。 (実験の目的) 地球の二酸化炭素が増えると気温が上がるのは本当かどうかを確かめる。 (実験結果から考えたこと) 二酸化炭素は、熱を逃げにくくする働きがあるのではないか。 5分間で、2℃の差がつくということは、これから地球の二酸化炭素が増え続け、年単位の時間がたつと、とてつもない温度上昇がおこるのではないか。 (実験の様子) 僕はこの実験1の結果から、次のようなことを考えました。 まず、~ということです。 また、~と考えました。
実験2 温度 海水の 上 昇 真水の 15℃ +2.3㎝ +3.0㎝ 25℃ +1.8㎝ +1.9㎝ 40℃ +0.9㎝ +1.0㎝ (実験の目的) 二酸化炭素を海が吸収しているのは本当か、海水と真水ではどちらが二酸化炭素を多く吸収するのか、温度が上がると二酸化炭素を吸収する量が変化するのは本当かなどを確かめる。 (実験結果) 温度 海水の 上 昇 真水の 15℃ +2.3㎝ +3.0㎝ 25℃ +1.8㎝ +1.9㎝ 40℃ +0.9㎝ +1.0㎝ 水位が上がる 実験の結果、ペットボトルはこのようにへこみました。 二酸化炭素が吸収されたことがわかります。 実験結果を表に表してみると、このようになりました。 海水 真水
実験2 (実験の目的) 二酸化炭素を海が吸収しているのは本当か、海水と真水ではどちらが二酸化炭素を多く吸収するのか、温度が上がると二酸化炭素を吸収する量が変化するのは本当かなどを確かめる。 (実験方法) 海水と真水が二酸化炭素を吸収すると、二酸化炭素が減った分ペットボトルがへこみ、水位が上昇すると考えられるので、水位の変化を計って記録する。 2つのペットボトルに海水と真水を入れ、温度を、15℃と25℃と40℃に調節する。 実験2は、二酸化炭素を海が吸収しているのは本当か、海水と真水ではどちらが二酸化炭素を多く吸収するのか、温度が上がると二酸化炭素を吸収する量が変化するのは本当かなどを確かめることを目的としました。 実験方法を紹介します。 まず、 2つのペットボトルに海水と真水を入れ、温度を、15℃と25℃と40℃に調節します。 次に、海水と真水を入れたペットボトルに二酸化炭素を入れます。 次に、それぞれのペットボトルをよく振ります。 次に、海水と真水が二酸化炭素を吸収すると、二酸化炭素が減った分ペットボトルがへこみ、水位が上昇すると考えられるので、水位の変化を計って記録します。 海水と真水を入れたペットボトルに二酸化炭素を入れる。 それぞれのペットボトルをよく振る。
実験2 海水も真水も二酸化炭素を吸収する。 海水よりも真水の方が二酸化炭素を多く吸収する。 温度が上がると吸収する力は低下する。 (実験の目的) 二酸化炭素を海が吸収しているのは本当か、海水と真水ではどちらが二酸化炭素を多く吸収するのか、温度が上がると二酸化炭素を吸収する量が変化するのは本当かなどを確かめる。 (実験結果) 海水と真水が二酸化炭素を吸収する量 上昇水位㎝ 実験結果をグラフに表してみると、このようになりました。 このグラフの縦軸は上昇推移を、横軸は水温を表しています。 赤色のグラフは、海水の水位の上昇を表しています。 青色のグラフは、真水の水位の上昇を表しています。 グラフから分かるように、 海水も真水も二酸化炭素を吸収しています。 海水よりも真水の方が二酸化炭素を多く吸収することが分かります。 温度が上がると海水も真水も二酸化炭素を吸収する力が低下することが分かります。 水温℃ 海水も真水も二酸化炭素を吸収する。 海水よりも真水の方が二酸化炭素を多く吸収する。 温度が上がると吸収する力は低下する。
実験2 (実験の目的) 二酸化炭素を海が吸収しているのは本当か、海水と真水ではどちらが二酸化炭素を多く吸収するのか、温度が上がると二酸化炭素を吸収する量が変化するのは本当かなどを確かめる。 (実験結果から考えたこと) 真水が海水よりも多く二酸化炭素を吸収するという結果は意外だった。もしかすると、海水はすでに二酸化炭素を多く含んでいて、吸収力がなかったのかもしれない。 もし、地球上の海水が、二酸化炭素の吸収量が限界にきているとすれば、排出される二酸化炭素は海水に吸収されずに、大気中の二酸化炭素が増え続けることになる。 このまま地球の温度が上がると、海水や真水の温度も上がって、二酸化炭素を吸収する力がますます低下し、さらに気温が上昇するという悪循環になると考えられる。 僕はこの実験2の結果から、次のようなことを考えました。 真水が海水よりも多く二酸化炭素を吸収することは予想外でした。 しかし、海水はすでに二酸化炭素を多く含んでいて、吸収力がなかったのかもしれない。海水と真水が含んでいるはじめの二酸化炭素の量を調べる方法があれば調べてみたいと思いました。 もし、地球上の海水が、二酸化炭素の吸収量が限界にきているとすれば、排出される二酸化炭素は海水に吸収されずに、大気中の二酸化炭素が増え続けることになると思いました。 このまま地球の温度が上がると、海水や真水の温度も上がって、二酸化炭素を吸収する力がますます低下し、さらに気温が上昇するという悪循環になるのではないかと思いました。
実験3 (実験方法) ビーカーに100mlの海水を入れ、50℃の湯につけ温め、水位の変化を測る。 (実験の目的) 温度があがることにより海水自体のかさが増すのは本当かを確かめる。 (実験方法) ビーカーに100mlの海水を入れ、50℃の湯につけ温め、水位の変化を測る。 実験3は、温度があがることにより海水自体のかさが増すのは本当かを確かめるために行いました。 実験方法を紹介します。 ビーカーに100mlの海水を入れ、50℃の湯につけ温め、水位の変化を測ります。 50℃の湯につける
実験3 (実験結果) 水位が1㎜上昇した。 (実験結果から考えたこと) (実験の目的) 温度があがることにより海水自体のかさが増すのは本当かを確かめる。 (実験結果) 水位が1㎜上昇した。 (実験結果から考えたこと) たった100mlだった海水が、1ミリ上昇するということは、大きな海なら、この実験とはくらべものにならないくらいに、水位が上昇するのではないか。 実験の結果、海水の水位が1mm上昇しました。 たった100mlだった海水が、1ミリ上昇するということは、大きな海なら、この実験とはくらべものにならないくらいに、水位が上昇するのではないかと思いました 。
5 研究を終えての感想 実験方法を考えることは楽しかった。 思っていた以上に結果がはっきりと出てよかった。 5 研究を終えての感想 実験方法を考えることは楽しかった。 思っていた以上に結果がはっきりと出てよかった。 地球温暖化について、知らなかったことや分からなかったことがわかり、環境問題の深刻さがよく分かった。 これからは、自分にできる温暖化防止対策をしていきたい。 研究を終えての感想ですが、 このようなことがあります。 僕は、これから、地球温暖化防止のために役立つよう、できることをするつもりです。 みなさんも、できることからはじめてみてください。
温暖化防止策 自分たちにできること 公共の乗り物を利用する。週2日8kmの運転を止めたとして年間約185kgの二酸化炭素を削減できる。 車の法定速度を守る。 テレビ利用を1日1時間減らす。 エンジンをつけたまま長時間停車をしない。 最後に、地球温暖化防止策として、どのようなことがあるのかを調べてみました。 自分たちにもできること、家族みんなでできることには、このようなことがあります。
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