地下鉄日比谷線 2003/5/7
経緯 2000年3月8日、営団地下鉄日比谷線中目黒駅から上り方約150m付近の半径160mの曲線出口付近で、下り菊名行き電車の最後尾が脱線、隣の上り線を走る上り竹ノ塚行電車の5~7両目と衝突、5人が死亡、35人が負傷 ボギー旅客車で、線路側、車両側、運転条件などに特に異常がなくて脱線
インシデント 日比谷線と相互乗り入れしている東急東横線の横浜駅付近で1986年に同じような脱線事故があった とりあえず、半径200m以下の曲線には脱線防止ガードを取り付けるように、全国の鉄道会社に指示
鉄道の安全 列車衝突防止のための固有のフェイルセーフ:設備故障時に安全側に動作させる(例:信号故障時に赤を示して、列車を停止させる) 「閉そく」:線路を複数区間に分け、一区間に一列車のみ存在を許可する 線路という一次元を動くものの衝突防止策
信楽高原鉄道事故 1991年5月14日、信楽高原鉄道で、回送の上りディーゼル動車と京都発信楽行下り臨時ディーゼル動車が正面衝突 42人が死亡、614人が負傷
航空・鉄道事故調査委員会 信楽高原鉄道の事故後、常設の事故調査委員会の気運が高まり、日比谷線事故後、航空事故調査委員会が、2001年に航空・鉄道事故調査委員会になる