フリッカー値 17070510 穂崎健昌
1、定義・利用目的 高頻度に点滅する光(フリッカー光)を被験者に見せたとき、光がちらついて見える限界の頻度値のこと。 目的は点滅する光のちらつきを見ることで、眼の疲れや、視神経の感度を測り、視神経疾患を調べることである。
フリッカー値の正常値は35HZ以上。 疲れている場合や白内障が強い場合には 値が低くなる。 観葉植物などの緑を見ると、視覚疲労が回復し、緊張感がやわらぐ。 働く空間に緑を置くことは、作業効率を高めるうえからも意味のある。 フリッカー値、労働時間と緑との関係
2、装置の概要 中心フリッカー値測定器 この装置をのぞきこむと光の点滅が見える。その点滅速度を変えることによって点滅を感じる限界頻度値を求める。
近大式中心フリッカー値測定器Ⅱ器 ・電圧変動の影響を受けない。 ・非常に安定したフリッカー値(C.F.F.)の測定が可能。 ・視標および背景輝度を得ることができる。 ・小型で操作が簡単。 ・フリッカー値(C.F.F.)はメーター指針で正確に読み取れる。 ・50Hz、60Hz 兼用型
3、測定方法 筒の中をのぞき、光が点滅頻度を段 階的に変えていき、点滅が見える限 界頻度をチェックする。 片目ずつ行い、測定にかかる時間は 5分程度。
4、利用例・応用例 パソコン作業などに伴う作業者の視覚疲労の 程度を知ること、長時間車を運転したドライバー の疲労を知ることなど労働者の疲労を知るため に利用されている。 また、精神疲労中枢神経の覚醒水準として利 用されている。
参考サイト・文献 http://www.ehime-u.ac.jp/shokai/research/special/nougaku/res_02/interv04.html http://harmonie.hamazo.tv/e77015.html http://www.trpt.cst.nihon-u.ac.jp/INFOLAB/dl_pdf/driverfatigue_cst_200111.pdf http://www.nihonmatsu.net/insp/pdf/cff.pdf http://www5d.biglobe.ne.jp/~optic/exam.htm http://www.kisweb.ne.jp/personal/kusunoki/s-cff.html http://www.s-green.co.jp/p07.html http://www.re-medical.co.jp/ins/m04_n009.htm 国語辞典(大辞泉)