8. 顕示選好法1 市場類似法、トラベルコスト法など 仮想評価法 (CVM) Contingent Valuation Methods 8. 顕示選好法1 Revealed Preference Methods 市場類似法、トラベルコスト法など 07/11/28
プライマリー・マーケットが存在しない場合に、観察される行動から影の価格を推定することで政策の効果を評価する方法について検討する。 間接的に プライマリー・マーケットが存在しない場合に、観察される行動から影の価格を推定することで政策の効果を評価する方法について検討する。 とくに、消費者余剰(あるいは補償変分、等価変分)の変化の測定に絞って分析する。 Shadow Price ある財の「影の価格」 =その財を取引する市場が存在していた場合に成立するであろう価格 生産者余剰の測定は相対的に容易である。 07/11/28
(market analogy method) 8.2 中間財手法 (intermediate good method) 8.1 市場類似法 (market analogy method) 8.2 中間財手法 (intermediate good method) 8.3 トラベルコスト法 (travel cost method) 8.4 防御支出法 (defensive expenditures method) 07/11/28
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問題8-1 個人2の時給=3000円 1時間30分 2時間 道路A 個人2 個人1の時給=2000円 1時間 2時間 個人1 道路B 07/11/28
問題8-1 <個人1について> 節約時間=1時間 時給=2000円 ⇒ 時間節約の便益=?円 07/11/28
問題8-1 <個人1について> 節約時間=1時間 時給=2000円 ⇒ 時間節約の便益=2000円×1=2000円 07/11/28
問題8-1 <個人1について> 節約時間=1時間 時給=2000円 ⇒ 時間節約の便益=2000円×1=2000円 <個人2について> ⇒ 時間節約の便益=2000円×1=2000円 <個人2について> 節約時間=0.5時間 時給=3000円 ⇒ 時間節約の便益=?円 07/11/28
問題8-1 <個人1について> 節約時間=1時間 時給=2000円 ⇒ 時間節約の便益=2000円×1=2000円 <個人2について> ⇒ 時間節約の便益=2000円×1=2000円 <個人2について> 節約時間=0.5時間 時給=3000円 ⇒ 時間節約の便益= 3000円×0.5=1500円 07/11/28
問題8-1 <個人1について> 節約時間=1時間 時給=2000円 ⇒ 時間節約の便益=2000円×1=2000円 <個人2について> ⇒ 時間節約の便益=2000円×1=2000円 <個人2について> 節約時間=0.5時間 時給=3000円 ⇒ 時間節約の便益= 3000円×0.5=1500円 07/11/28
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<賃金率で便益を評価する留意点> 賃金に便益が含まれていない。 電車の中でも仕事ができる。 税金を考慮する必要がある。 ドライブでは景観を楽しめる。 賃金率は仕事の特性を反映している。 労働時間を調整できない可能性がある。 リスク 07/11/28
8.2 中間財手法 これは、政府のプロジェクトが生み出す財が、他の川下の(downstream)の活動のための投入要素(=中間財)となるケースに関する評価方法である。 <灌漑プロジェクトの評価> 灌漑プロジェクトの便益 =灌漑による農家所得の増加分 07/11/28
=「大学を卒業することによる所得の増分」 -「 大学を卒業することに必要な機会費用」 教育プロジェクト=奨学金制度、(大学への)補助金制度 <教育プロジェクトの評価> 大学教育の私的便益 =「大学を卒業することによる所得の増分」 -「 大学を卒業することに必要な機会費用」 教育プロジェクト=奨学金制度、(大学への)補助金制度 ある制度の社会的便益 =「その制度があるときの大学教育の私的便益の和」 -「その制度が無いときの大学教育の私的便益の和」 07/11/28
大学進学者の能力の高さ(self-selection) 大学卒業証書のシグナリング効果 教育の外部性 <教育プロジェクトの評価方法の留意点> 所得以外の側面の軽視 大学教育の消費的側面 大学進学者の能力の高さ(self-selection) 大学卒業証書のシグナリング効果 教育の外部性 仕事から得られる楽しみ 学ぶことから得られる楽しみ 07/11/28
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=(実現可能)最大所得 07/11/28
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トラベルコストの異なる地域から自然公園まで訪問している人がいなければならない。 <トラベルコスト法の限界> トラベルコストの異なる地域から自然公園まで訪問している人がいなければならない。 旅行時間の機会費用の測定は困難である。 旅行自体が楽しみかもしれない。 複数の目的地がある場合 居住地の選択に際して自然公園までの距離を考慮しているかもしれない。 07/11/28
8.4 防御支出法 スモッグのレベルを低下させる条例のもたらす便益について、窓の清掃(ビジネス)の市場に与える効果から測定することについて検討する。 Q=窓清掃回数 P=窓清掃価格 07/11/28
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需要の価格弾力性が小 07/11/28
窓拭きでスモッグ問題の全ては解消できない。 防御的支出で非常に窓が綺麗になるかもしれない。 防御的支出を機会費用で考える必要がある。 <防御的支出法の問題点> 新しい均衡への調整スピード 窓拭きでスモッグ問題の全ては解消できない。 防御的支出で非常に窓が綺麗になるかもしれない。 防御的支出を機会費用で考える必要がある。 07/11/28
(market analogy method) 8.2 中間財手法 (intermediate good method) 8.1 市場類似法 (market analogy method) 8.2 中間財手法 (intermediate good method) 8.3 トラベルコスト法 (travel cost method) 8.4 防御支出法 (defensive expenditures method) 07/11/28