(3)断層帯周辺における自然地震観測:稠密アレー観測 東京大学地震研究所 2測線 + 面的観測点 (60観測点) 平成18年3月27日 平成17年「糸魚川-静岡構造線断層帯調査研究」第1回運営委員会
観測点と地震分布 (平成17年9月1日から12月31日) DAT 60点(平成17年9月16日から12月22日) 観測点と地震分布 (平成17年9月1日から12月31日) DAT 60点(平成17年9月16日から12月22日) 統合データ:ASIT 8点、定常点(JMA, NIED, 大学100点 一元化震源によって選ばれた610地震(平成17年9月1日から12月31日)を対象とした。 一元化震源で、読み取られていないP、S相を読み取った トモグラフィー解析には、そのうち 272地震と発破2を用いた 平成17年「糸魚川-静岡構造線断層帯調査研究」第1回運営委員会 平成18年3月27日
地震毎の読み取り観測点数分布 P相、S相とも10から35個の観測点で読み取ったイベントが多い。 10 20 30 40 50 60 70 80 100 120 140 160 読み取り観測点数 イベント数 P S P相、S相とも10から35個の観測点で読み取ったイベントが多い。 平均読み取り観測点数はPが38.2観測点/地震、Sが40.7観測点/地震
地質図とトモグラフィー格子点配置 方法:Double-difference tomography 法 (Zhang and Thurber 2003) 格子点数: 5km間隔で60km、その外側は、15kmまたは20km間隔の測線4本(32km、8km、-8km、-32km): 深さ方向 0、3, 6, 9, 12,16, 20, 30, 35, 100, 200 km Line 8km Line -8km 平成18年3月27日 運営委員会
分解能テスト Line -8 km Line 8 km 平成18年3月27日 運営委員会
Line 8km 活断層ISTL 地質ISTL E W MTL Pyroclastics Felsic Plutonic rocks 平成18年3月27日 運営委員会
Line -8km MTL E 地質ISTL 活断層ISTL W 四万十帯? Pyroclastics 平成18年3月27日 運営委員会
パイロット重点観測測線との比較 Vp N44E S44W 2003年パイロット重点測線 2005年 Line 8km
まとめ 稠密アレー観測(60観測点)が予定通り実施できた 610個の自然地震のP,S相を読み取った トモグラフィー解析を行って、糸静線断層帯中・南部の深部構造を明らかにした。 南西傾斜の構造が得られた 今後5年間で、断層帯全体の3次元構造を得る見通しが得られた
パイトッロ重点での結果 58 stations south of Suwa lake with 1-1.5 km spacing. 3 component 1 Hz seismometers and removable HD or DAT recorders. 2 months continuous recording at 100 Hz sampling rate, supported by li batteries (2003/08/25 – 2003/10/16).
Vp, Vs and Vp/Vs 断面 Vp Vs Vp/Vs N44E S44W