プログラミングⅠ 平成30年10月22日 森田 彦.

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プログラミングⅠ 平成30年10月22日 森田 彦

理解度チェック1 1.text 2.font 3.enabled 4.selected 5.name 次の文の空欄に入る適切な用語を選択して下さい。 あるプログラムを実行したら、次のように「ボタン」コンポー ネントが押せない(クリックできない)状態になっていまし た。 これは、「ボタン」コンポーネントの(      )プロパティの値をfalseに設定していた事を意味します。 1.text      2.font     3.enabled    4.selected   5.name

理解度チェック1 解答 3.enabled enableは可能にするという意味。つまり当該コンポーネントを使用可能にするプロパティがenabledプロパティ。

理解度チェック2 1.text 2.font 3.enabled 4.selected 5.name 次の文の空欄に入る適切な用語を選択して下さい。 あるプログラムを実行したら、次のような画面が現れました。 このとき、「チェックボックス」コンポーネントの(      )プロパティの値がtrueに設定されています 1.text      2.font     3.enabled    4.selected   5.name

理解度チェック2 解答 4.selected selectは「選択する」という意味。 理解度チェック2 解答 4.selected selectは「選択する」という意味。 チェックボックスあるいはラジオボタンは”選択されるか否か”を表すために存在するので、このselectedプロパティが重要になる。 その値は、チェックが入っている時は「true」、入っていない時は「false」になっています。

理解度チェック3 1.テキストフィールを赤色にする 2.テキストフィールドの文字を赤色にする ボタン(jButton1)をクリックした時に呼び出されるメソッドを次のように記述しました。 void jButton1ActionPerformed(ActionEvent evt) {  jTextField1.setText("赤"); } このとき、ボタンがクリックされたときの処理内容の説明として適切なものを、次の中から選択して下さい。 1.テキストフィールを赤色にする  2.テキストフィールドの文字を赤色にする   3.テキストフィールドに「赤」という文字を表示する   4.ボタンの色を赤色にする    5.ボタンの文字を赤色にする

理解度チェック3 解答 3.テキストフィールドに「赤」という文字を表示する 理解度チェック3 解答 void jButton1ActionPerformed(ActionEvent evt) {   jTextField1.setText("赤"); } 3.テキストフィールドに「赤」という文字を表示する  setText()は、当該コンポーネントに( )内の文字を表示させるメソッド。

理解度チェック4 "jTextField1.getText()" ); } ボタンをクリックした時に呼び出されるメソッドを次のように記述しました。 void jButton1ActionPerformed(ActionEvent evt) { jTextField2.setText( "jTextField1.getText()" ); } このとき、ボタンがクリックされたときの処理内容の説明として適切なものを、次の中から選択して下さい。 1.jTextField1に表示されている文字をjTextField2に表示  2.jTextField1.getText()という文字をjTextField2に表示   3.jTextField2を空白にする   4.jTextField2に表示されている文字をjTextField1に表示 5.jTextField1.getText()という文字をjTextField1に表示  

理解度チェック4 解答 2.jTextField1.getText()という文字をjTextField2に表示させる 理解度チェック4 解答 void jButton1ActionPerformed(ActionEvent evt) { jTextField2.setText("jTextField1.getText()"); } 2.jTextField1.getText()という文字をjTextField2に表示させる  setText( jTextField1.getText() )なら   jTextField1に表示されている文字がjTextField2に表示される。 setText( “jTextField1.getText()” )なので、 “ ”で囲まれた部分が文字としてそのまま表示される。

第1回テストについて 注意:テストを無断欠席すると単位の取得はできません。 日時:11月12日 14:55~15:40 形式:ペーパーテスト 日時:11月12日  14:55~15:40 形式:ペーパーテスト 範囲:第4章まで(p.98まで) その他:テキストは参照可      テスト中はPCは使用できません。 注意:テストを無断欠席すると単位の取得はできません。

本日の学習 【基礎課題4-6-1】までチェックを受けた人は終了して結構です。 学習内容 学習目標 学習のポイント  テキスト「第4章 変数」4-1節~4-6節(【基礎課題4-6-1】まで)  pp.65~76 学習目標 プログラムで用いる変数と型の概念を理解する。→今週から3週間。 学習のポイント  変数はデータの保管場所。 変数には種類があり、それを型という。→ 今週は文字列型と整数型を学 習。  型によって処理の仕方が異なる。 【基礎課題4-6-1】までチェックを受けた人は終了して結構です。

変数 足し算ができる・・・? 左のようなプログラムを考える 上のテキストフィールドの値 と 下のテキストフィールドの値 の合計を表示する。 private void jButton1ActionPerformed(ActionEvent evt) { jTextFieldAns.setText( jTextField1.getText() //上のテキストフィールドの中身 + jTextField2.getText() //下のテキストフィールドの中身 ); } 足し算ができる・・・?

実行すると・・・ ? 値を入力 では、整数の足し算を行うためには・・・? [足し算]ボタンをクリックすると・・・ 足し算になっていない! テキストフィールドの中身は文字列だから。 文字列同士の + は連結になる! では、整数の足し算を行うためには・・・?

文字列型変数 先ほどのプログラムを、変数を使って記述すると・・・ 変数とは:データの保管場所 概念をつかむことが重要! 文字列型変数X1の宣言 文字列型変数X2の宣言 private void jButton1ActionPerformed(ActionEvent evt) { String X1=jTextField1.getText(); //上のテキストフィールドの中身 String X2=jTextField2.getText(); //下のテキストフィールドの中身 jTextFieldAns.setText( X1+X2 ); } データには型の違い(文字列や整数など)がある。変数もそれに応じて型を変える。 変数とは:データの保管場所 概念をつかむことが重要!

整数型変数 整数と足し算をするためには・・・ 整数型変数を用いれば良い。 変数X1を整数型に 変数X2を整数型に テキストフィールドへ表示できるのは文字列型のみ! 整数型変数を用いれば良い。 private void jButton1ActionPerformed(ActionEvent evt) { int X1=Integer.parsInt(jTextField1.getText()); int X2=Integer.parsInt(jTextField2.getText()); jTextFieldAns.setText( String.valueOf(X1+X2) ); } private void jButton1ActionPerformed(ActionEvent evt) { int X1=Integer.parsInt(jTextField1.getText()); int X2=Integer.parsInt(jTextField2.getText()); jTextFieldAns.setText( X1+X2 ); } private void jButton1ActionPerformed(ActionEvent evt) { int X1=Integer.parsInt(jTextField1.getText()); String X2=jTextField2.getText(); //下のテキストフィールドの中身 jTextFieldAns.setText( X1+X2 ); } private void jButton1ActionPerformed(ActionEvent evt) { String X1=jTextField1.getText(); //上のテキストフィールドの中身 String X2=jTextField2.getText(); //下のテキストフィールドの中身 jTextFieldAns.setText( X1+X2 ); } 整数の足し算可能に! 文字に変換して表示可能に! 変数X1を整数型に 変数X2を整数型に Integer.parsInt(・・・): ( )内を整数型に変換 String.valueOf(・・・): ( )内を文字列型に変換

改めて実行すると・・・ [足し算]ボタンをクリックすると・・・ 整数の足し算ができた!

変数 要点の整理 変数とは:データの保管場所 データの種類(文字列や整数など)に応じて(それを保管す る)変数にも型がある。 変数 要点の整理  変数とは:データの保管場所 データの種類(文字列や整数など)に応じて(それを保管す る)変数にも型がある。  演算も型によって異なる。  +の場合、文字列型の場合は連結。整数型の場合は足し算。 プログラミングⅠでは、代表的な型として、実数型、論理 型、配列型変数とその扱いを学習する。  変数と型はプログラミング学習の最初の関門。