新学習指導要領に対応した 子どもの学びを高める授業づくり

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1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
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新学習指導要領に対応した 子どもの学びを高める授業づくり 小学校社会 子どもの学びを高めるために、日々の授業をどのようにつくっていけばいいのか、ポイントを説明する。

資質・能力を育成できたかを適切に評価するための手立てを準備する。 授業づくりのステップ 1 育成すべき資質・能力を明確にする。 ・「何ができるようになるか」を意識した指導が求められ、活動を行うねらいやゴールイメージを明確にする。 ・「何ができるようになったか」を適切に把握するための評価の在り方が重要になる。(ねらいとまとめの整合性) 2 資質・能力を育成できたかを適切に評価するための手立てを準備する。 3 ・子供たちが能動的に学びに向かうような課題設定が重要になる。解決に向けた多様な見方や考え方が生まれるような課題、他者との学び合いによって解決できそうな課題を設定する。  多様な考えを引き出し、解決したいという意欲を高めるような課題を設定する。 4 学習する児童生徒の具体的な学びの姿を考え、多様な意見を認め、お互いに共有しながら解決に導くような場を設定する。 ・子供たちが主体となり、多様な表現を通じて対話し、それによって思考を広げ深めていくような授業への質的転換を図る。適切な学習形態を取り入れ、学び合いを活性化させる。 子どもの学びを高める授業づくりのポイントについて、1~5の順番で授業づくりを行うことを説明する。 ※ 1と2を1つにして、大きく4段階となる。 1、2…本時の目標を設定し、そのゴールイメージを明確にする。ねらいとまとめを設定し、整合性を図る。 3…子供たちが能動的に学びに向かうような学習課題を設定する。 4…学習課題を解決するための手立てを設定する。 5…振り返りの場面の仕方を設定する。 実際の授業づくりでは、この1~5が、途中で行ったり来たりして、修正を図りながら作られることになる。 5 ・一時間の授業だけでなく、単元を通じたまとまりの中で、子供たち自身が自らの学びを振り返って次の学びに向かうことができるような場面を適切に設定する。 学びの過程やその成果を振り返らせ、次の学びにつなげる手立てを工夫す る。

授業づくりのステップ 個々の教師の授業に対する チェックポイント 1 育成すべき資質・能力を明確に   する。 2 資質・能力を育成できたかを適  切に評価するための手立てを準備 3 多様な考えを引き出し、解決し   たいという意欲を高めるような課   題を設定する。 4 学習する児童生徒の具体的な学  びの姿を考え、多様な意見を認め、  お互いに共有しながら解決に導く  ような場を設定する。 5 学びの過程やその成果を振り返  らせ、次の学びにつなげる手立て   を工夫する。 個々の教師の授業に対する チェックポイント 4 教師の指示や発問は的確で、子供に   伝わっているか?(音量、話し方も) 1 子供一人一人の理解度を1単位時間  の授業の中で評価し、定着や習熟を図  る時間が確保されているか? 3 授業内容は子供の実態にマッチして  いるか?(平均をやや下回る子供も理  解できる内容か?) 2 指導内容が精選されており、テンポ  や間に配慮して授業を進めているか? ①1~5の順番で行う授業づくりのポイントと、4つの授業に対するチェックポイントを当てはめる。  チェックポイント1、3、2、1となり、4の「教師の指示や発問は的確で、子供に伝わっているか?(音量、話し方も)」は、すべての段階で関わることになる。 ②4つのチェックポイントの1つの見方として説明する。 1 子供一人一人の理解度を1単位時間   の授業の中で評価し、定着や習熟を図   る時間が確保されているか?

正答率 16.9% 正答率の低いB問題 【歴 史】 (答) 工場が増え、 国内で綿糸を生産 するために、原材 料として綿花の輸 入が増加した みやざき中学校学習状況調査から   正答率の低いB問題 【歴 史】 (答) 工場が増え、    国内で綿糸を生産  するために、原材  料として綿花の輸  入が増加した ①平成29年度 みやざき中学校学習状況調査(中学校第1学年)のB問題(活用)を使って、授業を提案する。 正答率 16.9%

〇 明治政府が行った富国強兵・殖産興業政策と 貿易品目の変化との関連性について、資料から 情報を読み取り、考察することができる。 授業づくりのステップ 個々の教師の授業に対する チェックポイント 1 育成すべき資質・能力を明確に   する。 1 子供一人一人の理解度を1単位時  間の授業の中で評価し、定着や習熟     を図る時間が確保されているか? 本時の目標 〇 明治政府が行った富国強兵・殖産興業政策と  貿易品目の変化との関連性について、資料から  情報を読み取り、考察することができる。         (社会的な思考・判断・表現) 「1 育成すべき資質・能力を明確にする。」については、 本時の目標を、社会的な思考・判断・表現を観点として、 「明治政府が行った富国強兵・殖産興業政策と貿易品目の変化との関連性について、資料から情報を読み取り、考察することができる。」 と設定した。

まとめ 〇 考察したことや構想したことなど結論をまとめる。 授業づくりのステップ 個々の教師の授業に対する チェックポイント 2 資質・能力を育成できたかを適  切に評価するための手立てを準備  する。 1 子供一人一人の理解度を1単位時  間の授業の中で評価し、定着や習熟     を図る時間が確保されているか? まとめ 〇 考察したことや構想したことなど結論をまとめる。  明治政府は富国強兵をめざし、殖産興業によって、製糸や紡績工場が増えた。そのため、国内で綿糸を生産するために綿花の輸入が増え、貿易品の変化が見られた。 「2 資質・能力を育成できたかを適切に評価するための手立てを準備する。」については、 まとめとして、 「明治政府は富国強兵をめざし、殖産興業によって、製糸や紡績工場が増えた。そのため、国内で綿糸を生産するために綿花の輸入が増え、貿易品の変化が見られた。」 と設定した。

動機付け(学習課題の設定) 〇 ある社会的事象を提示し、児童から疑問や気付きを引き出 し、課題意識を醸成させる。 授業づくりのステップ 個々の教師の授業に対する チェックポイント 3 多様な考えを引き出し、解決し   たいという意欲を高めるような課   題を設定する。 3 授業内容は子供の実態にマッチし   ているか?(平均をやや下回る子供  も理解できる内容か?)   動機付け(学習課題の設定) 〇 ある社会的事象を提示し、児童から疑問や気付きを引き出  し、課題意識を醸成させる。 ※ 社会的事象の教材化(教材研究) 〇 1890年と1897年の2つの資料を提示し、輸入品の  推移を比較させる。 「3 多様な考えを引き出し、解決したいという意欲を高めるような課題を設定する。」については、 学習課題の設定として、ある社会的事象を提示し、児童から疑問や気付きを引き出し、課題意識を醸成させる。 ※ 社会的事象の教材化(教材研究)が必要となる。 1890年と1897年の2つの資料を提示し、輸入品の推移を比較させて、 「なぜ、日本の輸入品は、1890年では綿糸が多かったのに、1897年になると綿花が多くなったのだろうか。」 と設定した。 「なぜ、日本の輸入品は、1890年では綿糸が多かったのに、1897年になると綿花が多くなったのだろうか。」

情報収集 資料「日本の工場数の変化」 資料「日本とヨーロッパやアジアとの貿易品の流れ(1897年)」 授業づくりのステップ 個々の教師の授業に対する チェックポイント 4 学習する児童生徒の具体的な学  びの姿を考え、多様な意見を認め、  お互いに共有しながら解決に導く  ような場を設定する。 2 指導内容が精選されており、テン  ポや間に配慮して授業を進めている  か? 情報収集 資料「日本の工場数の変化」 資料「日本とヨーロッパやアジアとの貿易品の流れ(1897年)」 〇 資料を活用して調べさせる。(課題解決に向けた必要な資  料の準備と提供) 〇 教師の説明による理解  も含め、主として事実等  に関わる知識を習得させ  る。 「4 学習する児童生徒の具体的な学びの姿を考え、多様な意見を認め、お互いに共有しながら解決に導くような場を設定する」については、 1つめに、情報収集として、   資料2「日本の工場数の変化」と資料3「日本とヨーロッパやアジアとの貿易品の流れ(1897年)」を準備し、子供たちに資料を活用させ、調べさせる。   その際、教師の説明による子供たちの確実な理解も含め、主に事実等に関わる知識を習得させる。

考察・構想 〇 社会的事象等の意味や意義、特色や相互の関連を多面 的・多角的に考察させ、話し合わせる(討論等)。 授業づくりのステップ 個々の教師の授業に対する チェックポイント 4 学習する児童生徒の具体的な学  びの姿を考え、多様な意見を認め、  お互いに共有しながら解決に導く  ような場を設定する。 2 指導内容が精選されており、テン  ポや間に配慮して授業を進めている  か? 考察・構想 〇 社会的事象等の意味や意義、特色や相互の関連を多面  的・多角的に考察させ、話し合わせる(討論等)。 〇 他にも、社会に見られる課題を把握させて、解決に向  けて構想させ、話し合わせ(討論等)、複数の立場や意  見を踏まえて解決に向けて、選択・判断させる。 〇 主として概念等に関わる知識を習得させる。 「4 学習する児童生徒の具体的な学びの姿を考え、多様な意見を認め、お互いに共有しながら解決に導くような場を設定する」に関する 2つめは、考察・構想として、   社会的事象等の意味や意義、特色等を多面的・多角的に考察させ、話し合わせる。また、社会に見られる課題を把握させ、解決に向けて構想させたり、選択・判断させたりする。   主に概念等に関わる知識を習得させる。

振り返り 〇 学習を振り返って考察させる。 〇 新たな問い(課題)を見出させ、追究させる。 授業づくりのステップ 個々の教師の授業に対する チェックポイント 5 学びの過程やその成果を振り返  らせ、次の学びにつなげる手立て   を工夫する。 1 子供一人一人の理解度を1単位時  間の授業の中で評価し、定着や習熟     を図る時間が確保されているか?   振り返り 〇 学習を振り返って考察させる。 〇 新たな問い(課題)を見出させ、追究させる。 ・ 富国強兵を実現させるために、日本の貿易は順調に  行えたのだろうか。 ・ 明治維新後、日本の政治はうまく進められていった  のだろうか。 「5 学びの過程やその成果を振り返らせ、次の学びにつなげる手立てを工夫する」については、 振り返りとして、学習を振り返って考察させたり、新たな問いを見出させたりする。 例えば、 「富国強兵を実現させるために、日本の貿易は順調に行えたのだろうか。」や 「明治維新後、日本の政治はうまく進められていったのだろうか。」など

社会・地理歴史・公民ワーキンググループにおける 審議の取りまとめ(平成28年8月26日) 社会・地理歴史・公民ワーキンググループにおける審議の取りまとめにおいて、 課題解決を図る主な学習過程の例が示された。

社会・地理歴史・公民ワーキンググループにおける 審議の取りまとめ(平成28年8月26日) これは、実際に授業を流すとこのように流れるという、子どもたちの立場に立った学習過程となる。 これに、先ほどの授業のポイントを当てはめると、このような位置付けになる。 本時の目標を設定した後、①まとめ ②動機付け ③方向付け、教師からの説明も含めた情報収集、考察・構想 ④振り返り 教師からの説明

正答率 16.9% 正答率の低いB問題 【歴 史】 (答) 工場が増え、 国内で綿糸を生産 するために、原材 料として綿花の輸 入が増加した みやざき中学校学習状況調査から   正答率の低いB問題 【歴 史】 (答) 工場が増え、    国内で綿糸を生産  するために、原材  料として綿花の輸  入が増加した これを先ほどの、みやざき中学校学習状況調査のB問題(活用)を使って、授業を流してみる。 正答率 16.9%

課題解決を図る学習過程の展開(問いの工夫) みやざき小中学校学習状況調査から  正答率の低いB問題 【歴 史】  課題解決を図る学習過程の展開(問いの工夫) 本時の目標 〇 明治政府が行った富国強兵・殖産興業政策と   貿易品目の変化との関連性について、資料から   情報を読み取り、考察することができる。         (社会的な思考・判断・表現) 本時の目標  教師の立場より、観点から、子どもが何ができるようになるのか、本時の目標を設定する。

Ⅰ 課題把握 ① 動機付け(学習課題の設定) 〇 ある社会的事象を提示し、児童から疑問や気付きを引 き出し、課題意識を醸成させる。 Ⅰ 課題把握 ① 動機付け(学習課題の設定) 〇 ある社会的事象を提示し、児童から疑問や気付きを引   き出し、課題意識を醸成させる。 ※ 社会的事象の教材化(教材研究) 〇 1890年と1897年の2つの資料を提示し、輸入  品の推移を比較させる。 ① 動機付け(学習課題の設定) 「なぜ、日本の輸入品は、1890年では綿糸が多かったのに、 1897年になると綿花が多くなったのだろうか。」

〇 これまでの既習事項や資料をもとに、予想や仮説 を立てさせる。 Ⅰ 課題把握 ② 方向付け(課題解決の見通し) 〇 これまでの既習事項や資料をもとに、予想や仮説  を立てさせる。 明治維新によって、日本の産業が発展したことと輸入品が変化したことは、関係があるのではないだろうか。 ② 方向付け(課題解決の見通し)

Ⅱ 課題追究 ③ 情報収集 〇 資料を活用して調べさせる。(課題解決に向けた必要 な資料の準備と提供) 〇 教師の説明による理 Ⅱ 課題追究 ③ 情報収集 〇 資料を活用して調べさせる。(課題解決に向けた必要  な資料の準備と提供) 〇 教師の説明による理  解も含め、主として事  実等に関わる知識を習  得させる。 資料「日本の工場数の変化」 資料「日本とヨーロッパやアジアとの貿易品の流れ(1897年)」 ③ 情報収集

Ⅱ 課題追究 ④ 考察・構想 〇 社会的事象等の意味や意義、特色や相互の関連を多面 的・多角的に考察させ、話し合わせる(討論等)。 Ⅱ 課題追究 ④ 考察・構想 〇 社会的事象等の意味や意義、特色や相互の関連を多面  的・多角的に考察させ、話し合わせる(討論等)。 〇 他にも、社会に見られる課題を把握させて、解決に向   けて構想させ、話し合わせ(討論等)、複数の立場や意  見を踏まえて解決に向けて、選択・判断させる。 〇 主として概念等に関わる知識を習得させる。 ④ 考察・構想

Ⅲ 課題解決 ⑤ まとめ 〇 考察したことや構想したことなど結論をまとめる。 Ⅲ 課題解決 ⑤ まとめ 〇 考察したことや構想したことなど結論をまとめる。  明治政府は富国強兵をめざし、殖産興業によって、製糸や紡績工場が増えた。そのため、国内で綿糸を生産するために綿花の輸入が増え、貿易品の変化が見られた。 ⑤ まとめ

Ⅳ 新たな課題 ⑥ 振り返り 〇 学習を振り返って考察させる。 〇 新たな問い(課題)を見出させ、追究させる。 Ⅳ 新たな課題 ⑥ 振り返り 〇 学習を振り返って考察させる。 〇 新たな問い(課題)を見出させ、追究させる。 ・ 富国強兵を実現させるために、日本の貿易は順調に行えた  のだろうか。 ・ 明治維新後、日本の政治はうまく進められていったのだろ  うか。 ⑥ 振り返り

中教審答申による、社会科における国家及び社会の 形成者として必要な資質・能力(平成28年12月21日) 〇 知識や思考力等を基盤として社会の在り方や人  間としての生き方について選択・判断する力 〇 自国の動向とグローバルな動向を横断的・相互  的に捉えて現代的な諸課題を歴史的に考察する力 〇 持続可能な社会づくりの観点から地球規模の諸  課題や地域課題を解決しようとする態度 中教審答申によると、社会科における国家及び社会の 形成者として必要な資質・能力を次のように示している。 〇 知識や思考力等を基盤として社会の在り方や人間としての生き方について選択・判断する力 〇 自国の動向とグローバルな動向を横断的・相互的に捉えて現代的な諸課題を歴史的に考察する力 〇 持続可能な社会づくりの観点から地球規模の諸課題や地域課題を解決しようとする態度

県立高校一般入試分析 みやざき学習状況調査分析 県教育研修センター →調査研究・結果 みやざき学習状況調査分析 県立高校一般入試分析とみやざき学習状況調査分析については、県教育研修センターのHPの「調査研究・結果」にある。

みやざき学習状況調査分析 県教育研修センター →調査研究・結果 →みやざき学習状況調査

みやざき小中学校学習状況調査から 

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