福岡県教育センター ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ ※ ※ ※

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1 このプレゼン資料について ● 校内(園内)研修での使用を目的に作成しました。 ● 「個別の教育支援計画」を理解し、作成する上で大切 な事柄を整理し、図やテキストで示しました。 ● 各スライドでは、ポイントとなる事柄を吹き出しや枠 囲みで示し、強調しています。 ● 各スライドのノートには、スライドの内容とポイント.
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スクールカウンセラーは心の専門家として 学校をサポートします! 生徒の不安や悩み、問題行動を解消するために 教職員のスキルアップを図るために 生徒が生活上の困難・ストレスに直面した時の 対処方法を身に付けるために 関係機関との連携を図るために.
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宇佐支援学校 学校評価実施計画 改善 教職員自己評価 自分らしく 生活する 子ども 保護者・ 地域から 愛される 学校 のびのびと 過ごせる
福岡県教育センター ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ ※ ※ ※
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あいサポート条例(愛称)素案の概要 1 制定の目的 2 条例案の内容
福岡県教育センター ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ ※ ※ ※
研修担当の先生へ ※演習をする前に!  校内研修で演習を計画されている場合に,活用いただけるスライドです。自校の取組の現状を踏まえて,研修の時期,テーマに応じて,演習のねらいや時間配分等を設定してください。 ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ このスライドは,学びを支える3つの要素,校内委員会等との協働,関係機関・保護者との連携について学んだことを前提とした内容構成になっています。
基礎情報の収集・・・前年度の出欠席状況、配慮の必要性、長期欠席経験者への対応
プレゼン資料(進行者用・研修者用) 校内研修会
2019年度 すべての教職員のための授業改善研修 本研修の背景とねらい
特別支援教育総合推進事業 特別支援教育 推進員 高等学校 1(新)特別支援教育総合推進事業【4,752千円】 県教育委員会 特別支援学校
・特別支援教育について ・発達障害等の特性 ・教育環境等の整備
Presentation transcript:

福岡県教育センター ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ ※ ※ ※  本スライドの研修内容は,研究紀要p.12~p.13と対応しています。研究紀要を印刷される場合は,福岡県教育センターのホームページからダウンロードして使用してください。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※  今日は,関係機関・保護者との連携の進め方やポイントについて学びましょう。★ 福岡県教育センター

学校を取り巻くいろいろな機関と共に児童生徒を支援していくこと。 関係機関との連携とは  学校を取り巻くいろいろな機関と共に児童生徒を支援していくこと。 ①実態や教育的ニーズに応じて,  よりよい支援を提供する ②一人で抱え込むことなく,チー  ムによる支援を行う 目的 関係機関との連携とは,「スクールカウンセラー」「スクールソーシャルワーカー」「保健・福祉・就労機関等」「医療機関」「教育委員会」「教育事務所」「教育センター」「特別支援学校」等,学校を取り巻くいろいろな機関と共に児童生徒を支援していくことです。 ★目的は二つあります。 一つは,児童生徒の実態や教育的ニーズに応じて,よりよい支援を提供することです。 二つは,学級担任等が一人で問題を抱え込むことなく,チームによる支援を行うことです。 関係機関との連携により,★どのような内容や方法で支援を行えばよいのか,ユニバーサルデザインの視点を生かした授業になっているか,学級づくりや仲間づくりはどのように進めればよいのかなどの授業づくりのヒントを得て,支援につなぐことが大切です。★ 授業づくりのヒントを得て,支援につなぐ。

関係機関との連携の進め方 事前:関係機関に関する情報を収集し,整理しておく(特支Coを中心に) ① 関係機関との連携の必要性を協議する(校内委員会等) ② 関係機関との連携の必要性及び連携先を判断をする(管理職) ③ 相談内容を整理する(校内委員会等) ④ 関係機関との連絡調整を行う(特支Coを中心に) ⑤ 必要な資料を作成し,準備する(校内委員会等) ⑥ 関係機関に相談し,助言をもらう(担任,特支Co等) 関係機関との連携の進め方を説明します。 事前準備として,特別支援教育コーディネーターを中心に関係機関に関する情報を収集し,一覧表等に整理しておきます。(作成している場合は,そのことを共通理解する。) 進め方①,校内委員会等において連携の必要性について協議をします。 ②,関係機関と連携の必要性及び連携先を管理職が判断します。 ③,校内委員会等で,これまでの協議内容,相談内容等を整理します。 ④,特別支援教育コーディネーターを中心に,関係機関と日程等の連絡調整を行います。 ⑤,相談に必要な資料を作成し,準備します。 そして,⑥,関係機関に相談し,助言をもらいます。 最後に⑦,校内委員会等で,助言内容を共有し,具体的な支援の方向性を検討します。 連携を進める過程において,適宜,保護者と情報共有を行っていきます。★ ⑦ 助言内容を共有し,支援の方向性を検討する(校内委員会等) ※ 適宜,保護者と情報を共有する。

関係機関との連携を進める上で大切なこと ◎十分な検討と共通理解を図り,目的を明確にしましょう(校内委員会等) ・これまで検討してきた内容,指導の経過等を伝える。 個別の教育支援計画 個別の指導計画 ・何について助言を得たいのか,相談内容を焦点化する。 ◎個人情報の取扱いに留意しましょう(校内委員会等) 関係機関との連携を進める上で,大切なことを3つにまとめています。 1つは,十分な検討と共通理解を図り,目的を明確にすることです。 連携の前に,★何について助言を得たいのか,相談内容を焦点化しておきます。さらに,★相談内容について,これまで校内委員会等で検討してきた内容や指導の経過を,個別の教育支援計画や個別の指導計画を基に伝えます。 2つは,個人情報の取扱いについてです。 関係機関に提供する情報は,目的に合わせて,必要なものに精選します。 3つは,保護者の心情への配慮についてです。 保護者と情報共有を進めていく際には,保護者の心情に十分配慮しながら,得た情報を分かりやすく伝えていくことが大切です。★ ◎保護者の心情に配慮しましょう(担任等)

保護者との連携とは インクルーシブ教育システムの構築 授業づくり 情報  保護者をパートナーとして,情報を共有し,共に児童生徒を支援していくこと。 全ての保護者 インクルーシブ教育システムの構築 支援を要する児童生徒の保護者 次は,保護者との連携について説明します。 保護者との連携とは,保護者をパートナーとして,情報を共有し,共に児童生徒を支援していくことです。 ★支援を要する児童生徒の保護者だけでなく,★全ての保護者との連携を進めることで,★インクルーシブ教育システムの構築につながっていきます。 ★さらに支援を要する児童生徒の保護者からの情報は,正確な実態把握や興味・関心を生かした教材準備等の★授業づくりにつながります。★ ★正確な実態把握 ★興味・関心を生かした教材準備等 情報 授業づくり

全ての保護者と連携するポイント 信頼関係の構築 ◎学校だよりや学級通信,保護者懇談会を通して連携を深めましょう 安心感  ・3つの要素について学校が大切にしていること  ・児童生徒の様子や頑張り 安心感 信頼関係の構築 ◎障がいについての理解を深める機会をつくりましょう  障がいに対する理解啓発 保護者との連携のポイントを,全ての保護者との場合と個別の保護者との場合に分けて説明します。 まず,全ての保護者との連携のポイントです。 1つは,学校だよりや学級通信,保護者懇談会の活用です。 全ての保護者に対し,★3つの要素について学校が大切にしていること,児童生徒の様子や頑張りを,定期的に伝えるようにします。学校として,日常の取組を伝えることは,★保護者へ安心感を与え,★信頼関係構築への一歩となります。 2つは,障がいについての理解を深める機会をつくることです。 ★PTA主催の研修会で発達障がいや他の障がいについての研修を行うなど,障がいに対する理解啓発を進めることができます。全ての保護者が障がいについての理解を深めることは,★インクルーシブ教育システムの構築につながります。★  インクルーシブ教育システムの構築

個別の保護者と連携するポイント ◎保護者の思いや考えを知りましょう ◎できていることから,支援の必要性へと話を進めていきましょう 相づち うなずき 共に考えていきたいという姿勢 ◎できていることから,支援の必要性へと話を進めていきましょう ・頑張っていること ・できていること ・適切と思われる配慮  の内容 困難さを示す原因(外的な要因) 支援の必要性 ◎支援内容と結果を具体的に伝えましょう 次は,個別の保護者との連携のポイントです。 1つは,保護者の思いや考えを知ろうとすることです。 児童生徒が抱える困難さに対する捉え方は,保護者によって異なります。また,保護者は将来への不安や周囲の偏見や誤解等,様々な悩みを抱えています。このような悩みを最後まで聞いて,心情を知ろうとする姿勢が大切です。★対話の中に相づちや★うなずきを入れることで,気持ちや考えを受け止めてもらえていると感じることができます。保護者の気持ちに寄り添い,★共に考えていきたいという姿勢を示しながら,対話を進めていくようにします。 2つは,できていることから話を進めていくことです。 ★児童生徒が頑張っていることやできていることを丁寧に伝えます。併せて,★適切と思われる配慮を行っている場合は,配慮の内容を加え,児童生徒ができていることを具体的に伝えていきます。そうすることで,★困難さを示す原因が,児童生徒自身ではなく環境等の外的な要因であることや,困難さを軽減する支援の必要性を感じることができます。保護者と教員は,児童生徒を育てるパートナーであることを伝えながら,一方的な話合いにならないように心掛けることが大切です。 3つは,支援内容と結果を保護者に分かりやすく具体的に伝えることです。 ★支援を行った結果,児童生徒がどのような様子だったのかを,具体的に伝えることで,★支援の効果を共有することができます。★どのように取り組み,何が身に付いたのかを分かりやすく伝える対話は,★支援の必要性への気付きを促し,合理的配慮の意思表明へつながっていきます。★ 支援を行った結果の様子を具体的に伝える 支援の効果の共有 分かりやすく伝える対話 支援の必要性への気付き

これで,研修を終わります。 関係機関や保護者との連携を図りながら,これからも皆さんで児童生徒の学びを支えていきましょう。 福岡県教育センター