見た目から受ける 印象について ~バドミントン競技において 強そうに見える条件はあるのか~ 見た目から受ける 印象について ~バドミントン競技において 強そうに見える条件はあるのか~ 木村研究室 0451146 冨波さおり
Ⅰ.研究目的
対戦への不安 強いぞ!! 相手を強いと感じた 原因を知ることによって、 不安の解消に繋がる!! 強そう・・・
Ⅱ.研究方法
相手が強いと 感じる原因を知る 本調査 事前調査 アンケートにより、相手の注視する点を 意識調査する 写真を利用し、 画像から受ける 対戦相手に対して 注視しやすい 部位はあるか? 本調査 写真を利用し、 画像から受ける 強さを問う 対戦相手から受ける 強さと部位の 関係は?
事前調査 調査対象: 横浜国立大学学生102名(平均年齢20.8±2.6歳) 調査時期: 12月中 各部活動場所 調査方法: アンケート調査 調査対象: 横浜国立大学学生102名(平均年齢20.8±2.6歳) 調査時期: 12月中 各部活動場所 調査方法: アンケート調査 身体部位18項目への注視の有無と特徴 調査結果: 回答比75%で以下の様に区別した 注視する部位 注視しない部位 頭周り 声 肌の色 歩き方 ウエスト 臀部 腰の高さ 前腕 腰周り 歩く雰囲気 身長 体のライン 大腿 体型 肩幅 姿勢 脹脛 上腕
本調査 調査対象 バドミントン経験者女子 53名(27.53±8.96歳) 大学生 バドミントン部女子 17名 本調査 調査対象 バドミントン経験者女子 53名(27.53±8.96歳) 社会人 バドミントンサークル女子 32名 大学生 バドミントン部女子 17名 大学生 バドミントン経験者女子 4名 調査時期 2008年1月 調査場所 各団体活動体育館 横浜国立大学図書館
大腿 身長 上腕 脹脛 肩幅 前腕 スライドショーで写真32枚を上映 各写真から受ける強さの印象を問う 各写真の事前調査で 注視するという回答の多かった部位と 受ける強さの印象の関係を調査する 大腿 身長 上腕 脹脛 肩幅 前腕
使用する画像について 横浜国大女子学生12名の全身像を写真撮影 背景を統一して塗りつぶし 鮮度・明るさ・コントラスト・縮尺比・ 色合い・画像サイズを均一に加工 背景を統一して塗りつぶし 上肢・下肢を 入れ替え 頭部を 塗りつぶし
Ⅲ.研究結果
強いという印象を受けやすいと考えられる 図1より、強さと身長において1%水準の正の相関 図2より、強さと大腿において1%水準の正の相関 48 52 56 60 身長(pix) 1.0 2.0 3.0 被験者の強弱の判断の平均 A y= 0.01x-1.23 r=0.776 p<0.01 図1 強さと身長の散布図 50 55 60 65 大腿(pix) 1.0 2.0 3.0 A y=0.10x-3.66 r=0.641 p<0.01 図2 強さと大腿の太さの散布図 被験者の強弱の判断の平均 被験者の強弱の判断の平均 図1より、強さと身長において1%水準の正の相関 図2より、強さと大腿において1%水準の正の相関 つまり身長が高い人、大腿の太い人から 強いという印象を受けやすいと考えられる
ご清聴ありがとうございました 詳しくは ポスターセッションにて