制度経済学Ⅰ⑥ Q1 FX取引とはなにか? Q2 FX取引の背景? Q3 どう改善? 2008.10.7.放映
Q1
Q2
Q3 対策、改善
FX取引の特徴 ハイリスク・ハイリターン 大きな儲けは大きな損失と裏表 為替相場、株式市場を予測する それ自体、職業の対象となる アマが入り込む危険とチャンスー金融自由化 もうける機会が増える=損失の機会も増える
金融自由化のロジック =社会の全員が投資家になる 基本的に困難、それが常識として通用 先物市場、商品市場など ハイリスク・ハイリターン 「少ない資金で大きな資金を動かす」 1970年代以降の流れの歴史的転換=現在
制度とは何か 法律的な制度、経済と法 市場機能だけでは不十分 「ヤミ市場」 いかにして市場の機能を高めるために 制度を充実させるか 市場機能だけでは不十分 「ヤミ市場」 いかにして市場の機能を高めるために 制度を充実させるか 市場と制度の往復運動 言い換えれば、経済と法の関係
Q1 規制緩和の潮流はいつ始まったか? Q2 民活のメリットは何か? Q3 民活の欠点は何か?
Q3 民活の欠点 事業を民間に委託する場合、事前に業者をコントロールするのではなく、事前の届出だけですませる その結果 民間業者を事後的にしかコントロールできない あきらかに制度の不備 市場原理と公的規制の結合が重要 1970年代以降の民活路線の教訓 最大の教訓は2008年10月の金融危機
Q1 1970年代後半 レーガン(USA)、 サッチャー(英)、いずれも1970年代半ば以降からの経済的停滞を乗り越えるための 経済政策を模索 それまでの経済成長(黄金の30年1945‐1975)の特徴 大量生産と 大量消費の結合→高成長の持続→累積的 過程 それが1970年代半ばに停止 なぜ?
1970年代半ばまでの高成長の制度的特徴 むきだしの市場システム(19世紀的自由競争)ではなく、1930年代の大恐慌の教訓によって十分に制度化された経済、つまり規制 にもとづく経済が高成長を生んだ しかし 低成長への以降によって、規制こそが低成長の原因とみなされるようになる 経済学の転換
Q2 民活のメリット 新しい企業の参入、起業精神の活性化、 雇用の創出、税収の増加、成長、 ただし、参入する企業の質をどうコントロールするか という問題は不問のまま そのことが、さまざまな問題を引き起こす モラルハザードの温床となるリスク F5