第2回 校内研修会 (ESD学習会・検討会) 大牟田市立白光中学校 H

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1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
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第2回 校内研修会 (ESD学習会・検討会) 大牟田市立白光中学校 H27.9.29 今日は、今から平成29年の11月まで、どのように研究を進めていくかを、次の4つに分けて説明します。▲ 大牟田市立白光中学校       H27.9.29

人間性豊かな生徒を育てるESDの研究 (仮) ~人とつながる教育活動の取組を通して~ 研究主題 研究概要 主な取組 今後の課題 1つは研究主題について、2つは研究の概要について、3つは主な取組について、4つは今後の課題についてです。 では、▲研究主題を紹介します。 研究主題は▲、「人間性豊かな生徒を育てるESDの研究」。副主題は▲、「人とつながる教育活動の取組を通して」です。 ただし、これからの先生方の様々な意見で変更する可能性があるので、とりあえず、▲今は仮の主題ということになります。▲ (仮)

☆ 研究の計画 ☆ 主題設定の理由 ☆ 研究の構想 ☆ 研究の計画 (3年間の主な計画内容) 研究主題 研究概要 ☆ 研究の計画 ☆ 主題設定の理由 ☆ 研究の構想 ☆ 研究の計画 (3年間の主な計画内容) 第1年次 (平成27年度) 「研究主題及び副主題の設定」 ・研究推進委員会を中心としたESDに関する理論研究 ・校内研修会におけるESD学習会 ・課題把握のための生徒及び教職員へのアンケート  調査及びその分析 ・研究主題及び副主題の決定に向けた検討会 第2年次 (平成28年度) 「各取組による検証及び生徒実態調査」 ・課題解決に向けた各教科の授業や総合的な学習の  時間等における検証 ・生徒実態調査アンケートの実施及びその分析 ・分析結果を基にした成果と課題の把握 次に研究の概要について▲研究の計画、主題設定の理由、研究の構想の3つで説明します。 はじめに、研究の計画について、▲3年間の主な計画内容を説明します。▲ 一年次は、「研究主題及び副主題の設定」を行います。そのために、ESDの理論研究や学習会、課題把握のためのアンケート調査を実施します。現在は▲、理論研究と課題把握及びその分析を行っています。▲ 二年次は、「各取組による検証及び生徒実態調査」を行います。そのために、課題解決に向けた各教科の授業や総合的な学習の時間における体験活動、部活動等の教育課程外の取組における検証、検証後の実態調査及びその分析を行い、成果と課題の把握を行います。▲ 三年次は、「指定研究発表会の開催及び研究のまとめ」を行います。そのために、前年度までの成果と課題をふまえた検証、及び実態調査とその分析を再度行い、研究のまとめと発表会に向けた準備を行います。▲ 第3年次 (平成29年度) 「指定研究発表会の開催及び研究のまとめ」 ・前年度までの成果と課題をふまえた検証 ・生徒実態調査アンケートの実施及びその分析 ・研究のまとめ及び研究発表会に向けた準備

⑤ 意欲的に学習に取り組み確かな学力を身につけた 研究主題 研究概要 ☆ 主題設定の理由 1.生徒の実態から  教育課題:(1)➀ 豊かな心の育成 <めざす生徒像>  ① 友達を大切にし、仲間を思いやる生徒  ② 互いの向上のために切磋琢磨する生徒  ③ 行事や体験活動に積極的に取り組む生徒  ④ ルールやマナーを大切にする生徒  ⑤ 意欲的に学習に取り組み確かな学力を身につけた    生徒 次に、主題設定の理由について説明します。 教育指導計画の1Pを見て下さい。そこに▲、昨年の教育課程編成で、教育課題として一番目に「豊かな心の育成」があります。 また、本年度のめざす生徒像は▲、この7つが設定されています。 このことから、ESDの研究では、▲①~③の友達を大切にし、仲間を思いやる生徒、互いの向上のために切磋琢磨する生徒、行事や体験活動に積極的に取り組む生徒と▲⑥共に学び合う生徒、⑦自ら考え、判断する生徒を育てたいと思います。▲  ⑥ 共に学び合う生徒  ⑦ 自ら考え、判断する生徒 

(1)「学校における持続可能な開発のための教育に関する 研究」〔最終報告書〕 国立教育政策研究所 研究主題 研究概要 ☆ 主題設定の理由 2.社会の要請から (1)「学校における持続可能な開発のための教育に関する     研究」〔最終報告書〕     国立教育政策研究所 表4 「生きる力」とESDで重視する能力・態度との関係 ESDの視点に立った学習指導で重視するものとして取り上げた能力・態度 → ❼ 進んで参加する態度 → ❺ 他者と協力する態度 ※表は原文の   一部を抜粋 生きる力 ESD-J (2006) ESDツールキット (2002) 資源レビューツール<英国>(2005) 豊 自律心 か   な 協調性 人  間 感動する 性 心 自ら実践する力 協力して進める力 行動に移せる力 他者と協力して行動する力 感覚的な反応を発達させる力 行動スキル 社会の要請としては▲、国立教育政策研究所の「学校における持続可能な発展のための教育に関する研究」〔最終報告書〕では、表4に「生きる力」とESDで重視する能力・態度との関係を▲、このように示しています。資料のP6を見て下さい。これには、豊かな人間性を育成するためには、ESDの学習指導で重視する能力・態度の▲「❺他者と協力する態度」、▲「❼進んで参加する態度」が必要と言ってます。▲ ※(資料P6)参照

❻つながりを尊重する 態度 ≪関連≫ ❹コミュニケーション を行う力 ≪伝達≫ 研究主題 研究概要 ☆ 主題設定の理由 2.社会の要請から ☆ 主題設定の理由 2.社会の要請から (2)大牟田市が取り組むESDのキーワード(資料P12)    「つながり」 、「発信」 ❻つながりを尊重する  態度 ≪関連≫ ❹コミュニケーション  を行う力 ≪伝達≫ また▲、大牟田市が取り組むESDのキーワードは、「つながり」と「発信」です。 この「つながり」と「発信」を育てるためには、▲国研の〔最終報告書〕表6 ESDの視点に立った学習指導で重視する能力・態度(例)から、▲「つながり」は、❻「つながりを尊重する態度≪関連≫」を、▲「発信」は、❹「コミュニケーションを行う力≪伝達≫を身につける必要があると考えました。 よって、▲ 学校における持続可能な開発のための教育に関する研究〔最終報告書〕 国立教育政策研究所    表6 ESDの視点に立った学習指導で重視する能力・態度(例) より

ESDの視点に立った学習指導で重視する能力・態度 研究主題 研究概要 ☆ 研究の構想 人間性豊かな 生徒 「生きる力」と「ESDの視点に立った学習指導で重視する能力・態度」との関係 「生きる力」 豊かな人間性(人間性豊か) ESDの視点に立った学習指導で重視する能力・態度 自律心 協調性・感動する心 →❼「進んで参加する態度」 →❺「他者と協力する態度」 <大牟田市が取り組むESDのキーワード>  「つながり」→ ❻「つながりを尊重する態度」  「 発信 」→ ❹「コミュニケーションを行う力」 この研究の「人間性豊かな生徒」を育てるには▲、「他者と協力する態度」と「進んで参加する態度」、▲「つながりを尊重する態度」と「コミュニケーションを行う力」と考えました。▲ この構想を分かりやすく図で説明します。▲

人間性豊かな 生徒 教育課程外 ESD ESD ESD 各教科 地域交流 コミュニケーション力 他者と協力する態度 つながりの尊重 研究主題 研究概要 ☆ 研究の構想  ( イメージ図 ) 人間性豊かな 生徒 ESD 地域交流 コミュニケーション力 他者と協力する態度 つながりの尊重 進んで参加する態度 総合的な 学習の時間 ESD ESD 「人間性豊かな生徒」を育てるために、▲「コミュニケーションを行う力」と▲「他者と協力する態度」、▲「つながりを尊重する態度」、▲「進んで参加する態度」の4つを身につけさせます。これらの能力・態度を身につけるための手立てとして、▲各教科指導で、「言語活動」を取り入れた授業展開を、▲総合的な学習の時間で、福祉を中心とした「体験活動」を、▲教育課程外の取組で、部活動等を中心とした「地域交流」を考えています。▲ 言語活動 体験活動 各教科

人間性豊かな 生徒 教育課程外 ESD ESD ESD 各教科 地域交流 コミュニケーション力 他者と協力する態度 つながりの尊重 研究主題 研究概要 ☆ 研究の構想  ( イメージ図 ) 人間性豊かな 生徒 ESD 地域交流 コミュニケーション力 他者と協力する態度 つながりの尊重 進んで参加する態度 総合的な 学習の時間 ESD ESD 各教科指導で▲言語活動を取り入れた授業を展開することで、主に▲コミュニケーションを行う力を身につけ、総合的な学習の時間で▲体験活動に取り組むことで、主に▲「他者と協力する態度」、▲「つながりを尊重する態度」、▲「進んで参加する態度」を身につけさせたいと考えています。さらに、教育課程外の取組で▲部活動等を中心に地域交流を行うことで、▲4つの能力・態度を深めようと考えています。▲ 言語活動 体験活動 各教科

share (共有化・つながり・認め合い) 研究主題 研究概要 主な取組 ☆ 主な取組1(各教科) simple (焦点化・単純化) Visual (視覚化) share (共有化・つながり・認め合い) コミュニケーションを 行う力 では、次に実際に取り組む内容を説明します。 まずは、各教科で▲生徒が話し合いをする場面を仕組んでもらいたいと思います。どの単元で、どのように設定するかは、教科の特性に応じて実施して下さい。 ユニバーサルデザインの視点である▲simpleでは、自分の考えを単純にかつ焦点を絞って伝えるように(例:私は、○○と思う。なぜなら、△△だからです。)、▲visualでは、自分の考えを伝えるとき視覚的に伝えるように(例:図や絵を使ったり、ものを見せたり、ジェスチャーしたり)、▲shareでは、他の人の考えを知り、認め、お互いで意見の交流をしたり、はんでいけんをまとめるように…などsimple、visual、shareを▲コミュニケーションを行う力が身につくような場面で指導していきたいと思います。▲

研究主題 研究概要 主な取組 ☆ 主な取組2(総合的な学習の時間)1年 H27.5.27:絵本教室 H25 介護体験 ☆ 主な取組2(総合的な学習の時間)1年 H27.5.27:絵本教室 H25 介護体験 H27.5.28:寸劇&発表会 次に総合的な学習の時間では、昨年度までの取組と同じ体験学習を事前と事後の指導を改善しながら、続けてほしいと思います。▲ 1年生では、▲1学期に絵本教室・寸劇の取組を、2学期に介護体験の取組です。▲

研究主題 研究概要 主な取組 ☆ 主な取組2(総合的な学習の時間)2年 5/27~28:職場体験 2学期11月:ペアショッピング ☆ 主な取組2(総合的な学習の時間)2年 5/27~28:職場体験 2学期11月:ペアショッピング 提言書の取組 2年生では、▲1学期に職場体験を実施します。今年度は25カ所の職場のうち、11カ所は病院・介護施設を設定しました。できれば、大牟田市は3人に1人は高齢者という高齢化の市なので福祉系の職場を多く設定してほしいと思います。▲2学期にペアショッピング・市や事業所への提言の取組です。▲

「他者と協力する態度」 「つながりを尊重する態度」 「進んで参加する態度」 研究主題 研究概要 主な取組 ☆ 主な取組2(総合的な学習の時間)3年 5/29:救命救急講習会 2学期11月:保育体験学習 3年生では、▲1学期に救命救急講習会、2学期に保育園実習の取組です。 これらの各学年の体験活動では、▲「他者と協力する態度」、▲「つながりを尊重する態度」、▲「進んで参加する態度」を身につけさせるための事前学習を行い、体験当日や事後学習でもこの態度が育つような工夫をお願いしたいと思います。▲ 「他者と協力する態度」 「つながりを尊重する態度」 「進んで参加する態度」

主な取組 5月:それいゆ祭 6月:明治校区ふれあい祭 8月:えるる(寸劇) 研究主題 研究概要 主な取組 ☆ 主な取組3(教育課程外) 5月:それいゆ祭 6月:明治校区ふれあい祭 8月:えるる(寸劇) 最後に、教育課程外における取組です。 年間で福祉に関する様々な校外活動を行っています。今年度の1学期は、▲5月に「それいゆ祭」、6月に「明治校区ふれあい祭」、8月に「えるるでの寸劇」などがありました。▲

「進んで参加する態度」 「他者と協力する態度」 「つながりを尊重する態度」 研究主題 研究概要 主な取組 ☆ 主な取組3(教育課程外) 9月:白川病院納涼祭 11月:白川祭 9月:徘徊模擬訓練 2学期は、▲9月に「白川病院納涼祭」と「徘徊模擬訓練」がありました。▲11月には「白川祭」も予定されています。 これらのほとんどは、吹奏楽部とクッキー社の活動です。ただ、「えるる」の寸劇は一年の一般生、徘徊模擬訓練は全校生徒からボランティアを募った取組となります。これらの取組で、▲「他者と協力する態度」・「つながりを尊重する態度」・「進んで参加する態度」を高めてほしいと思います。▲ 「進んで参加する態度」 「他者と協力する態度」 「つながりを尊重する態度」

☆ 研究主題及び副主題の決定 ☆ 全職員への研究で育てる能力・ 態度の周知 ☆ 「コミュニケーションを行う力」 研究概要 主な取組 今後の課題 ☆ 研究主題及び副主題の決定 ☆ 全職員への研究で育てる能力・   態度の周知 ☆ 「コミュニケーションを行う力」  「他者と協力する態度」「つながり  を尊重する態度」「進んで参加する  態度」を育てるための『人とつなが  る教育活動』の実施とその課題分析 最後に、今後の課題についてです。 現段階で考えられる課題は、次の三つです。 一つは、▲「研究主題及び副主題の決定」です。2学期中には研究推進委員会で検討し、職員会議で提案したいと思います。 二つは、▲「全職員への本研究で育てる能力・態度の周知」です。 三つは、▲「『コミュニケーションを行う力』、『他者と協力する態度』、『つながりを尊重する態度』、『進んで参加する態度』を育てるための人とつながる教育活動の実施とその課題分析」です。 白光中の今の生徒は、自分がしたこともうまく説明することが出来ません。これでかなり生徒指導も苦労しています。2年後の発表に向けてではなく、生徒の人間力をあげるためにも、「コミュニケーション力」や「つながりのありがたみ」、「進んで自分から動く」ことを身につけさせるためにも、先生方の協力をお願いすると共に、さらなる研究を進めていきたいと思います。▲

第2回 校内研修会 (ESD学習会・検討会) ご静聴ありがとうございました。 大牟田市立白光中学校 H27.9.29 ご清聴ありがとうございました。▲ 大牟田市立白光中学校       H27.9.29

その他連絡事項 2学期の予定 ※ 公開授業・・・指導案の提出(A4一枚) 形式:共有→校内研究→公開授業 10 月 研究推進委員会   10   月 研究推進委員会 市内授業研究発表会準備 市内授業研究発表会 公開授業(総合)&授業反省会 各教科の授業 公開授業(11月末まで) 実態アンケートの検討 11 総合DAY 公開授業の反省   体験学習 実態アンケートの実施 12   月 実態アンケートの分析 課題の把握 2学期のまとめ・反省 ※ 公開授業・・・指導案の提出(A4一枚) 形式:共有→校内研究→公開授業