第8回 展開図と相貫図 課題②:円柱の相貫図 課題①:直角エルボの展開図 課題③:ペーパークラフト 課題④:円錐と六角柱の相貫図
展開図(教科書p.35~36) 立体図形の全ての面を 一平面上に表した図面 展開図 簡単な展開図
展開図の例 ★教科書p.35より
展開の例 ★段ボール箱の展開
展開の例 ★アルミニウム合金製ケース
切削加工と曲げ加工 切削加工 ★材料を刃物で削る加工 ★切り屑が発生する プレス加工 (塑性加工) ★金属の塑性(曲げ)を利用 ★切り屑が発生しない
切削加工 旋盤 一つの工作機械で様々な形状の部品を製作できる 加工時間が長い フライス盤 少量生産に適する
プレス加工 加工時間が短く,生産性が高い 一つの工具で一つの形状の部品 大量生産に適する プレス機械
プレス加工と展開図 ★金属材料を曲げるプレス加工において ,展開図は重要である。 ★プレス加工で製作した製品 パソコンケース ブックエンド スチール製戸棚 ポンチ ★プレス加工で製作した製品 灰皿
相貫図(教科書p.39) 相貫線 2つ以上の立体が交わる部分の線 平面同士の簡単な相貫
相貫線の例 ★自転車
相貫線の例 ★配管部品
相貫線の例 ★魚ロボットの関節部分
本日の課題
展開図の描き方① 課題① 次の手順で直角エルボの展開図を作図しなさい。 直角に交わる管の継ぎ手
展開図の描き方② (1) 図1-1のように,45°の角度で切断された直径50 mmのエルボを描く。 図1-1
展開図の描き方③ (2) 円を30°おきに12等分する。 (3) 等分された点(A,B,1~5)から上に垂線を引く。
展開図の描き方④ (4) 正面図(台形)の真横に円周の長さ (50×3.14=157mm)の直線を引く。 (5) 直線を12等分する。
展開図の描き方⑤ (6) 等分された直線から上に垂線を引き,それぞれ 対応する点を求める(図1-2)。 図1-2
展開図の描き方⑥ (7) 得られた点を滑らかに結び,完成させる(図1-3)。 図1-3
相貫図の描き方① 課題② 次の手順で円柱の相貫図を作図しなさい。 円柱の相貫
相貫図の描き方② 一般に,曲面の相貫線を作図する際には,立体が交わる部分を直線平行面で切断し,交点を求める 切断と交点
相貫図の描き方③ (1) 図2-1のように,直径50mmと直径40mmの円柱の三面図 を描く。 図2-1
相貫図の描き方④ (2) 図2-2のように,直径40mmの円柱の中心から,5mm,10mm,15mm切断面を描く。 図2-2
相貫図の描き方⑤ (3) 各切断面の交点を求める (図2-3)。 図2-3
相貫図の描き方⑥ (4) 得られた交点を滑らかに結び,完成させる(図2-4)。 図2-4
課題③ 図3を参考にして,各自のアイデアでペーパークラフトの型紙を 作成しなさい。 図3
課題③ ★1個以上の立体があるペーパークラフトとする。 ★直方体だけの作品は不可とする。 ★組み立てることを考えて,のりしろもつけること。 魚
課題③ うさぎ?
課題③ あり
課題③ ぞう
課題③ 観光用水陸両用船
課題④ 図4-1に示す円錐と正六角柱の相貫図を作図しなさい。 図4-1
本日の課題 課題②:円柱の相貫図 課題①:直角エルボの展開図 課題③:ペーパークラフト 課題④:円錐と六角柱の相貫図