平成30年5月 広島大学産学・地域連携センター 特任教授 槇 原 晃 二 ひろしま平和共生リーダー育成 特定プログラムの概要 平成30年5月 広島大学産学・地域連携センター 特任教授 槇 原 晃 二
キーワード:「平和」、「共生」、 「地域」 「ひろしま平和共生リーダー」とは? 〇広島大学では、「平和」の意味を「全ての人が共生 できる社会」と捉えている。 〇その実現に向けて、地域社会における様々な分野 で、地域の抱える課題解決に主体的に取り組むこ とのできる人材の育成をめざす。 ~ 「ひろしま平和共生リーダー」~ キーワード:「平和」、「共生」、 「地域」
キーワード:「平和」 教養教育:「平和科目」 広島大学 (旧広島文理科大学) 世界で初めて原爆の被害を経験した大学 世界で初めて原爆の被害を経験した大学 基本理念:平和を希求する一つの大学(5原則の一つ)としての使命 ● 被爆の実相を次世代へ継承すること ● ヒロシマを理解し、平和への思いを国内外へ発信できる学生を 育成する。 (※広島大の7割が県外出身) 教養教育:「平和科目」 広島大学の入学生が必ず受講
あるべき姿と現状とのギャップ= それを埋めるための活動 ■本プログラムの特徴~知識+フィールドワーク 「自分で考え行動する」 フィールドワーク ・構想する能力 ・コミュニケーション能力 ・プレゼンテーション能力 あるべき姿と現状とのギャップ= それを埋めるための活動 地域の実現 すべき姿 (ゴール) シナリオ~計画 地域の現状 と課題 ◆発想の起点は、 地域の現場
各領域の提供するフィールドワーク、インターンシップ等の実習科目 「ひろしま平和共生リーダー」修了証 【所定の単位を取得】 各領域の提供するフィールドワーク、インターンシップ等の実習科目 【フィールド 演習科目】 ソーシャル・インクルージョン領域 【発展科目】 平和共生領域 地域共生領域 ※各領域において履修すべき専門科目を指定(数科目) ※それぞれの領域から最低1科目受講、中心的に学ぶ領域の講義を中心に受講 平和科目(教養教育科目) ○「ひろしま平和共生リーダー概論」 ○ その他、基礎科目として提供される「平和科目」の講義 【基礎科目】
■ひろしま平和共生リーダー育成特定プログラム 〇開講時期:平成30年度 〇修了要件:11単位以上 〇開講科目数:33科目 ※各科目から最低取得単位を取得 基礎科目 10科目 発展科目 18科目 フィールド演習科目 5科目 区分 教育目標 提供科目 必要単位 基礎科目 本プログラムの入門として位置付ける「ひろしま平和共生リーダー概論」をはじめ、様々な観点から「平和」について考える平和科目を履修することにより、「平和」「共生」について考える態度を身につける 10 2 発展科目 平和共生領域 国際政治、宗教などの専門的分野において「平和」の意味や「平和」を脅かしている要因について学ぶことにより、「平和」の構築に向けた取組みについて主体的に考える能力を身につける 6 8 ※各領域から最低1科目受講 地域共生領域 我が国の多くの地方圏において喫緊の課題となっている過疎・高齢化に伴う問題について理解を深めるとともに、これらの課題の解決のために主体的に取り組む能力を身につける ソーシャル・インクルージョン領域 様々な障がいや社会的不平等な立場に置かれた人々のことについて理解し、これらの人々がそれぞれ社会参画できる「共生社会」の実現に取り組む能力を身につける フィールド演習科目 基礎科目・発展科目で得た知識・スキルを実際の地域社会で実践する機会を設けることにより、自ら考え行動する能力やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力等を身につける 5 1
平和共生領域 教養教育:「平和科目」 広島大学の入学生が必ず受講 ■広島大学 (旧広島文理科大学):世界で初めて原爆の被害を経験した大学 ■広島大学 (旧広島文理科大学):世界で初めて原爆の被害を経験した大学 ■基本理念:平和を希求する一つの大学(5原則の一つ)としての使命 〇被爆の実相を次世代へ継承すること 〇ヒロシマを理解し、平和への思いを国内外へ発信できる学生を育成 する ■事業 〇広島平和記念資料館を主たるフィールドとし、 学生が、地域の課題解決へ関心をもって参画し、 学生の実践力を養成する。 ⇒座学(知識)+フィールドワーク(能動的な作業) 〇広大と資料館が組織的に連携し、協働で調査・ 研究・情報共有をする。 ⇒地域を志向した教育・研究・社会貢献を推進 教養教育:「平和科目」 広島大学の入学生が必ず受講
講義(教養ゼミ、「ひろしま平和発信演習」) 広島平和記念資料館 志賀館長の講義 合同教養ゼミテーマ別グループ学習 被爆体験講話 岡田恵美子さん 体験学習・演習 資料館見学&碑めぐり体験学習 集中演習(証言ビデオの文字起こし) アンケート調査及び鶴の折り紙教室 ボランティア活動 被爆者証言ビデオ→ DVDへの変換 来館者動向調査英語版データ入力 折り鶴の献納
地域共生領域 ■取組の背景と目的 広島県は「中山間地域」が7割を超える 中山間地域・島しょ部の地域活性化など地域課題への認識を深め、この解決に向けて自ら考え主体的に行動できる学生を養成する。 【事業の実施主体】 生物生産学部 【 事業の協力自治体】 提案者:広島県 広島市、東広島市、呉市、三 次市、世羅町、安芸太田町、 大崎上島町 ※ 中山間地域・島しょ部等で優れた取り組みを行っている広島県内の市町・地域 等と連携し、人材育成に取り組んでいる。
地域共生領域の学習フレーム 「地域を知る」 教養ゼミ体験授業 「地域と関わる」 「地域と協働する」 特別講座 インターンシップ 教育プログラムの第1段階は「地域を知る」、第2段階は「地域と関わる」、 第3段階は「地域と協働する」と、地域と大学との関係性の発展を想定しています。 その成果として、地域貢献を志向する人材育成の実現をめざしています。 フィールド演習を中心としたPBL (課題解決型学習) 「地域を知る」 教養ゼミ体験授業 「地域と関わる」 「地域と協働する」 特別講座 地域・企業による講義 インターンシップ 中山間島しょ部地域で数泊の宿泊研修
ソーシャル・インクルージョン領域 【事業の目的】 地域に生きる障がい者の存在を意識するとともに,共生社会(人格と個性を尊重し,支え合い,人々の多様な在り方を相互に認め合える社会)の実現に向けて活躍できる人材を育成する。 【事業の内容】 〇特別支援教育サポーター派遣事業 東広島市内の小中学校からの依頼を受け,教育サポーターとして担任の 先生の指示の元,児童生徒の学習や生活上の支援を行う。 〇職場体験学習ボランティア 附属東雲中学校と東広島市立中学校の特別支援学級の生徒が広島大 学を訪れ,学内の施設で行う職場体験学習の補助や支援を行う。 〇のびのびくらぶ 東広島市内の1歳半の幼児と保護者が大学内の部屋で定期的に活動を 行う際に補助する。
地域貢献 特別支援教育サポーター(事前研修) 職場体験学習ボランティア のびのびくらぶ ホームカミングデー(事業内容の発表と展示)
御不明点があれば、ぜひお気兼ねなくご連絡ください。 ご清聴ありがとうございました。 皆様の受講をお待ちしています。 【お問合せ先】 月~金曜日 8:30~17:15 社会産学連携グループ 稲鍵(いなかぎ) メール:syakai-soumu@office.hiroshima-u.ac.jp TEL:082-424-4312 本プログラムの内容、受講登録の方法など 御不明点があれば、ぜひお気兼ねなくご連絡ください。