MOIRCS撮像データ フリンジ処理の一例 鍛冶澤 賢
フリンジ処理 K-band 生画像(ch2) ドームフラットで割って、 qmsepskysb(MCSREDタスク)で象限ごと にスカイ引き z1=30000, z2=55000 z1=-500, z2=500 K-band 生画像(ch2) ドームフラットで割って、 qmsepskysb(MCSREDタスク)で象限ごと にスカイ引き
フリンジ処理 σ=20pix のGaussianでなました画像を 元の画像から引いて、large-scaleのでこぼこ除去 z1=-500, z2=500 z1=-500, z2=500 σ=20pix のGaussianでなました画像を 元の画像から引いて、large-scaleのでこぼこ除去 天体とゴミらしきものにマスクをかける Ch2は外枠にもマスク(今はマスクしないで差っ引きのみ)
フリンジ処理 z1=-500, z2=500 z1=-500, z2=500 S/Nを稼ぐためσ=2pixのGaussianで なます
フリンジ処理 半径 各フレームに対して フリンジパターンの中心を求めておく (中心が時間とともにずれていくことが ままある) 極座標へ変換 z1=-500, z2=500 z1=-500, z2=500 PA (Y座標方向) 半径 各フレームに対して フリンジパターンの中心を求めておく (中心が時間とともにずれていくことが ままある) 極座標へ変換 (1対1対応で補間は入らない)
フリンジ処理 1x 401pix のボックスでメジアンを かける z1=-500, z2=500 z1=-500, z2=500
フリンジ処理 z1=-500, z2=500 断面図(Y=600~1900を平均)
フリンジ処理 逆変換 あとは最初のドームフラットを掛けなおして 生データから差っぴく z1=-500, z2=500
フリンジ処理 1.生画像からフリンジパターンを引いた画像をスカイフラット作成に用いる z1=-500, z2=500 z1=-500, z2=500 1.生画像からフリンジパターンを引いた画像をスカイフラット作成に用いる 2.天体データ処理はフリンジ処理していない元の画像から初めて メジアンスカイ引きの段階まで行ったあと同様のフリンジ処理を行う
フリンジ処理 53W002領域20分データの場合 1.生画像からフリンジパターンを引いた画像をスカイフラット作成に用いる z1=-0.15, z2=0.3 z1=-0.15, z2=0.3 53W002領域20分データの場合 1.生画像からフリンジパターンを引いた画像をスカイフラット作成に用いる 2.天体データ処理はフリンジ処理していない元の画像から初めて メジアンスカイ引きの段階まで行ったあと同様のフリンジ処理を行う