塑性加工 第2回 今日のテーマ ・応力ーひずみ線図の正しい見方 (ヤング率はなぜ異なるのか?) (引張と圧縮は同じ?) 塑性加工 第2回 今日のテーマ ・応力ーひずみ線図の正しい見方 (ヤング率はなぜ異なるのか?) (引張と圧縮は同じ?) (温度で変わるのはどこ?) (加工の速度が変われば・・・) (材料を無限に変形させる方法) ・塑性変形はいつ始まるか? (降伏条件?何に降伏するのか?)
応力ーひずみ線図
縦弾性係数(ヤング率) 硬い Fe 最も硬い Ti,Zn,Mg 軟らかい Al,Cu,Ni,Au,Ag →ヤング率高い →すべり面4面 →すべり面3面 Ti,Zn,Mg 軟らかい →ヤング率低い →すべり面12面 Al,Cu,Ni,Au,Ag
応力ーひずみ線図
引張試験と圧縮試験 真応力ー対数ひずみ曲線であることに注意 対数ひずみ ε
応力ーひずみ線図×温度
加工温度と塑性変形
応力ーひずみ線図×ひずみ速度
加工速度と塑性変形 加工速度∝変形抵抗 変形抵抗は 材料試験 10-4から10-2 /sec かなり早い < 塑性加工
応力ーひずみ線図×加工度
加工硬化
圧延の場合 伸び代がなくなる
温度を変えずに応力ーひずみ線図
静水圧(三軸等方圧力) 高い静水圧力下では微小なき裂が静水圧によって押しつぶされる(圧接)
応力ーひずみ線図
降伏(塑性変形開始)の条件 降伏条件 ○せん断応力=降伏応力で破壊する (トレスカの降伏条件) せん断のみを考慮した(ある程度金属に適用) ○せん断応力か最大主応力=降伏応力で破壊 (ミーゼスの降伏条件) 様々方向のせん断、最大主応力を考慮 (あらゆる金属に適用)