ぼくとサンタの すてきなクリスマス
あるところにひとりの子どもがいました。 ともだちにやさしくしたり、おかあさんのおてつだいをしたり、 まいにちいいこにしていました。 その子どもはクリスマスイブのよるに、 あるおねがいをしました。 サンタさん、おねがいです。 サンタさんにあいたいです。
「メリークリスマス!!」 おねがいをしたあと、 子どもはねむりにつきました。 すると・・・ シャン シャン シャン だれかのこえがきこえます。
「わしにあいたいなんて、かわった子じゃな。」 目をあけると、 そこにはサンタさんがいました! 「きみはいつもいい子にしているから、とくべつだよ。」 「わしにあいたいなんて、かわった子じゃな。」 サンタさんはみぎてをさしだしていいました。 「さあ、おいで」
「サンタさん、どこへむかうの?」 そういうと、 サンタさんは子どもをソリにのせ・・・ そらへひとっとび!! 「サンタのくにだよ!」
「すごく、きれい」 「さあ、もうすぐじゃ。」 まちはどんどんとおくなっていきます。 ほしがふるやま にんぎょのすむうみ きょじんたちのまち きょじんたちのまち をこえて 「さあ、もうすぐじゃ。」
「さあ、ついたぞ!」 そこにはたくさんのサンタさんとトナカイがいました! みなやさしくて、とってもしあわせそうなにぎやかなくにです。 おおよろこびの子どもはサンタのくにで、 すてきなひとときをすごしました。
「サンタさん、とってもたのしかったよ。ありがとう!」 「それはよかった。 これからもいい子にできるかな?」 「うん!やくそくするよ。」 そういうと、 つかれた子どもはねむってしまいました。 「やれやれ。」
子どもはゆめをみました。 とってもたのしいゆめ。
おしまい おきるとそこは、いつものいえでした。 しかし、 ベッドのよこにはあかいぼうしがひとつ。 どこかから、 そうきこえたきがしました。 「メリークリスマス」 どこかから、 そうきこえたきがしました。