部活動の特徴と学校教育における意義について 川内中学校内研修「部活動を考える」資料 部活動の特徴と学校教育における意義について ●部活動の特徴 ●部活動の意義 ①自主的・自発的な参加 ①主体性を育てる ②異年齢集団(先輩・後輩) ②仲間づくり(チームになる) ③競争・勝負の世界 ③負ける(失敗)体験ができる
主体性を育てることは難しい 生徒の心に火をつける方法 「主体的な人」とは 目的は何かを明確にし,そのために何をするかを 川内中学校内研修「部活動を考える」資料 ①主体性を育てる 「主体的な人」とは 目的は何かを明確にし,そのために何をするかを 自分で考え,リスクを承知で行動することができる。 主体性を育てることは難しい 生徒の心に火をつける方法
あそこで勝負しなかったのは,なにが理由なんだ? 川内中学校内研修「部活動を考える」資料 ①主体性を育てる 【場面】 ・バレーボール市新人大会決勝戦。 ・1セット目は25対22で勝ち,2セット目は23対25で負ける。 ・3セット目23対23の場面で,本校のエースAにトスがあがる。 ・Aはスパイクを打たずにフェイントをする。 ・そのフェイントが拾われて,攻め返され失点。 ・結局3セット目は23対25で失い,準優勝。 なぜ,勝負しなかったんだ? 「なぜ」は相手を責める言葉 「なぜ」を「なに」に置き換える あそこで勝負しなかったのは,なにが理由なんだ?
「チーム」 ・メンバーが同じ目的を持っている。 ・目的達成のためにメンバーが役割を持っている。 ・メンバーが弱い部分を補いあっている。 川内中学校内研修「部活動を考える」資料 ②仲間づくり(チームになる) 「チーム」と「グループ」の違いは? 「チーム」 ・メンバーが同じ目的を持っている。 ・目的達成のためにメンバーが役割を持っている。 ・メンバーが弱い部分を補いあっている。 選手ひとりひとりを大切にする。 特に,控え選手を大切にする。 ・控え選手が目標を持ち,役割を自覚し部活動に主体的に取り組む。 ・チーム全体が控え選手に感謝の気持ちを持つ。 そのために指導者としてどう関わるか?
生きぬく力 人は,「負けたとき」「失敗したとき」に どうするかが大切。 逆境にこそ人間の本性が現れる。 ③負ける(失敗)体験ができる 川内中学校内研修「部活動を考える」資料 ③負ける(失敗)体験ができる 人は,「負けたとき」「失敗したとき」に どうするかが大切。 逆境にこそ人間の本性が現れる。 生きぬく力
「過程に関する目標」は意欲の持続と集中することにつながる。 川内中学校内研修「部活動を考える」資料 ③負ける(失敗)体験ができる 【目標を3種類に分ける】 「期限のない目標」は無意味 ①結果に関する目標 (例)県大会優勝 頑張れば達成できる目標にすることが大切 ②パフォーマンスに関する目標 (例)100mハードルの自己ベスト記録を更新する。 自分自身のパフォーマンスの向上を目指すための目標 ③過程に関する目標 (例)100mハードルの自己ベスト記録更新のために, 抜き足の動作を速くする。 選手がどのように具体的にスキルを獲得するか。 どうすればパフォーマンスが向上につながるかを選手が考える力がつく。 「過程に関する目標」は意欲の持続と集中することにつながる。