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六年 発表 古典の世界へようこそ
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平仮名の「つ」は次の四つのどの漢字からできたものでしょうか。
① 都 ② 川 ③ 大 ④ 津
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竹取物語 いまはむかし、竹取の翁といふものありけり。野山なる竹をとりてよろづの事につかひけり。名をば、さかきのみやつこといひける。その 竹の中に、もとひかる竹、一筋あり。あやしがりて、よりて見るに、筒の中ひかりたり。それをみれば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。
5
土佐日記 男もすなる日記といふ物を、女もしてみむとて、するなり。 それの年の十二月の二十日あまり一日の日の戌の時に、門出す。そのよし、いさゝかに物に書きつく。
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「三十日」のことは昔なんと言っていたでしょう。
① しおか ② すか ③ みそか ④ さとうか
7
源氏物語 いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。はじめより我はと思ひ上がりたまへる御方がた、めざましきものにおとしめそねみたまふ。同じほど、それより下臈の更衣たちは、ましてやすからず。
8
方丈記 行く川のながれは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。
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方丈記に出てくる「うたかた」とは何でしょう。
① 歌手 ② くわ ③ ごみ ④ あわ
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平家物語 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
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徒然草 つれづれなるまゝに、日くらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
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四つの写真のうち、むかしの人が「こおろぎ」と呼んでいた虫はどれでしょう。
① ③ ④ ②
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枕草子 春は、あけぼの。 やうやう白くなりゆく、山ぎは少し明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 夏は、夜。 月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。
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秋は、夕暮。 夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。
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冬は、つとめて。 雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜のいと白きも、また、さらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もて渡るもいとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。
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