第３章 「やる気」の心理学.

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1 第３章 「やる気」の心理学

2 道案内 ♢はじめまして (0) イントロダクション ♢なぜ教育心理学を勉強するか？ (1) 心理学とは何か？
♢はじめまして (0) イントロダクション ♢なぜ教育心理学を勉強するか？ (1) 心理学とは何か？ ♢効果的な授業をするために (2) 記憶のしくみを知る (3) 記憶のしくみを知る ♢生徒を正しく評価するために (5) 評価はだれのため？ ♢生徒の心を理解するために (6) 性格とは何か？ (7) 性格の測定 ♢生徒の心の問題に対処する (8) 心の病気とは何か？ (9) 心の病気を治療する (10) 教育問題　＆　まとめ（試験情報） (4) やる気の心理学

3 メインメッセージ３ やる気を出させるのが教師の仕事

4 １　やる気を失うメカニズム 何事にもやる気を失う病気 うつ病

5 １　やる気を失うメカニズム うつ病の動物実験モデル 学習性無力感現象

6 １　やる気を失うメカニズム Seligmanの実験 無力感体験 転移テスト ハンモック シャトルボックス

7 １　やる気を失うメカニズム Seligmanの実験

8 １ やる気を失うメカニズム 群構成 逃避可能群 逃避不可能群 電撃無し群 鼻でパネルを押すと電撃停止 逃避可能群の反応で電撃停止
１　やる気を失うメカニズム 群構成 逃避可能群 逃避不可能群 電撃無し群 鼻でパネルを押すと電撃停止 逃避可能群の反応で電撃停止 電撃を受けない

9 １　やる気を失うメカニズム 学習性無力感現象

10 サブメッセージ３.1 「やる気」には 「反応と結果には関係がある」 という実感が大事

11 ２ やる気を失いやすい性格 帰属理論 内的−外的 安定的−変動的 [実習3.1] 原因帰属質問紙
２　やる気を失いやすい性格 帰属理論 自分の失敗や成功の理由をどのように認識するか？ 内的−外的 安定的−変動的 [実習3.1]　原因帰属質問紙

12 ２　やる気を失いやすい性格 帰属理論 内的 外的 安定的 才能がない コーチが悪い 変動的 努力不足 審判のミス

13 割引原理 帰属はお互いに一方が上がれば もう一方が下がるという関係である 内的 外的 安定的 才能がない コーチが悪い 変動的 努力不足
審判のミス

14 セルフハンディキャッピング 外的帰属がしやすいよう、あえて自分を不利にすること

15 その原因帰属がその後の「やる気」を左右する
サブメッセージ３.２ 「なぜ失敗したのか」 その原因帰属がその後の「やる気」を左右する

16 ３　内発的動機づけ 外的な報酬なしに その活動そのものをしたいと 欲する動機づけ

17 学習の目的 習熟目標 (2) 承認目標 (3) 遂行目標 「新しいことを学びたい！」 「もっとうまくなりたい！」
「先生や親に認められたい！」 「友達にバカにされたくない！」 (3) 遂行目標 「いい成績をとりたい！」 「試合に勝ちたい」

18 学習目標と「やる気」 [ビデオ3.1] 小学校の算数の授業

19 ３　内発的動機づけ 外的報酬の阻害効果 Deci (1975)

20 Deci (1975) ＜立体パズル＞ 実験群 対照群 セッション１ 報酬× 報酬× セッション２ 報酬○ 報酬×
　　　　　　　　実験群　　対照群 セッション１　　報酬×　　報酬× セッション２　　報酬○　　報酬× セッション３　　報酬×　　報酬× 指標：自由時間にパズルをした時間

21 Deci (1975)

22 内発的動機づけの発達的変化 ［データ3.3］ 有能感と内発的動機づけの 変化 内発的ー外発的方向づけ 尺度

23 サブメッセージ３.3 安易な報酬は「やる気」を奪うこともある

24 ４　学習と「やる気」 ＜オペラント条件づけ＞ 行動→報酬（強化） Hullの公式　　E＝H×D パフォーマンス＝学習量×動機づけ

25 サブメッセージ5.4 やる気のない 勉強や練習は成果を生まない

26 メインメッセージ３ やる気を出させるのが教師の仕事