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いのちの 言葉 2010年1月
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1月18日から25日にかけ(聖霊降臨の祝日に行う場所もある)世界各地で「キリスト教一致祈祷週間」が行われます。テーマは「あなたがたはこれらのことの証人となる」(ルカ・24-48)。私たちキリスト者が共に神の存在を世に証しすることができるよう、今月は「いのちの言葉」として、1999年1月に発表されたものが取り上げられました。
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神が人と共に住み、人は神の民となる。(黙示録 21・3)
神が人と共に住み、人は神の民となる。(黙示録 21・3)
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今月のみ言葉は、語りかけています。「私たちが、神の民に属する者でありたいなら、神が私たちの間に生きてくださる必要がある」と。
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これは可能なことでしょうか。天国で神と出会う時に受ける、尽きることのない喜びを、地上にいるうちからすでに少しでも味わうには、どうすればいいのでしょう。
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イエスは、ご自分と御父との愛を私たちに分かち合ってくださり、私たちもその愛を生きられるようにしてくださいました。これこそ、イエスが私たちに示されたこと、イエスが地上に来られたことの意味です。
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私たちキリスト者は、地上にいるうちから、今月のみ言葉を生き、私たちの間に神がいてくださるようにできるでしょう。ただし、そのためには、教会の教父たちが言うように、いくつかの条件があります。
聖ヨハネ・クリゾストモは「イエスが愛されたように愛すること」、 それは、聖バジリオによれば「神のみ旨に従って生きること」であり、 オリゲネスは「人々の思いが一つになるよう、皆の考えと感情を合わせる時、人々は一つに結ばれ、そこには神の御子がおられる」と語っています。 テオドロスは「相互愛」と言っています。
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イエスの教えの中に、私たちの間に神様が住まわれるための鍵を見出すことができます。「私があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13・14参照)とイエスは言われました。「相互愛」は、神の存在をいただくための鍵なのです。「二人または三人が私の名によって集まるところには、私もその中にいる」(マタイ18・20)とイエスは言われました。だからこそ、「私たちが互いに愛し合うならば、神は私たちの内にとどまってくださいます。」(ヨハネの手紙一 4・12)
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神が人と共に住み、人は神の民となる。 (黙示録 21・3)
神が人と共に住み、人は神の民となる。 (黙示録 21・3)
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「私の住まいは彼らと共にあり、私は彼らの神となり、彼らは私の民となる」(エゼキエル書37・27)とあるように、旧約のすべての契約が完全に実現する日はそれほど遠くなく、到達不可能でもありません。
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これらすべてが、イエスの内にはすでに実現しているからです。イエスは、歴史的に 地上で生活された時を超え、相互愛の新しい掟を生きる人々の間に、存在し続けておられます。人々は相互愛の掟により、神の民となります。
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今月のいのちの言葉は、「愛をもって、神の存在を証しする」よう、特に私たちキリスト者に絶えず呼びかけるものです。「互いに愛し合うならば、それによってあなたがたが私の弟子であることを、皆が知るようになる」(ヨハネ13・35)とイエスが言われたように、相互愛の新しい掟を生きるなら、人々の間には、イエスの存在がもたらされます。
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何をするにしても、まずイエスが私たちの間にいてくださるようにしましょう。イエスによって、地上のすべての人は兄弟姉妹となりましたが、この兄弟関係も、イエスが私たちと共にいてくださるからこそ、意味があるのです。
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神が人と共に住み、人は神の民となる。 (黙示録 21・3)
神が人と共に住み、人は神の民となる。 (黙示録 21・3)
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特に私たちキリスト者は、属する教会が違うとしても、「唯一の民」としての姿を世に示すよう招かれています。この民は、大人や子供、病気の人や健康な人、あらゆる種族や文化の人で構成される民です。初代キリスト者と同様、この民にも次の言葉があてはまります。「彼らがどれほど愛し合っていることか。互いのために命を与える覚悟を持っている。」
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互いに異なる人々が命を与える覚悟をもって愛し合う姿、これこそ、世の人皆が希望を捨てずに生きるために待ち望んでいる「奇跡」ではないでしょうか。そして、キリスト者の一致が目に見える形で完全に実現する日が来るよう、エキュメニズムの歩みを進めるため、必要とされる協力ではないでしょうか。 互いに愛し合うことは、私たちにも可能な「奇跡」です。いえむしろ、愛で一つに結ばれているご自分の民の中に住まわれ、世の運命を変えることのできる御方、一致に向かってすべての人を導かれる御方が、起こされる「奇跡」だと言えるでしょう。
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神が人と共に住み、人は神の民となる。 (黙示録 21・3)
(黙示録 21・3) フォコラーレの創立者キアラ・ルービックが、二〇〇八年三月十四日に帰天した後、 彼女が過去に残した解説を「いのちの言葉」として取り上げます。 Anna Lollo のグラフィックスPlacido d’Omina神父の共同制作 (シシリア –イタリア) 連絡先フォコラーレ:
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