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自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働の基礎を再確認する -
自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働の基礎を再確認する - IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人
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IIHOEって? 組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 (1994年) 調和的で民主的な発展のために
(1994年) 調和的で民主的な発展のために 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 「NPOマネジメント」(99年~11年)、「ソシオ・マネジメント」 育成・支援のための講座・研修 地域で活動する団体のマネジメント研修(年100件) 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市) 調査・提言:「NPOの信頼性向上と助成の最適化」 「協働環境」 「自治体の社会責任(LGSR)」 ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン(年20社) 2020年の地球への行動計画立案 専従3名+客員1名、東京(新川)、約3900万円
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協働は、法が禁じること以外すべて可能 産業、環境、教育、福祉、国際、広報、 建設、水道、交通、林業、税務・・ 財政、人事、 監査・・ 業務の
顧客 直接、市町村民に (個人・法人) 原則として すべて庁内 基本原則 多老化(総数・比率とも)に伴う 「サービス需要増+税収減」状況を 支え続けるために、 協働できることをひとつでも より早く効果的に増やし続ける 「より効果的に 市民と庁内に 貢献する」ために、 市民から意見・ 協力を求めて 業務改善を 積み重ねる 具体的な 進め方 中期目標+計画+実務(PDCAの対象に) 交流・表彰の機会:案件形成、相互学習 官民合同でスキルの向上 高齢者・外国人等への説明・支援協力! (市民対象に「行政のしくみ」解説も) 意見・協力募集 (例:効果測定、 研修協力) 産業、環境、教育、福祉、国際、広報、 建設、水道、交通、林業、税務・・ 財政、人事、 監査・・
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すべての部署で、協働を前提に! ・広報・広聴:広報配布、市政モニタリング ・総合政策:総合計画の評価
・人事:職員研修の企画・実施(八王子市) ・管財:表示改善(大阪市)、一口オーナー(熊本城)、避難所運営 ・市民税:ふるさと納税、外国人向け広報(静岡県) ・生活保護:セーフティネット(岩手・青森 消費者信用生協) ・障碍者福祉:当事者団体(ピアカウンセリング)、就労支援 ・高齢者福祉:健康増進、見守り・寄り合い ・保育園:病児保育(在宅・派遣型) ・環境:分別指導、再生・販売、温暖化防止、環境保全 ・観光・文化:ガイド・ウェブサイト多言語化(留学生) ・都市整備・建設:アダプト、自転車管理、まち歩きプログラム ・学校:総合学習、体育・理科(実験)、授業クラブ ・病院:学習支援、災害対応・上下水道:水源保全、節水、廃食油回収 ・選管:投票啓発 ・消防:救急啓発、自主防災組織:避難+避難所運営
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田上・長崎市長のお話から(管理職研修) 協働は「発想」から! 一人芝居から、プロデューサーに! 市民とコミュニケーションする力!
事業・業務の執行段階だけでなく、連携・紹介でも成果に 「自然環境を守る・育てる」課の目的→市民はパートナー 特別なことじゃなく、日常・普段の仕事の進め方として 行政「だけ」で事業・予算→成果を大きくするために転換を 一人芝居から、プロデューサーに! 周囲の人びとが資源に見えてくる→誰に何ができるか 市民とコミュニケーションする力! 市民が求めるのは「普通の言葉で会話できる職員」 「制度の説明だけ!」、「自分の担当だけ!」、「コロコロ異動する職員より、自分のほうが詳しい!」 「この申請に来たのはなぜか?」にまで遡ることで、より深い解決や満足に結び付く トラブルを減らす&市民の喜びを高める・増やす!
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竹山・堺市長のお話(区長・局長・部長&中堅職員対象)
・憲法が保障する地方自治(第94条) → 他から干渉されない団体自治から住民自治へ ・自然権としての基本的人権(ルソー)同様に 地域も自治を志向した時点で地域主権(×地方分権) ・「基礎自治体優先」「自助+補完性」「近接性」原則 (欧州自治憲章:公的責務は、市民に最も身近な地方 自治体が優先的に履行する)→民主主義の基本 → 権限と財源は現場に!→手が届く都市内分権を ・人が人を支える社会、お任せ民主主義からの脱却 → 強力なリーダー待望論は日本を滅ぼす → 自立=相互依存(inter-dependent 阪大 鷲田教授) ・ドライバーは市民。職員はナビゲーター。知るため現場へ ・見て見ぬふりしない、おせっかいな市職員に!
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2020年の世界・日本は? 中国のGDPは、日本よりいくら多い? 原油、鉄、レアメタルなどの価格は? 日本の国民一人当たりGDPは何位?
日本の高齢者率は? 国債の残高は? 既存インフラの補修コストは? 橋:15m以上が15万か所!→20年には25%以上が50年経過! 施設:700㎢以上!→市町村管理が半数以上、30年以上が3割! 下水道:陥没は年5000か所以上! 道路、ダム、住宅、上水道、電力、鉄道、・・・ 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 消費税は、いくら必要?
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延長線上で考えるな! 日本のGDPが世界に占める割合が最大だったのは? 2013年に日本のGDPが世界に占める割合は?
では、2018年には? 同年、中国のGDPは日本の何倍? 同年、ブラジルの1人当たりは、日本のいつと同じ? それは、韓国のいつと同じ?
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防府市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(千人) 117.6 117.7 116.6 ▲0% 112.6 105.8 ▲9% 0~14歳 21.7 17.5 15.7 ▲27% 14.1 12.0 ▲23% 15~64歳(A) (生産人口) 78.6 76.5 71.2 62.8 59.1 ▲17% 65歳~(B) 高齢者率 17.1 14.6% 23.6 20.1% 29.5 25.3% +72% 35.6 31.6% 34.6 32.7% +17% A÷B 4.5人 3.2人 2.4人 1.7人 75歳~ 10.2 14.8 +44% 18.7 +25% 22.5 +20%
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2020年の防府市は? 高齢者率は?→31.6%(全国より10年早い)! 75歳以上は?→1.8万人(6人に1人)!
高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.7人! 75歳以上は?→1.8万人(6人に1人)! ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 高齢者の健康 = 地域の資源+資産! 生産人口は?→11%減(00年比 17%減) ! 市税収入は? 既存インフラの補修コストは? 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ 市債残高は? 消費税は、いくら必要?
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防府市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 人口(人) 117,724 116,818 116,641 115,143 112,669 高齢者 23,610 26,408 29,506 33,894 35,602 後期高齢者 10,280 8.7% 12,533 10.7% 14,833 12.7% 16,625 14.4% 18,724 16.6% 世帯数 43,367 44,958 46,766 47,169 46,657 高齢者単身 3,628 4,419 5,169 6,047 6,417 単身 1,791 2,456 3,094 3,558 4,063 後期単身率 17.4% 19.6% 20.9% 21.4% 21.7% 高齢者夫婦 3,527 4,250 4,941 5,764 6,018 後期 夫婦 801 1,172 1,594 1,895 2,198 高齢世帯率 16.5% 19.3% 21.6% 25.0% 26.8%
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防府市の後期高齢者のくらしは? 16.5% 19.3% 21.6% 25.0% 26.8% 10,280 12,533 14,833
2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 高齢世帯率 16.5% 19.3% 21.6% 25.0% 26.8% 後期高齢者 10,280 12,533 14,833 16,625 18,724 (人口比) 8.7% 10.7% 12.7% 14.4% 16.6% 男 女 3,480 6,800 4,436 8,087 5,476 9,400 6,218 10,407 7,060 11,664 単身世帯 1,791 247 1,544 2,456 432 2,24 3,094 614 2,480 3,558 743 2,815 4,063 868 3,195 (平均) 17.4% 19.6% 20.9% 21.4% 21.7% (男) (女) 7.1% 22.7& 9.7% 11.2% 26.4% 11.9% 27.0% 12.3% 27.4% 後期 夫婦 801 1,172 1,594 1,895 2,198 後期世帯率 6.0% 8.1% 10.0% 11.6% 13.4%
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防府市の財政はどう推移する? 生産人口 10年比 - 7% 05年比 -11% 後期高齢者 10年比 +11% 05年比 +32%
単位:億円 05年度 10年度(05比) 11年度(同) 15年度? 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 地方債 388 163(42%) 40(10%) 16( 4%) 83(21%) 27( 7%) 396 170(43%) 51(13%) 14( 3%) 82(20%) 32( 8%) 372 165(44%) 52(14%) 12( 3%) 78(21%) 28( 7%) 歳出 職員給与 職員数 公債 公営事業繰入 (国民健康保険) (上下水道) (他(介護保険等)) 扶助費(対 歳出) 380 55 872 48 43 ( 8) (14) (19) 61(16%) 375 47(-15%) 763(- 12%) 39 44 (10) (25) 84(22%) 353 45(-19%) 754(-13%) 36 45 (7) (26) 88(25%) 将来負担(対 税収・年) 地方債残高 支出予定 積立金 377(2.3倍) 391 64 78 460(2.7倍) 355( %) 178(+177%) 73( %) 445(2.7) 216( %) 18(+170%) 36( + 4%) 10年 個人住民税 44,472円/人 生産人口 10年比 - 7% 05年比 -11% 人件費・扶助費・ 公債費を除く 歳出額(≒調達額) 155億円(44%) 後期高齢者 10年比 +11% 05年比 +32% 10年 395,024円/人
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子どもたちの世代が誇りを持って暮らし、働くため
まちづくりは、誰のため? 何のため? あいさつできる関係づくりのため 子どもたちの世代が誇りを持って暮らし、働くため 20年で人口が半減した町で、小中学生が農畜漁林業の生産・販売を体験し、町長に提言する年50時間以上の町おこし授業(北海道・浦幌町、「NPOマネジメント」第63号参照) 災害時などの安心のため 障碍者・高齢者のための「避難支援」と「避難所の課題確認」訓練(別府市)
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自分が住み続ける地域の未来の ために、本当に大切なことを 実現できるように、全力を尽くす。 出し惜しみしない できないフリしない
元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う 自分が住み続ける地域の未来の ために、本当に大切なことを 実現できるように、全力を尽くす。 出し惜しみしない できないフリしない あきらめない 「誰かがどうにかしてくれる」なんて 甘えない
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自治会・町内会は、 行事を半減して、事業=福祉+経済を!
【現在】 親睦も安全も福祉も行事の連続。。 →地域の住民が気軽に付き合い、 日常生活に必要な情報交換や 安全確保などを行なうとともに、 地域生活をより快適にするため、 自主的・自発的に共同活動しな がら、まちづくりを進める。 【今後】 「小規模多機能」自治! →行政機能の集約化を補い、 住民減少・高齢化などに伴い 必要性が高まる安全・安心の 確保のための「適地適作(策)」 型の地域づくりを進める。 問題解決 (交通安全、防火・防災、防犯・非行防止、資源回収) 生活充実 (福祉、青少年育成、 健康増進、祭礼・盆踊り、 運動会、文化祭など) 環境・設備維持 (清掃・整備、 集会所管理など) 広報・調整 共通の「基本機能」と 独自の「魅力づくり」 ・最小限の安全・安心の維持 ・文化・伝統の継承 ・経済的な競争力の維持・向上
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雲南市の地域自主組織のすごさ ・「公民館」から「地域交流センター」へ ・「小規模多機能」自治 共益的な生涯学習施設から、自治の拠点へ
合併による「行政機能の集中・効率化」を補う「適地適作(策)」型の地域づくり 幼稚園放課後の預かり保育(海潮) 閉店された農協跡で産直市&100円喫茶(中野) 共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」 最小限の安全・安心をどう維持するか? 文化・伝統をどう残すか? 経済的な循環・競争力をどう維持するか?
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真地(まーじ)団地自治会(那覇市) ・1981年開設の市営住宅、400世帯 ・車両部で買物支援 「移動も寄り道も生きがい」、今後は役所にも!
「移動も寄り道も生きがい」、今後は役所にも! ・2011年度に「地域福祉部」新設! 「第1次福祉計画」(11-13年度): 見守り、活性化、運行、資金造成 ・見守り:同棟の支援者、新聞・宅配も協力 ・木曜:「ふれあいデイサービス」(14-16時) ・金曜:「百金食堂」(100円昼食会) ・土曜:カラオケ!
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総働 協働から総働へ NPO 行政 当事者 事業者 金融機関 専門家 協働 学校 (教員+生徒) 行政 NPO 中長期の視点で、
地域を耕す意欲としくみ 事業者 金融機関 専門家 総働 協働 学校 (教員+生徒) 行政 公共サービスを担う 意欲とスキル NPO
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協働の目的は「自治の回復」であり、 「まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決する」ために行う
だから協働は、1+1>2が必須 → 持続する相乗効果が期待できるか? そもそも、相互が「自働」しているか? 互いの強みを理解し、活かしているか? だから失敗の3要因は、 「単年度」 、「思いつき」 、「官主導・依存」
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「協働って、委託や補助とどう違うの?」 協働の手法として、委託も、補助もありえる。 まちのレストランにたとえると、
「行政がつくる定食を、食べるだけ市民」から 「行政と市民による共同経営」へ 営業時間は? 内装は? メニューは? 価格は? 材料は? → 「料理法」ではなく、「経営法」の問題 → 仕様決定後に業務と責任を渡すのではなく、 ニーズ調査も仕様設計も実施も成果も協働で! → 「非協働的な委託・補助」から 「協働的な委託・補助」への転換を!
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参加・支援から、協働・総働へ 地域における市民と行政との協働の領域
政策立案(policy making) (企画・財政部門が主導) 市民「参加」型の政策立案 市民に「意見」を求める:public involvement 例:委員会、審議会 アンケート調査、関係団体へのヒアリング パブリック・コメント 対話集会(意見交換会)、出前講座 市民「参画」型の政策立案と実現の協働 市民が提言し、実践で協働する :public commitment (collaboration) 例:介護保険事業(NPOがモデルをつくり、行政が制度化) 地域の環境保全事業(立案・調査から実施まで) 多文化共生のための条例づくりと支援事業 ←単発・問題対処的(case based) 「制度化された資金」の分配 市民は単なる利用者:policy consumer 例:緊急雇用対策・ふるさと雇用再生事業 決定済み事業の執行のみ委託 (請負の発注) 地域活動団体への補助、運営資金交付 継続・基盤形成的(infrastructure oriented) → 事業の持続性の向上 市民の「担い手化」を支える:citizenship support 例:不登校児支援団体への補助の制度化 学校ボランティアの役割の拡大 総合学習を支援する団体との授業の開発 独居高齢者を支える活動への支援の制度化 業務執行(operation) (事業・現業部門が担当)
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協働が進まない5つの理由 ①目標と計画がない → トップも現場も本気じゃないから?? ②流れもルールも決まっていない
→ 他地域研究や「協働スケジュール」がないから! ③推進するツールや体制がない → 中期的な目標も、ニーズ調査もないから! ④評価・監査されていない → 継続的な改善と、トップの関与がないから! ⑤NPOが協働していない → お互いに関心がなく、仲が悪いから!? 詳しくは「NPOマネジメント」第69号参照
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横浜型地域貢献企業支援事業(07年~) 地域と企業を信頼とネットワークで結ぶ! 地元ブランド販売 地域や社会を意識し、
地元ブランド販売 地域や社会を意識し、 4.雇用:女性活躍促進(よこはまグッド 地域貢献の視点を持って社会的事業に バランス賞)、出産育児 ・介護支援、 取り組み、 高齢者・障害者 地域とともに成長・発展をめざす。 5.環境:認証取得、地域活動、リサイクル 6.品質:認証取得、高齢者対応・健康配慮 ・「最上位」「上位」「標準」の3段階 【一般】 ・公共工事におけるインセンティブ発注 7.財務・業績:黒字、出納・帳簿作成分離 (認定企業であることが入札参加条件) 会計参与設置 ・低利融資資格認定+保証料3/4助成! 8.労働安全衛生:認証取得(OHSAS等)、 (金利2.1%以内、最長7年、2億円まで) 健康・労務相談窓口設置 CSRマネジメントシステム(PDCA)評価 9.消費者・顧客対応:顧客対応窓口設置 +地域性評価((1)項目+(2)地域性基準) 顧客対応教育・訓練制度 (1)取り組み項目評価 10.情報セキュリティ:PC・文書管理、 【必須】 Pマーク、顧客情報管理 1.コンプライアンス:法令遵守宣誓書、 (2)地域性基準評価(下記のいずれか) 納税証明書、許認可 1.地域志向性:特性・文化を重視した取組 【重要】 2.地域限定性:在住・所在限定の取組 2.地域社会貢献:ボランティア、文化事業、 3.地域性比率:対象者中在住者5割以上 地域への寄附 すでに200社以上! 3.地元活用・志向:業者選定(地元優先)、 →「横浜スタンダード推進協議会」
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行政は総働をどう促すか? (団体自治偏重から、住民自治充実へ)
地縁団体は「行事・活動→事業」 「役割・運営→経営」へ 行政は「要望を聞いて対応 →事業と組織の経営支援: 定量情報の提供+基盤の整備」 (→地域が自ら現状を理解して、 小規模多機能化を進める支援を)
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地域が「自治=経営」者として自ら現状を知り、 小規模多機能化を進めるために
まず行政がすべき準備 ⓪小規模多機能自治の必要性を 首長・議会・職員に徹底する ← 長期見通し(±10年)をつくる +地域状況を定量化・相対化する +先進地域から学ぶ ①小規模多機能自治を促す制度 ・施策をつくる (例:公民館→自治拠点) ②小規模多機能自治の必要性を 住民に伝え、取り組みを促す ③「自慢大会」や「円卓会議」で 状況や知恵の共有を促す ④次世代育成を促すために、 雇用者に働きかける 地域が自ら進めるべき取り組み ①地域状況を長期的・定量的・ 相対的に把握・共有する(知る) ②地域内外から学び続ける 地域の詳しい見通しをつくる (後期)高齢者率、独居世帯率 →買物、移動、見守り、配食、 清掃・雪下ろし、耕作放棄 など 生活必須ニーズの推移予測 ③行事・会議・組織を棚卸しする 地域の行事(小規模も含む)、 会議、組織をすべて書き出し、 労力(=時間)を可視化する ④多機能化の取り組みを進める ⑤組織づくりを進める
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各部署で協働を力強く進めるために ・協働推進担当を置き、事例収集を進める ・月1回以上、10分間程度の勉強会を開く ・協働候補リストを作成する 協働対象「事業・業務」リスト 協働対象「団体」リスト(市・県外含む) ・協働推進担当の引き継ぎは、 新任者「以外」に行う
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2015年・20年に備えるために ①特に重要な変化は? 生産人口▲人減 → 税収▲億円減? 高齢者〇人増 → 扶助+介護○億円増? ②その変化に、どう備える? (協働を進めるべき事項は?) 道路などの簡易補修 避難所運営・要援護者支援 買物・移動・ゴミ出し支援
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あなたの課で協働を進める(やってみる+α)ために
当課ですぐに行うこと ・推進担当の任命 ・月例勉強会の設定 ・過去事例の(再)確認 ・候補事業・団体一覧作成 ・部長に(再)確認 ・・・ 当課で来年度から始めること ・協働推進中期計画 策定 ←中期見通し策定 ・課内向け簡易版手引き作成 ・(主管課経由で)団体と協議 ・他課との合同勉強会 実施スケジュール(案) 状況・事例共有:月例勉強会→候補一覧: 事業分作成→ 団体分調査→中期計画: 「見通し」作成 合同勉強会 →(毎回の資料を集めてDB化) PDF公開→団体と協議→予算? 作成→個別調査→協議→予算? →中期目標+主要方針協議→内定 →(ある程度でまとめてPDF公開)
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第8回 幸せます街づくり会議 ご出席のみなさまから
・若者の地域参加 ・市内各地・団体の交流・連携 ・公益の担い手を増やす ・観光:ハード面の整備不足 ・行政と住民の認識ギャップ ・中心市街地って? ・多様な住民にどう応える? ・施設の認知度向上 ・若い人たちの運動継続率 ・地域に根付く+フットワーク軽く ・決定の透明・公開→若者も! ・発信する媒体 ・ウェブの活用:市外へ ・多くの資源、15年大河ドラマ ・連れまわすだけ「+α」?
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IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/
地域に愛される商店街の 5つの条件 IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人
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IIHOEって? 組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援
(1994年) 調和的で民主的な発展のために 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 隔月刊誌「NPOマネジメント」発行 育成・支援のための講座・研修 地域で活動する団体のマネジメント講座(年100件) 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市) 企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 2020年の地球への行動計画立案 専従3名、東京(新川)、約3900万円
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「地域に愛される商店街」の条件?? ↓ 「生き残り続ける商店の集合体づくり」
①知る:顧客と社会の変化・進化を理解・予測する ②進化する:品質もビジネスモデルも ③連携する:相互補完するから専門性が生きる ④届ける:情報も体験も「天動説から地動説へ」 ⑤育てる:従業員も、地域の子どもも
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甚だ僭越ながら、釈迦に説法ですが、 マーケティング(market + ing)とは 顧客を知って、 顧客に応え(続け)るプロセス
画一的な対応だと、顧客の個性を無視 全て個別対応だと、コストがまかなえない → 少なくとも5つの「群」として把握する → では、あなたの事業の顧客の「群」は?
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防府市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(千人) 117.6 117.7 116.6 ▲0% 112.6 105.8 ▲9% 0~14歳 21.7 17.5 15.7 ▲27% 14.1 12.0 ▲23% 15~64歳(A) (生産人口) 78.6 76.5 71.2 62.8 59.1 ▲17% 65歳~(B) 高齢者率 17.1 14.6% 23.6 20.1% 29.5 25.3% +72% 35.6 31.6% 34.6 32.7% +17% A÷B 4.5人 3.2人 2.4人 1.7人 75歳~ 10.2 14.8 +44% 18.7 +25% 22.5 +20%
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2020年の防府市は? 高齢者率は?→31.6%(全国より10年早い)! 75歳以上は?→1.8万人(6人に1人)!
高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.7人! 75歳以上は?→1.8万人(6人に1人)! ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 高齢者の健康 = 地域の資源+資産! 生産人口は?→11%減(00年比 17%減) ! 市税収入は? 既存インフラの補修コストは? 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ 市債残高は? 消費税は、いくら必要?
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防府市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 人口(人) 117,724 116,818 116,641 115,143 112,669 高齢者 23,610 26,408 29,506 33,894 35,602 後期高齢者 10,280 8.7% 12,533 10.7% 14,833 12.7% 16,625 14.4% 18,724 16.6% 世帯数 43,367 44,958 46,766 47,169 46,657 高齢者単身 3,628 4,419 5,169 6,047 6,417 単身 1,791 2,456 3,094 3,558 4,063 後期単身率 17.4% 19.6% 20.9% 21.4% 21.7% 高齢者夫婦 3,527 4,250 4,941 5,764 6,018 後期 夫婦 801 1,172 1,594 1,895 2,198 高齢世帯率 16.5% 19.3% 21.6% 25.0% 26.8%
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防府市の後期高齢者のくらしは? 16.5% 19.3% 21.6% 25.0% 26.8% 10,280 12,533 14,833
2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 高齢世帯率 16.5% 19.3% 21.6% 25.0% 26.8% 後期高齢者 10,280 12,533 14,833 16,625 18,724 (人口比) 8.7% 10.7% 12.7% 14.4% 16.6% 男 女 3,480 6,800 4,436 8,087 5,476 9,400 6,218 10,407 7,060 11,664 単身世帯 1,791 247 1,544 2,456 432 2,24 3,094 614 2,480 3,558 743 2,815 4,063 868 3,195 (平均) 17.4% 19.6% 20.9% 21.4% 21.7% (男) (女) 7.1% 22.7& 9.7% 11.2% 26.4% 11.9% 27.0% 12.3% 27.4% 後期 夫婦 801 1,172 1,594 1,895 2,198 後期世帯率 6.0% 8.1% 10.0% 11.6% 13.4%
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防府市の財政はどう推移する? 生産人口 10年比 - 7% 05年比 -11% 後期高齢者 10年比 +11% 05年比 +32%
単位:億円 05年度 10年度(05比) 11年度(同) 15年度? 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 地方債 388 163(42%) 40(10%) 16( 4%) 83(21%) 27( 7%) 396 170(43%) 51(13%) 14( 3%) 82(20%) 32( 8%) 372 165(44%) 52(14%) 12( 3%) 78(21%) 28( 7%) 歳出 職員給与 職員数 公債 公営事業繰入 (国民健康保険) (上下水道) (他(介護保険等)) 扶助費(対 歳出) 380 55 872 48 43 ( 8) (14) (19) 61(16%) 375 47(-15%) 763(- 12%) 39 44 (10) (25) 84(22%) 353 45(-19%) 754(-13%) 36 45 (7) (26) 88(25%) 将来負担(対 税収・年) 地方債残高 支出予定 積立金 377(2.3倍) 391 64 78 460(2.7倍) 355( %) 178(+177%) 73( %) 445(2.7) 216( %) 18(+170%) 36( + 4%) 10年 個人住民税 44,472円/人 生産人口 10年比 - 7% 05年比 -11% 人件費・扶助費・ 公債費を除く 歳出額(≒調達額) 155億円(44%) 後期高齢者 10年比 +11% 05年比 +32% 10年 395,024円/人
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「地域の活性化」と 「商業・産業振興」は 両立するか? YES。 でも、工夫と努力が必要です。
「地域の活性化」と 「商業・産業振興」は 両立するか? YES。 でも、工夫と努力が必要です。
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地域の活性化と商業・産業振興は なぜ両立できない?
また来たくなる、ずっと魅力のあるまちづくり 自然・文化・伝統・歴史の豊かさ ← 保全する活動 人間関係の豊かさ ← 助け合い+ホスピタリティ でも、労力が・・・ 判断や行動に時間がかかる。。。 あちらを立てれば、こちらが立たず。。。 課題が大きすぎて、ちょっとやそっとじゃ。。。 独自性なんて、どこもがんばってるんだから。。。 自分だけがんばったって、割に合わないし。。。
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地域産業は狩猟か・農耕か? 本当にすごい観光地は、自ら地域を耕している もはや、牡蠣の養殖業者でさえ、森を守る時代!
たとえば、由布院の溝口さん、中谷さん、時松さん たとえば、山形・庄内の風間さん、奥田さん、金子さん たとえば、別府の菅さん、鶴田さん、野上さん もはや、牡蠣の養殖業者でさえ、森を守る時代! → 地域をむさぼる産業から 地域を耕す産業(Communi-culture Industry)へ
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キッザニアも、「特別なオンリーワン」も、 なぜダメか?
仕事は楽しいだけじゃない! しんどいから、負けて悔しいから、がんばる! → 限界を超える努力をする → 成長する! 「リセット」と「再チャレンジ」は違う! 「なかったことにする」「元に戻す」のか、 「積み上げる」「学んだことを生かす」のか? 本来なら家庭やスポーツから学ぶべき! ひとりっ子(=家庭に子どもが一人だけ!)とゲームが、 チーム力・人を生かす力を奪った → だから課題に挑むインターンシップが重要!
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高校生・大学生に 年間1000時間のインターンシップ!
1970年代、不況のどん底のボストン 鉄鋼を中心とした工業と港湾 ハーバードもMITもあるが、地元の若者は失業 地元企業には「使える若者がいない」 企業と学校を中心に「新しい商工会議所」を設立 Boston Private Industry Council の Pro-Tech Program インターン先はホテルや病院など、地元の職場 高校2年から大学2年までの4年間、 学期中は週15時間、休暇中は週40時間 「職業人としての11の基礎能力」を定義し、進捗管理 詳しくは「NPOマネジメント」第29号をご参照ください。
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インターンシップとは、 「作業」ではなく「課題へのチャレンジ」
「時給稼ぎの作業」ではなく、課題に挑ませる。 体験すべきは、「職場」ではなく、「仕事」! 業務内容を教えることではなく、 本気で若者の力を借りたいテーマに挑ませる! だから、経営者が直に接することができる 中小企業の方が、大きな成果に結びつきやすい 大企業なら、「会社」ではなく「部署」として受け入れる 「社内」と「社外」のコーディネーターが重要!
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