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市民と行政との協働を 進めるしくみづくり 「NPOマネジメント」第69号から
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人
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北海道CAPをすすめる会 創立15周年 おめでとうございます! 本日お求めいただいた 書籍代金の15%を 会に寄付させていただきます。
北海道CAPをすすめる会 創立15周年 おめでとうございます! 本日お求めいただいた 書籍代金の15%を 会に寄付させていただきます。
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IIHOEって? 組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 (1994年) 調和的で民主的な発展のために
(1994年) 調和的で民主的な発展のために 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 「NPOマネジメント」(99年~11年)、「ソシオ・マネジメント」 育成・支援のための講座・研修 地域で活動する団体のマネジメント研修(年100件) 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市) 調査・提言:「NPOの信頼性向上と助成の最適化」 「協働環境」 「自治体の社会責任(LGSR)」 ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン(年20社) 2020年の地球への行動計画立案 専従3名+客員1名、東京(新川)、約3900万円
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「協働が始まらない・進まない」現場の声 「協働って、何?」 「なぜ協働が必要なのか、わからない」 「どう始めれば良いのか、わからない」
「現場は進めたいのに、上司が・・・」 「当課には、協働できる事業はない」! 「それでなくても業務が多いのに・・・」 「どんな団体があるか、わからない」 「まともな団体を探す・選ぶには?」 「行政依存の住民を、どうやって?」
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協働とは? 協働環境とは? 協働(collaboration)とは? 「共通の目標の実現」のために、 「責任と役割を共有・分担」し、
「共通の目標の実現」のために、 「責任と役割を共有・分担」し、 「ともに汗をかき、成果を共有する」こと。 → 「相乗効果」は市民にもたらされるか? 「協働環境」とは? 協働を進めるための基盤、協働のしやすさ 参考:子育て環境、労働環境
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「協働環境が整っている」とは? 協働を推進する条例や指針・計画がある 条例・指針の策定を公開・市民参加で進めている
行政職員が協働を進める体制・研修がある NPOからの提案を受ける制度がある 審査・監査に市民が参加している 過去・現在の協働事例が公開されている 指定管理者制度の設計・評価に市民が参加している 協働のしくみが市民に活用されている など ↓ これら19項目を可視化するために、7段階の指標を設定。 都道府県・政令市・県庁市すべて+10万人以上の市の一部 計183自治体の横断的に把握・分析・比較が可能 (ランキングは目的ではない!)
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協働が進まない5つの理由 ①目標と計画がない → トップも現場も本気じゃないから?? ②流れもルールも決まっていない
→ 他地域研究や「協働スケジュール」がないから! ③推進するツールや体制がない → 中期的な目標も、ニーズ調査もないから! ④評価・監査されていない → 継続的な改善と、トップの関与がないから! ⑤NPOが協働していない → お互いに関心がなく、仲が悪いから!? 詳しくは「NPOマネジメント」第69号参照
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参加・支援から、協働・総働へ 地域における市民と行政との協働の領域
政策立案(policy making) (企画・財政部門が主導) 市民「参加」型の政策立案 市民に「意見」を求める:public involvement 例:委員会、審議会 アンケート調査、関係団体へのヒアリング パブリック・コメント 対話集会(意見交換会)、出前講座 市民「参画」型の政策立案と実現の協働 市民が提言し、実践で協働する :public commitment (collaboration) 例:介護保険事業(NPOがモデルをつくり、行政が制度化) 地域の環境保全事業(立案・調査から実施まで) 多文化共生のための条例づくりと支援事業 ←単発・問題対処的(case based) 「制度化された資金」の分配 市民は単なる利用者:policy consumer 例:緊急雇用対策・ふるさと雇用再生事業 決定済み事業の執行のみ委託 (請負の発注) 地域活動団体への補助、運営資金交付 継続・基盤形成的(infrastructure oriented) → 事業の持続性の向上 市民の「担い手化」を支える:citizenship support 例:不登校児支援団体への補助の制度化 学校ボランティアの役割の拡大 総合学習を支援する団体との授業の開発 独居高齢者を支える活動への支援の制度化 業務執行(operation) (事業・現業部門が担当)
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協働は、法が禁じること以外すべて可能 産業、環境、教育、福祉、国際、広報、 建設、水道、交通、林業、税務・・ 財政、人事、 監査・・ 業務の
顧客 直接、市町村民に (個人・法人) 原則として すべて庁内 基本原則 多老化(総数・比率とも)に伴う 「サービス需要増+税収減」状況を 支え続けるために、 協働できることをひとつでも より早く効果的に増やし続ける 「より効果的に 市民と庁内に 貢献する」ために、 市民から意見・ 協力を求めて 業務改善を 積み重ねる 具体的な 進め方 中期目標+計画+実務(PDCAの対象に) 交流・表彰の機会:案件形成、相互学習 官民合同でスキルの向上 高齢者・外国人等への説明・支援協力! (市民対象に「行政のしくみ」解説も) 意見・協力募集 (例:効果測定、 研修協力) 産業、環境、教育、福祉、国際、広報、 建設、水道、交通、林業、税務・・ 財政、人事、 監査・・
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協働は、法が禁じること以外すべて可能 産業、環境、教育、福祉、国際、広報、 建設、水道、交通、林業、税務・・ 財政、人事、 監査・・
業務の 顧客 直接、県民に (個人・法人) 市町村を通じて 県民に 原則として すべて庁内 基本原則 多老化に伴う 「サービス需要増 +税収減」状況を 支え続けるために、 協働できることを ひとつでもより早く効果的に 増やし続ける ひとつでもより早く効果的に市町村と 「より効果的に 県民と庁内に 貢献する」ために、 県民から意見・ 協力を求めて 業務改善を 積み重ねる 具体的な 進め方 中期目標+計画+実務(PDCAの対象に) 交流・表彰の機会:案件形成、相互学習 官民合同でスキルの向上 高齢者・外国人等への説明・支援協力! (県民対象に「行政のしくみ」解説も) 意見・協力募集 (例:効果測定、 研修協力) 産業、環境、教育、福祉、国際、広報、 建設、水道、交通、林業、税務・・ 財政、人事、 監査・・ 県の場合
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すべての部署で、協働を前提に! ・広報・広聴:広報配布、市政モニタリング ・総合政策:総合計画の評価
・人事:職員研修の企画・実施(八王子市) ・管財:表示改善(大阪市)、一口オーナー(熊本城)、避難所運営 ・市民税:ふるさと納税、外国人向け広報(静岡県) ・生活保護:セーフティネット(岩手・青森 消費者信用生協) ・障碍者福祉:当事者団体(ピアカウンセリング)、就労支援 ・高齢者福祉:健康増進、見守り・寄り合い ・保育園:病児保育(在宅・派遣型) ・環境:分別指導、再生・販売、温暖化防止、環境保全 ・観光・文化:ガイド・ウェブサイト多言語化(留学生) ・都市整備・建設:アダプト、自転車管理、まち歩きプログラム ・学校:総合学習、体育・理科(実験)、授業クラブ ・病院:学習支援、災害対応・上下水道:水源保全、節水、廃食油回収 ・選管:投票啓発 ・消防:救急啓発、自主防災組織:避難+避難所運営
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田上・長崎市長のお話から(管理職研修) 協働は「発想」から! 一人芝居から、プロデューサーに! 市民とコミュニケーションする力!
事業・業務の執行段階だけでなく、連携・紹介でも成果に 「自然環境を守る・育てる」課の目的→市民はパートナー 特別なことじゃなく、日常・普段の仕事の進め方として 行政「だけ」で事業・予算→成果を大きくするために転換を 一人芝居から、プロデューサーに! 周囲の人びとが資源に見えてくる→誰に何ができるか 市民とコミュニケーションする力! 市民が求めるのは「普通の言葉で会話できる職員」 「制度の説明だけ!」、「自分の担当だけ!」、「コロコロ異動する職員より、自分のほうが詳しい!」 「この申請に来たのはなぜか?」にまで遡ることで、より深い解決や満足に結び付く トラブルを減らす&市民の喜びを高める・増やす!
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竹山・堺市長のお話(区長・局長・部長&中堅職員対象)
・憲法が保障する地方自治(第94条) ・自然権としての基本的人権(ルソー)同様に 地域も自治を志向した時点で地域主権(×地方分権) ・他から干渉されない団体自治から住民自治へ ・「基礎自治体優先」「自助+補完性」「近接性」原則 (欧州自治憲章:公的責務は、市民に最も身近な地方 自治体が優先的に履行する)→民主主義の基本 → 権限と財源は現場に!→手が届く都市内分権を ・人が人を支える社会、お任せ民主主義からの脱却 → 強力なリーダー待望論は日本を滅ぼす → 自立=相互依存(inter-dependent 阪大 鷲田教授) ・ドライバーは市民。職員はナビゲーター。知るため現場へ ・見て見ぬふりしない、おせっかいな市職員に!
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和歌山県教育庁 松下さん・水上さんのお話から
・共育コミュニティ推進:子ども+大人の「市民性」を、 学校・家庭・地域の連携で育てる 市民性:社会に適応する力+ともに社会をつくる力 →校内:ミシン実習、書道、中学生が小学生に指導 地域:郷土芸能伝承、中学生主導の地域清掃 ・庁内:横断組織として「推進室」:情報交換 学校:「地域連携担当教員」+コーディネータルーム 地域:共育コーディネーター(補助+ボランティア) ※後継者・協力者をどう増やすか? ・養成研修(07~09)、教員(等)研修(10~12)、 地域ネットワーク会議→「和歌山コーディネーターズ」 ・支援=不安払拭+感動共有、教育力=知り合いの数
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2020年の世界・日本は? 中国のGDPは、日本よりいくら多い? 原油、鉄、レアメタルなどの価格は? 日本の国民一人当たりGDPは何位?
日本の高齢者率は? 国債の残高は? 既存インフラの補修コストは? 橋:15m以上が15万か所!→20年には25%以上が50年経過! 施設:700㎢以上!→市町村管理が半数以上、30年以上が3割! 下水道:陥没は年5000か所以上! 道路、ダム、住宅、上水道、電力、鉄道、・・・ 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 消費税は、いくら必要?
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北海道も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(千人) 5,643 5,683 5,506 ▲2% 5,165 4,684 ▲14% 0~14歳 1,034 792 667 ▲36% 494 400 ▲39% 15~64歳(A) (生産人口) 3,924 3,832 3,482 ▲11% 3,006 2,614 ▲24% 65歳~(B) 高齢者率 674 12.0% 1,031 18.2% 1,358 24.7% +101% 1,664 32.2% 409 35.6% +24% A÷B 5.8人 3.7人 2.5人 1.8人 1.5人 75歳~ 252 413 670 +62% 859 +28% 1,052 +22%
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2020年の北海道は? 高齢者率は? →32.2%(全国より10年早い)! 75歳以上は? →85.9万人(10年比 28%増)!
高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.8人! 75歳以上は? →85.9万人(10年比 28%増)! ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 生産人口は? → 13%減(00年比 21%減) ! 道税収入は? 既存インフラの補修コストは? 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ 道債残高は? 消費税は、いくら必要?
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北海道の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 人口(千人) 5,683 5,627 5,506 5,359 5,167 高齢者 1,031 1,207 1,358 1,551 1,664 後期高齢者 413 7.3% 543 9.7% 670 12.2% 771 14.4% 859 16.6% 世帯数 2,306 2,380 2,424 2,409 2,346 高齢者単身 168 39+128 212 51+160 261 66+195 311 80+231 341 88+253 単身 75 15+59 107 22+85 145 30+114 174 37+137 198 42+156 後期単身率 18.2% 19.8% 21.7% 22.7% 23.1% 高齢者夫婦 171 211 244 283 305 後期 夫婦 34 56 80 98 113 高齢世帯率 14.7% 17.8% 20.9% 24.7% 27.6%
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札幌市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(千人) 1,671 1,822 1,913 +14% 1,920 1833 ▲3% 0~14歳 303 248 224 ▲26% 193 156 ▲30% 15~64歳(A) (生産人口) 1,209 1,286 1,296 +7% 1,161 1,060 ▲18% 65歳~(B) 高齢者率 152 9.1% 262 14.4% 393 20.5% +158% 564 29.4% 627 34.0% +59% A÷B 7.9人 4.9人 3.3人 2.0人 1.6人 75歳~ 101 186 +83% 286 +43% 395 +37%
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2020年の札幌市は? 高齢者率は?→29.4%(全国平均より早い)! 75歳以上は?→約28万人(人口の7人に1人)!
高齢者1人を支える生産人口は、わずか2.0人! 75歳以上は?→約28万人(人口の7人に1人)! ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 高齢者の健康 = 地域の資源 + 資産! 生産人口は? → 10%減(00年比 9%減)! 個人所得税収は? 「現在」と「次」の稼ぎ頭業種を支える人材育成! 既存インフラの補修コストは? 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ 市債残高は、必要な歳入総額は、消費税率は?
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札幌市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 人口(千人) 1,822.3 1,880.8 1,913.5 1,933.1 1,920.3 高齢者 262.7 326.0 392.2 497.8 564.8 後期高齢者 101.4 5.6% 142.5 7.6% 186.2 9.7% 237.8 12.3% 286.8 14.9% 世帯数 781.9 837.3 885.8 913.0 916.3 高齢者単身 46.5 61.5 81.8 108.4 125.7 単身 19.2 29.4 43.3 58.4 72.3 後期単身率 19.0% 20.7% 23.3% 24.6% 25.2% 高齢者夫婦 44.1 56.4 68.8 87.7 99.7 後期 夫婦 8.7 15.0 22.7 30.9 38.4 高齢世帯率 11.6% 14.1% 17.0% 21.5%
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札幌市の財政はどう推移する? 生産人口 10年比 - 5% 05年比 - 7% 後期高齢者 10年比 +27% 05年比 +66%
単位:億円 05年度 10年度(05比) 11年度(同) 15年度? 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 公債(同) 8066 2611(32%) 754( 9%) 290( 3%) 1096(13%) 622( 7%) 8430 2750(32%) 912(10%) 261( 3%) 1106(13%) 772( 9%) 8348 2771(33%) 898(10%) 260( 3%) 1118(13%) 660( 7%) 歳出 職員給与 職員数 公債償還 公営事業繰入 (国民健康保険) (下水道) (病院) (他(介護保険 等)) 扶助費 8028 843 11,541 1075 1156 (359) (250) (79) (258) 1601(19%) 8331 704(-16%) 10,821(-6%) 997 990 (186) (216) (60) (355) 2230(26%) 8233 686(-18%) 10,873(-5%) 848 1013 (194) (213) (391) 2377(28%) 将来負担 (対 税収) 地方債残高 支出予定 積立金 10773 (5.1倍) 10427 865 519 9571 (3.5倍) 9103(-12%) 995(+15%) 527( + 1%) 9496 (3.4倍) 9078(-12%) 954(+10%) 536( + 3%) 10年 個人住民税 47,697円/人 生産人口 10年比 - 5% 05年比 - 7% 人件費・扶助費・ 公債費を除く 歳出額(≒調達額) 3991億円(48%) 後期高齢者 10年比 +27% 05年比 +66% 10年500,192円/人
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函館市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(千人) 328.4 305.3 279.1 ▲15% 245.8 210.3 ▲24% 0~14歳 58.7 39.5 30.4 ▲48% 23.1 16.9 ▲44% 15~64歳(A) (生産人口) 226.2 203.8 171.8 136.3 113.7 ▲33% 65歳~(B) 高齢者率 43.4 13.2% 61.8 20.3% 76.8 27.5% +76% 86.3 35.1% 79.6 37.9% +3% A÷B 5.2人 3.3人 2.2人 1.5人 1.4人 75歳~ 24.8 38.3 +54% 44.3 +15% 50.2 +13%
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2020年の函館市は? 高齢者率は?→35.1%(全国より15年早い)! 75歳以上は?→4.4万人(人口5.5人に1人)!
高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.5人! 75歳以上は?→4.4万人(人口5.5人に1人)! ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 高齢者の健康 = 地域の資源+資産! 生産人口は?→20%減(00年比 33%減) ! 市税収入は? 既存インフラの補修コストは? 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ 市債残高は? 消費税は、いくら必要?
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函館市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 人口(千人) 305.3 294.2 279.1 262.2 245.8 高齢者 61.8 70.4 76.8 83.9 86.3 後期高齢者 24.8 8.1% 32.2 10.9% 38.3 13.7% 41.4 15.8% 44.3 18.0% 世帯数 127.5 128.4 126.1 120.7 114.2 高齢者単身 12.4 15.2 17.5 19.5 20.3 単身 5.5 7.7 9.6 10.7 11.5 後期単身率 22.3% 24.0% 25.2% 25.8% 26.1% 高齢者夫婦 9.7 11.4 13.5 13.8 後期 夫婦 1.9 2.9 4.1 4.7 5.2 高齢世帯率 17.4% 20.9% 23.7% 27.4% 30.0%
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函館市の財政はどう推移する? 生産人口 10年比 -11% 05年比 -20% 後期高齢者 10年比 + 8% 05年比 +28%
単位:億円 05年度 10年度(05比) 11年度(同) 15年度? 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 公債(同) 1305 319(24%) 94( 7%) 31( 2%) 136(10%) 134(10%) 1278 323(25%) 109( 8%) 26( 2%) 133(10%) 110( 8%) 1328 323(24%) 107( 8%) 25( 1%) 120( 9%) 歳出 職員給与 職員数 公債償還 公営事業繰入 国民健康保険 下水道 病院 他(介護保険 等) 1296 183 2715 155 145 (35) (26) (19) (55) 1266 137(-25%) 2139(-21%) 160 125 (15) (29) (45) 1318 129(-29%) 2074(-23%) 164 150 (27) (16) (54) (42) 将来負担 (対 税収) 地方債残高 支出予定 積立金 1640 (5.1倍) 1576 143 79 1515 (4.7倍) 1528( - 3%) 100(- 29%) 113(+42%) 1525 1507( - 4%) 127(- 11%) 109(+37%) 10年 個人住民税 39,297円/人 生産人口 10年比 -11% 05年比 -20% 人件費・扶助費・ 公債費を除く 歳出額(≒調達額) 566億円(42%) 後期高齢者 10年比 + 8% 05年比 +28% 10年543,026円/人
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横浜型地域貢献企業支援事業(07年~) 地域と企業を信頼とネットワークで結ぶ! 地元ブランド販売 地域や社会を意識し、
地元ブランド販売 地域や社会を意識し、 4.雇用:女性活躍促進(よこはまグッド 地域貢献の視点を持って社会的事業に バランス賞)、出産育児 ・介護支援、 取り組み、 高齢者・障害者 地域とともに成長・発展をめざす。 5.環境:認証取得、地域活動、リサイクル 6.品質:認証取得、高齢者対応・健康配慮 ・「最上位」「上位」「標準」の3段階 【一般】 ・公共工事におけるインセンティブ発注 7.財務・業績:黒字、出納・帳簿作成分離 (認定企業であることが入札参加条件) 会計参与設置 ・低利融資資格認定+保証料3/4助成! 8.労働安全衛生:認証取得(OHSAS等)、 (金利2.1%以内、最長7年、2億円まで) 健康・労務相談窓口設置 CSRマネジメントシステム(PDCA)評価 9.消費者・顧客対応:顧客対応窓口設置 +地域性評価((1)項目+(2)地域性基準) 顧客対応教育・訓練制度 (1)取り組み項目評価 10.情報セキュリティ:PC・文書管理、 【必須】 Pマーク、顧客情報管理 1.コンプライアンス:法令遵守宣誓書、 (2)地域性基準評価(下記のいずれか) 納税証明書、許認可 1.地域志向性:特性・文化を重視した取組 【重要】 2.地域限定性:在住・所在限定の取組 2.地域社会貢献:ボランティア、文化事業、 3.地域性比率:対象者中在住者5割以上 地域への寄附 すでに200社以上! 3.地元活用・志向:業者選定(地元優先)、 →「横浜スタンダード推進協議会」
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協働を生み、育てるために、 行政の協働推進主管課がすべきこと
「なぜ協働が必要か」を定義し、 「どのように協働するか」の基本プロセスを決める 「協働推進ロードマップ」を総合計画に織り込む・・・ 基本プロセスを普及・浸透する体制を整える Q&A集、「推進員」制度、職員研修、「協働化テスト」・・・ 基本プロセスを記録・検証し、改善を継続する 常設の評価制度、監視と改善の制度化・・・ 市民と共有し、団体を育てる 「推進会議」、事業力を高める研修・・・ 詳しくは、「NPOマネジメント」第48号参照
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協働を生み、育てるために、 行政の各課がすべきこと
協働の戦略をつくる 実施計画づくりの中で、3年後の展望も必ず立案・共有する NPO側の継続的な改善のための自己投資を促す 月次の協議で中期展望を再確認し、制度上の課題を共有する 中期展望を実現する施策を立案し、制度の不備を修正する 終了する前に、成果の活用や次の段階の提案を共有する NPOへの仕掛けを拡充する 「出会いの場」を制度化し、課題は事前に協議する 協働の専門性を高める 担当の複数任命(異動対策)、部署間連携の強化 協働の継続性を高める 詳しくは、「NPOマネジメント」第49号参照
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協働を生み、育てるために、 NPOがすべきこと
NPOのネットワークをつくる 協働の評価・監査に参加する 指針・条例の見直しを、市民参加で進める 協働のニーズ調査を、市民も行う 「出前講座」を活用する 審議会・委員会をフォローする 中間支援機関を強化する 職員研修にNPOも参加する 「合同お見合い」を開く 議員向けの連続勉強会を開く 詳しくは、「NPOマネジメント」第50号参照
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本気で協働を進めるための 2つの「基礎ツール」をつくる!
「そもそも、よくわからない」 → 20問以上の「Q&A集」を! 「組み立て方・進め方がわからない」 → 3年間以上の 「協働力を高めるロードマップ」を!
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現場の職員やメンバーのための 「協働Q&A集」に必要なQ?
八王子のハンドブックも参考にしつつ 「当課・団体で本気で協働を進めるために、 メンバーに理解してもらわなければならないこと」 「同じく、当課・団体が解決すべき課題」 について、10項目以上リストアップしてください。 例:「協働事業の予算の算定は、どう行うの?」 「相手の力が育っていない場合、どうするの?」 「各行政区で状況が違うのに、個別対応するの?」 「民間企業と市民団体は、対等に扱うの?」 「協働先の団体の事前評価は、どう行うの?」
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各班で、「協働Q&A集」のための 20問の質問リストを作成してください (時間があれば回答案も!)
各自のリストを発表・共有し、特に重要度の高い20項目を選び、書き出してください (A3紙1枚に5項目ずつ、または項目別) 時間があれば、回答の例を付箋に書いて、各設問に付けてみてください。 Q1:・・?■ Q2:・・?■ ・ Q5:・・? Q6:・・?■ Q7:・・?■ ・ Q10:・・? Q11:・・? Q12:・・? ・ Q15:・・? Q16:・・? Q17:・・? ・ Q20:・・?
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「札幌市が協働しなきゃいけない10の理由」と 「協働を進めるための10のアクション」(~14:35)
札幌市で官民が 協働しなきゃいけない 10の理由(具体的に) 【例】:さらなる多老化の影響 ・独居後期高齢者○人増 →個別対応から寄り合い+個別へ ・税収減、医療・福祉費用増 →職員数○%減? →高齢者の健康=資産+資源! →国際競争力!新興国向け、・・ ・インフラ高齢化→維持費用増 協働を進めるための 10のアクション (しくみづくりを念頭に) 【例】:しくみ整備→実践加速 (前提:総計での位置付け確認) ①市長に合同インタビュー ②先行地調査:文献、視察、研修 ③議員向け研修 ④指針・条例づくり ⑤たねからみのり 活用講座 ⑥「こんなことできます」リスト ⑦・・・、⑧・・・、⑨・・・、⑩・・・
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「〇〇市が協働しなきゃいけない10の理由」と 「協働を進めるための10のアクション」(~15:30)
札幌市で官民が協働しなきゃ いけない10の理由(具体的に) 【例】:さらなる多老化の影響 ・独居後期高齢者○人増 ・税収減、医療・福祉費用増 →職員数○%減? ・インフラ高齢化→維持費用増 進めるための10のアクション (しくみづくりを念頭に) 2013年度内 【例】:しくみ整備→実践加速 (前提:総計での位置付け確認) ①市長に合同インタビュー ②先行地調査:文献、視察、研修 ③議員向け研修 2014年度 ①③ 継続 ② 報告会 ④指針づくり(着手) ⑤たねからみのり 活用講座 ⑥「こんなことできます」リスト 2015年度 ①+知事にも!②広域勉強会 ③⑤⑥ 継続 ④中間報告会 ⑦・・・、⑧・・・、⑨・・・、⑩・・・
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他の方の「協働推進アクションリスト」に、付箋でコメントする(16:00まで) 付箋にボールペンなどで、 「質問」または 「助言・提案・ヒント」を。 ×「感想」 ×「励まし・ねぎらい」 必ず、8枚すべて書いてから着席!
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もらった付箋をもとに「10の理由」と「10のアクション」を 磨き、「変更のポイント」を2分で発表!(~16:35)
札幌市で官民が協働しなきゃ いけない10の理由(具体的に) 【例】:さらなる多老化の影響 ・独居後期高齢者○人増 ・税収減、医療・福祉費用増 →職員数○%減? ・インフラ高齢化→維持費用増 進めるための10のアクション (しくみづくりを念頭に) 2013年度内 【例】:しくみ整備→実践加速 (前提:総計での位置付け確認) ①市長に合同インタビュー ②先行地調査:文献、視察、研修 ③議員向け研修 2014年度 ①③ 継続 ② 報告会 ④指針づくり(着手) ⑤たねからみのり 活用講座 ⑥「こんなことできます」リスト 2015年度 ①+知事にも!②広域勉強会 ③⑤⑥ 継続 ④中間報告会 ⑦・・・、⑧・・・、⑨・・・、⑩・・・ ④後期高齢者○人増 →介護・年金○億円増? ①(仮)さっぽろNPO協議会 呼び掛け先20団体リスト! ③現在の協働事業を 市民団体側から評価! ②8月に市議選があるので 4月中に議員アンケート!
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【「変更点」 「13・14・15年度の目玉」】 ・「子ども安心向上」がもたらす効果? ・低所得者の自立支援 ・半年ごとに ・巻き込み先:図書館、警察、児童館、 コンビニ、・・ +道内大手企業、中小企業経営者、 プロスポーツ (有力団体探し・出向いて出会いから) ・評価方法の決定:子ども自身も ・官民合同研修:来年度3回 ・現状把握→QA作成・説明会 ・人口構成変化が与える影響定量化 ・団体一覧作成→研修、活動調査 →ネットワークづくり ・民生委・議員案内←協働告知資料 ・議員研修+団体との顔合わせ →Q&A作成、評価づくり →目標づくりへ(試験活動も並行) ・市議に資料提供←協働の現状 ・出前講座:財政など ・学校で円卓会議→予算働きかけ +子どもの参画も
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