フィールド演習 課題研究 野外調査・聞き取り調査 安全・マナーガイド 2013 年度版
はじめに 自然科学分野における野外調査や 社会科学分野における聞き取り調査は、 研究を遂行する上で欠かすことの出来ない 重要な要素の 1 つ 。 しかし・・・ 注意を怠ったり、ルールを無視すると 命に関わる事故(野外調査)、 深刻な人間関係の悪化(聞き取り調査) につながります。 ルールを守って円滑な課題研究の遂行を目指しましょう!
教員との打ち合わせ どこで行うのか(場所・人) ・ ○ X川 河口 可能なら地図も用意(野外調査) ・ ○ △株式会社の □ △氏(聞き取り調査) どんな調査を行うのか(目的・内容) ・調査項目や使用機材, 採集方法, 漁業権魚種等を 採集するための届け出手続きなど ・インタビューの内容, 質問設定 以上の打ち合わせをしっかりした後、日時を決める。 聞き取り調査で直接相手と面会する場合はアポイントメントをとることが必要!
アポイントメントの取り方 1. 相手の連絡先を調べる。 ( メールまたは電話 ) 2. 相手に連絡を入れる。 ・内容を事前に担当教員に確認してもらう。 ・ メールで連絡する場合は CC で担当教員にも同時に送る。 ・電話する場合は常識的な時間( 9 時〜 18 時)に電話し、 まず、自分の名前、所属などを最初に伝える。 ・どのような理由でどのような事を知りたいのか手短に伝える。 3. 面会の予約する。 (直接会う場合) ・相手の都合の良い日時にあわせる。 ・訪問する人数を前もって伝える。 ・予約した内容を担当教員に伝える。 ・約束は必ず守る。守れない場合は前もって連絡する。 アポイントメント:面会の約束, 予約のこと。
計画書の作成・提出 右図のような研究計画書を 教員と相談しながら作成する。 (ファイルはダウンロードで入手可能) 行動予定は、集合・出発予定時刻, 現地到着予定時刻, 調査終了予定時刻, 帰着予定時刻 など、 詳細に記述する。 1 週間前までに 担当教員にメールにて提出し、 必ず返信を確認すること。 ( 返信のない場合は担任・副担 任に連絡 ) 具体的な日時が決まったら・・・
調査当日の連絡 今から 出発しま す。 今から 出発しま す。 了解。 気をつけて。 到着したら 電話下さい。 了解。 気をつけて。 到着したら 電話下さい。 ・出発時 ・現地到着時 ・調査終了時 ・帰着時 以下のタイミングで、 必ず連絡(電話, またはメール)をする。 その他、何か変更がある場合には、 随時担当教員に連絡すること。
野外調査における安全確認 ① ・調査日前後の気象情報を事前に調べておく。 前日, 前々日に大雨が降って増水していることもある。 天気の崩れが予想より早くなることもある。 ・現在地の確認 現場周辺の住所、近くの目印(幹線道路, 橋 etc. )をメモする。 携帯電話の電波状況も確認しておく。 現地に着いたら・・・。 ・法令の遵守 立ち入り禁止地域や遊泳禁止区域でサンプリングは行わないこと。 あらかじめ関係する漁業協同組合に調査日を届け出て、調査中は 福井県立大学が行っていることを旗等で示す。 ・現地の状況の確認 少しでも状況が悪いと判断したら、勇気を持って中止すること。 あらかじめ中止の条件を担当教員と決めておくと良い。 ・最寄りの病院を調べておく。 当日は保険証の携行を忘れずに!
野外調査における安全確認 ② ・水に入る者は必ずライフジャケットを着用する。 事前に申告すれば人数分貸し出します。 正しく着用すること。 ウエストの紐の結び忘れに注意。 たとえ膝下までしか水に入らなくとも着用する。 ・参加者のうち 1 名は必ず陸に残り、事故がないか監視する。 水に入る者は監視者の見える範囲内で行動する。 ・活動に適した履き物を着用すること。 長靴, 胴長, フエルト付き足袋など、状況によってもっとも適したものを選択する。 貸し出せる物もあるので、事前に担当教員に相談しておくと良い。
トラブル発生時の対応チャート トラブル発 生 軽度 軽い怪我など 軽度 軽い怪我など 最寄りの病院 応急手当 教員 担当教員へ連絡 重度 重傷・事故など 重度 重傷・事故など 119 番 ( 重傷, 事故 ), 110 番(事故) 119 番 ( 重傷, 事故 ), 110 番(事故) 担任・副担任 万が一、担当教員に繋がらなければ、 直接担任 or 副担任へ連絡してください。 万が一、担当教員に繋がらなければ、 直接担任 or 副担任へ連絡してください。 宮台: 高尾: 保護者 学部長 小浜キャンパス 企画サービス室 小浜キャンパス 企画サービス室 手当終了後 通報後 担当 :
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