竹田 采加
1、賠償金支払いで “ 解決 ” へ 2、虐殺関係者のその後 参考文献
12月29日 山本権兵衛内閣倒壊 ⇒虎の門事件 (裕二親王暗殺事件) 1月7日 清浦奎吾内閣発足
5月10日 清浦内閣にとって最初の総選挙 ↓ 野党の大勝 5月27日 「支那人障害事件慰藉金支出」 閣議決定 ・金額は20万
☛謝罪・関係者処罰をしない かわりにお金を払う
①ひそかに朝鮮総督府は「慰藉料」 ・1人につき200円 ・800人に達する ②中国人の「死」の単価をより高く見せる 朝鮮人:形式上「日本臣民」200円 中国人:外国人 400円
中国側は「長沙事件」との 相殺を狙っていたのではな いかということがわかる
・1923年6月1日に湖南省、長沙で起きた 日本軍の横暴事件 ・日本商船に従事しようとしていた中国人労働者 を、日貨ボイコットを掲げたデモ隊が阻止 日本海軍は、陸戦隊を上陸させ、 学生・労働者からなるデモ隊の十数人殺傷
主権侵害事件! ①公式謝罪 ②責任者の処罰 ③救恤金 「正当防衛」
「港内保税ヤードならともかく、陸 戦隊は国境をこえて市中に入り、逃 げる中国人を背後から銃撃した」 「正当防衛」
発生から1年経過・・・ そろそろ事件の収集すべき頃 ↳「日災被害者」問題発生 ↳中国側から熱心に相殺の働きかけ ↳太田も2つの好機と判断 ↳しかし、外相が拒否
日本政府と中国政府の間では 何も調印されなかった
◎遠藤三郎 フランス駐在武官代理 ↓ 参謀本部課長 ↓ 関東軍参謀副長 ↓ 航空兵器総局長官(中将) ↓ 世界連邦運動
◎佐々木兵吉 少佐 ↓ 旅順要塞司令部付 ↓ 野砲兵第7連隊大隊長
◎ 垣内八洲夫 台湾・基隆重砲兵大隊、「霧社事件」討伐隊 *中国人虐殺には縁が深い ↓ 要塞重砲連隊隊長 ↓ 対馬要塞司令官(大佐)
軍人・警察は、刑罰の対象にならず。 ⇕ 一部の民間人は起訴、裁判に回された ☛右翼の大物、頭山満:上申書 「震災地方ニ於ケル殺傷事件ニ付キ大赦に請ウ」 政府に提出
◆特赦(恩赦)とは、 有罪の言い渡しを受けた特定の者に対し刑を免除 すること。 ◆大日本帝国憲法 第16条(恩赦) 「天皇は、大赦、特赦、減刑および復権を命ず。」 皇太子裕二親王、 久邇宮良子女王と成婚
関東大震災と王希天事件 株式会社 三一書房 著 田原 洋 山本権兵衛 画像 %AC%E6%A8%A9%E5%85%B5%E8%A1%9B 清浦奎吾 画像 6%B8%85%E6%B5%A6%E5%A5%8E%E5%90%BE