1 マツダにおける ワーク・ライフ・バランス推進に向けた 取組み マツダ株式会社 人事労政部 吉浦
2 1. マツダのプロフィール 社名マツダ株式会社 設立 1920 年（大正 9 年） 1 月 30 日 事業乗用車・トラックの製造および販売 従業員 20,405 名 連結業績 売上高： 3 兆 2,475 億円 営業利益： 1,585 億円 連結出荷台数： 130 万台 販売会社国内 298 社、 海外 122 社 生産拠点国内 3 拠点、 海外 12 拠点 2007 年 3 月末
年 新人事制度 “ とびうお ” を導入 2. ワーク・ライフ・バランスに関する 方針 (1) 社員一人ひとりが最大限のチカラを発揮できるように、 最適な仕事や環境を提供します。 そして、あなたの「成長」と「活躍」を応援し、 それらをコーポレートビジョンの実現につなげていきます。 社員一人ひとりが最大限のチカラを発揮できるように、 最適な仕事や環境を提供します。 そして、あなたの「成長」と「活躍」を応援し、 それらをコーポレートビジョンの実現につなげていきます。 ≪とびうおが目指すもの≫
4 ≪とびうおのコンセプト≫ あなたの成功マツダの成 功 選択と自己実現 ワークライフバランスの促 進 人・仕事・処遇の最適なマッチング 2. ワーク・ライフ・バランスに関する 方針 (2)
5 有給休暇とは別に最大 10 日の看護休暇を付与 ( 給与の 70% を支給 ) 。 07 年からは半日単位の 取得も可能に。 看護休暇 (03 年～ ) ・半日看護休暇（ 07 年～） 小学校 2 年生までの子供を養育する社員、 介護の必要な親族を持つ社員に対し、 最大 1 日 2 時間の時間短縮を認める 育児・介護のための短時間勤務（ 02 年～） 3. 具体的な制度紹介 (1)
6 「ﾜｰｸﾗｲﾌﾊﾞﾗﾝｽ支援ﾌﾞｯｸ」の配布 （ 07 年～ ) 「仕事と子育ての両立」にフォーカスしたパンフ レットを全社員に配布。 育児休職中の e- ラーニング導入 （ 07 年～ ) 休職中の能力開発機会を提供 事業所内保育施設「ﾏﾂﾀﾞわくわくｷｯｽﾞ園」 (02 年～ ) 敷地内に定員 40 名の保育施設を設置。延長保育 や一時保育、体調不調児保育も実施。 3. 具体的な制度紹介 (2)
7 キャリア開発休職 (03 年～ ) 配偶者の転勤に同行する場合に、これまでの キャリアの継続を可能とする休職制度 キャリア開発のために大学院や専門学校等へ通 学する際の休職制度 赴任同行休職 (03 年～ ) 3. 具体的な制度紹介 (3) カフェテリア方式の福利厚生プログラム 育児・介護、能力開発、健康管理、生活支援 など 社員自身が使用先を選択できるポイント制の 福利厚生プログラム
8 スーパーフレックス勤務 （ 00 年～） 午前・午後と半日単位で有給休暇が取得可 能 コアタイムのないフレックス勤務、社員の過 半数が対象 半日有給休暇（ 01 年～） 3. 具体的な制度紹介 (4) 定時退社日拡充、消灯時刻新設 (03 年～ ) 間接社員を対象に週１回（原則水曜）の定時 退社日の設定と消灯時刻（現在 21 時半）を運 用
9 4.“ 早く帰ろう運動 ” の紹介 (1) ≪背景≫ 間接部門における時間外労働時間の増加傾向 ⇒ 社員が活き活きと働く上で基本となる 健康管理やワーク・ライフ・バランスに 支障がでる恐れ 全社をあげて「仕事の効率化」を進めることで 現在の長時間労働を改善し、社員一人ひとりが 健康で、活き活きと、創造性を持って働くことが できる環境をめざしています。 全社をあげて「仕事の効率化」を進めることで 現在の長時間労働を改善し、社員一人ひとりが 健康で、活き活きと、創造性を持って働くことが できる環境をめざしています。
10 4.“ 早く帰ろう運動 ” の紹介 (2) (1) 仕事の進め方の効率化 (2) 勤務制度の変更 ・「ひるいち集中タイム」の実施 ・会議は 50 分で効率的に ・資料は「 1 枚ベスト」 ・定時退社日の増設 ・消灯時刻の繰上げ ・「ＮＯ残業ウィーク」の導入 など
11 5. これまでの取組み成果 全社の社員意識調査結果から、改善が確認 質問項目今回 3 年前 会社での滞在時間 9.9 時間 （ 8.9 時 間 ) 10.1 時 間 （ 9.0 時 間 ) 自分のライフスタイルと会社生活が 両立できるよう制度が整っている 5.9 点 （ 6.5 点） 5.3 点 （ 6.1 点） 仕事とプライベートを両立する働き 方ができている 6.3 点 （ 6.9 点） ― ≪ 3 年前の調査結果比較≫ ( ) 内は事務技術系の女性社員の み
12 6. 感想 ・早く帰宅することの楽しさに目覚め、 仕事の効率化や自己啓発への活力に つながっている。 ・長期的なワークライフバランスを考えること で、 自身のキャリアやなりたい自分像を考えられ る。
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