職業研修チーム(V TT) 研修報告会 国際ロータリー第 2770 地区 VTT 委員長 齋藤 守毅 研修生 金沢ひづる(医 師)
スウェーデン王国の最盛期に、グスタフ二世アドルフ国王が建設したのがイエテボリの街です。 大航海時代には貿易の拠点となり、北海への出入口として栄えました。現在でも、メッセ会場では大きな国際展示会 が開催され、世界中のビジネスマンが訪れます。 今回の研修場所はイエテボリ市が中心になりました。イエテボリは英語ではゴーセンバーグ (Gothenburg) と呼ばれて います。 グスタフ二世アドルフ国 王
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Prof. Anders Wallin at Wallinsgaten 20年前に設立 記憶障害について 治療と研究をしている *発症 or それ以前が今の対象 0,2,4,6,8・・・→14年の前向き研究 ↓ しかし、重度の研究もしている ごくごく初期を対象としたい Primary care ↔ here!! 難しいケースが来る ↑ 紹介状 国の方針で、ここで診るように。 しかし、実際は難しい ☆Swedenでは社会省の指針があるため、Dr.による違いはあまりない
Prof. Anders Wallin at Wallinsgaten 100以上の薬を試しているが効果のあるものがない *早期発見・早期治療が必要であるが症例に乏しい *タイプと薬が合っていない 『純粋なADは少ないのではないか?』 脳血管性の認知症 その中でも脳の中心部の障害のtypeとADが類似 50%純AD 25%脳血管性(主に中心部) 25%混合性 ☆SwedenとJapanは似ている≠America、Europeは似ていない ↑ 現在、脳血管性が見落とされている
Prof. Anders Wallin at Wallinsgaten *臨床症状 most important *言語能力、知的レベルの低下、心理テスト *MRIの分析 ↓→脳血管をみている(今は) もっと使っていきたい 海馬のsize 脳の変化を記録する ←社会省で方針を立てようとしている *髄液マーカー 進行度 薬の選択 全ての検査をNs.、臨床心理士が主体となり、 神経内科で2日間で徹底的に施行する
Prof. Anders Wallin at Wallinsgaten pet:アイソトープの管理で難しい(2016~2017) spect:2000件とったがシステム画像診断でできない 臨床症状と画像をみる人がちがう America 4000個の脳Bio Bankの研究 ADの80%に脳血管性やLevyも含まれている ↓ 的確な検査、診断基準の必要性 何に注目して探しているか
Prof. Anders Wallin at Wallinsgaten ドネペジル 使い方が難しい Swedenの臨床では一番人気 コマーシャルが上手い メマンチン 使い方が難しい ガランタミン 使い方が難しい リバスチグミン よく使う リバスチグミン+メマンチンがprof.の好み 予防的なLife Style すぐに変化はないが・・・ *活動的な生活 = 脳に抵抗力をつける(どのtypeでも) *運動(毎日30分) +食事(カロリー↓) +環境(人と会う、一人でいない)
Prof. Anders Wallin at Wallinsgaten 医者が認知症になったら、 医者を辞めるべきですか?
Prof. Anders Wallin at Wallinsgaten 『仕事(社会的役割)がなくなっても、充実した人生があるというコミュニケート』 ↑ 損失の病気において、社会的役割を失うことは大きな喪失となる ★日本の方が深刻 今後 *内科との連携が重要だと考えている *記憶・集中力・知的能力が病気で低下していくことを周知していく *自覚を持たないことが多い→社会全体に啓蒙していく *「在宅・在宅」という方針があるが、実際には困難が多い(日本と変わらない)
Prof. Anders Wallin at Wallinsgaten 安倍内閣の政策について、どう考えますか?