アビームコンサルティング(株) インターンシップ報告 これから、アビームコンサルティング株式会社のインターンシップ報告を始めさせて頂きます。 報告者は、平井 敦郎(礼)、わたくし、鈴木萌です。宜しくお願いいたします。 大東文化大学 経営学部 3年 鈴木 萌 平井 敦郎
目次 1.企業概要 2.私の目的 3.実習概要 4.特に印象に残った実習内容 ①パワーポイントのスライド作成 ②ドキュメンテーション研修 ①パワーポイントのスライド作成 ②ドキュメンテーション研修 プレゼンテーション研修 5.私の学び・変化 目次はこのようになっております。 まず、企業概要を説明し、次に、実習での目的を各自述べます。その後、実習概要、特に印象に残った実習内容をお話します。最後に実習を通しての学びと変化を各自お話しするという流れで報告させて頂きます。
1.企業概要 会社名 アビームコンサルティング株式会社 本社所在地 東京都千代田区有楽町1-10-11 設立 1981年(昭和56年)4月1日 事業内容 ・マネジメント コンサルティング ・ビジネスプロセスコンサルティング ・ITコンサルティング ・アウトソーシング ・インベストメント事業 海外拠点数 21の国と地域 30拠点 売上高(単体) 381億4,100万円(2010年3月期) 従業員数(単体) 3,608名 (2010年4月期) アビームコンサルティング株式会社の本社は東京都千代田区有楽町です。設立は1981年です 。 事業内容はマネジメントコンサルティング、ビジネスプロセスコンサルティング、ITコンサルティング等、経営革新に必要な全ての領域において、トータルなビジネスコンサルティングサービスを21の国と地域30拠点で提供しています。 売上高は単体で約381億円。従業員数は単体で3,608名となっております。
2.私の目的 鈴木 ・コンサルタントになるために大切なことを知る 平井 ・働く人一般の意識を知る ・コンサルティング業に触れる わたくし、鈴木は“コンサルタントになるために大切なことを知る”という目的で参加しました。 わたくし、平井は“働く人一般の意識を知る”と“コンサルティング業に触れる” という目的で参加しました。
3.実習概要 Term1 Term2 Term3 夏期のアビームコンサルティングのインターンシップは計3回行われた 9/1~9/10 (実質8日間) 8名 9/13~9/24 (実質8日間) 2名 9/21~9/30 (実質7日間) 5名 東京大学大学院生 東京工業大学大学院生 早稲田大学大学院生 慶応義塾大学生 早稲田大学生 大東文化大学生(鈴木、平井) 1名 2名 計 8名 夏期のアビームコンサルティングのインターンシップは計3回行われ、私たちは、ターム1の参加にしました。 実習は、9月1日から9月10日の土日を除いた実質8日間で行われ、実習生は東大大学院生1名、東工大大学院生1名、早稲田大学大学院生1名、慶大生2名、早大生1名、そして大東生2名の計8名でした。
3.実習概要 【活動場所】 有楽町オフィス 【実習スケジュール】 1日目 ・全員でのディスカッション 2日目~5日目 <金融プロジェクト> ・全員でのディスカッション 2日目~5日目 <金融プロジェクト> <総合商社プロジェクト> ・提案書作成 ・会議陪席 6日目 <金融プロジェクト> 7日目 8日目 ・総括 ・パワーポイントの スライド作成 ・パワーポイントの スライド作成 実習は有楽町オフィスで行われ、実習スケジュールは、このようになっておりました。 1日目は、全員でのディスカッションが行われ、2~6日目は、金融プロジェクトと総合商社プロジェクトに分かれました。 8名のうち、私たち2名は金融プロジェクトへ配属され、その他6名が総合商社プロジェクトへ配属されました。 私たちは、2日目~6日目の午前中までパワーポイントのスライド作成をし、6日目の午後は会議に陪席させていただきました。 7日目は、ドキュメンテーション研修、プレゼンテーション研修が行われ、新人研修の一部を体験しました。 8日目は全員でのディスカッション、総括が行われました。 実習の中で特に印象的だった「パワーポイントのスライド作成」、「ドキュメンテーション研修、プレゼンテーション研修」の2点を述べさせて頂きます。 ・ドキュメンテーション研修 ・プレゼンテーション研修
一番伝えたいメッセージの見せ方の工夫をしたり 説明しやすい文章にしたりすることが大切だよ 4.特に印象に残った実習内容 ①パワーポイントのスライド作成 文章のみの提案書の内容を口頭で説明するときに使う 図や表の入ったスライドをパワーポイントで作成した 1回目のスライド作成時間・・・9時間 図や表を使って工夫したので 分かりやすいスライドが出来たと思った しかし 社員の方 文章が長すぎて 一番伝えたいメッセージが分かりにくいよ 一番伝えたいメッセージの見せ方の工夫をしたり 説明しやすい文章にしたりすることが大切だよ 特に印象に残った実習内容として、まずパワーポイントのスライド作成について報告します。 この実習では、文章のみの提案書の内容を口頭で説明するときに使う図や表の入ったスライドをパワーポイントで作成しました。 1回目のスライド作成は9時間かかりました。私たちは、今までのアカデミー活動で学んだパワーポイントの技術を活かし、図や表を使って工夫したので分りやすいスライドができたと思いました。しかし、社員の方から「文章が長すぎて、一番伝えたいメッセージが分かりにくいよ。」とご指摘をうけました。 また、「お客様は直感的にスライドを見ているのだから、スライド毎に一番伝えたいメッセージの見せ方の工夫をしたり、自分たちが説明しやすい文章にしたりすることが大切だよ。」と私たちにアドバイスをして下さいました。 私たちは、分りやすいスライドが出来たと思っていましたが、見ている人にとっては、分かりづらいスライドだったため、見ている人への意識が足りなかったと気付きました。 あまり良い評価を頂けなかったので、企業人に褒めてもらえるようなスライドを作成しようと決心しました。 分かりやすいスライドが出来たと思ったが 見ている人への意識が足りなかった 気づき
1回目のスライド作成で社員の方から頂いたアドバイスをもとに 4.特に印象に残った実習内容 ①パワーポイントのスライド作成 1回目のスライド作成で社員の方から頂いたアドバイスをもとに 2回目のスライド作成に取り掛かった 2回目のスライド作成時間・・・5時間 ・文章を全て一行程度の短い文にし、一番伝えたいメッセージが一目で分かる ようにした ・お客様が抱えている問題点やその問題の解決策を矢印や表を使い略図にした その結果 社員の方 以前より断然良くなったよ 文が短いし、略図が使われているからとても分かりやすいね 私たちは、1回目のスライド作成で社員の方から頂いたアドバイスをもとに、2回目のスライド作成に取り掛かりました。 今回のスライド作成は5時間かかりました。私たちは、お客様の立場にたち、文章を全て一行程度の短い文にし、一番伝えたいメッセージが一目で分かるようにしました。また、お客様が抱えている問題点やその問題の解決策を矢印や表を使い略図にしたことで、自分たちが説明しやすいスライドにしました。 その結果、社員の方に、「以前よりも断然良くなったよ。文が短いし、略図が使われているから、とても分かりやすいね。」とお褒めの言葉を頂きました。 私たちは、企業人から見ても分かりやすいスライドが完成したと実感し、嬉しさと共に達成感を感じました。 スライド作成を通して、私たちは、見ている人を意識して、念には念を入れ全力で作成することが大事だと学びました。 嬉しさと共に達成感 見ている人を意識して、念には念を入れ 全力で作成することが大事 学び
コンサルティング基礎スキルを体感し、コンサルタントの仕事の一部を理解する 4.特に印象に残った実習内容 ②ドキュメンテーション研修・プレゼンテーション研修 ・実際に行われている研修をインターンシップ用に短くしたもの ・参加者はインターンシップ生8名 研修の目的 コンサルティング基礎スキルを体感し、コンサルタントの仕事の一部を理解する 研修内容① コンサルティング基礎スキル 集める 考える 伝える 特に印象に残った実習内容の2つ目であるドキュメンテーション研修・プレゼンテーション研修についてです。この研修はアビームコンサルティングで実際に行われている研修をインターンシップ用に短くしたものです。 参加者はインターンシップ生8名でした。 またこの研修の目的は「コンサルティング基礎スキルを体感し、コンサルタントの仕事の一部を理解する」ということでした。 研修内容の1つめでは、コンサルティング基礎スキルを学びました。 コンサルティング基礎スキルは、集める、考える、伝える、の3つがあります。顧客企業の情報を集め、その集めた情報を基に問題点から解決策を考える、そして、その解決策を相手に分かりやすく伝えるというスキルです。今回の研修で私たちは、コンサルティング基礎スキルの中で重要な伝えるスキルを学びました。 伝える手段には、ドキュメンテーションとプレゼンテーションの2つがあります。 ドキュメンテーションとは情報を収集して整理・体系化し文書化することです。プレゼンテーションとは聴衆に対して情報、企画、提案を提示して説明することです。 伝える手段には ・ドキュメンテーション ・・・ 情報を収集して整理・体系化し文書化すること ・プレゼンテーション ・・・ 聴衆に対して情報、企画、提案を提示して説明すること
4.特に印象に残った実習内容 ②ドキュメンテーション研修・プレゼンテーション研修 研修内容② プレゼンテーションに必要な7つのスキル 言葉 身体 ④声の抑揚 ・聞き手に耳障りな音をなくす ・区切りの間や問いかけの間を取る ①大きな声でハキハキと ②言葉のひげそり ③「間」のコントロール ⑦アイコンタクト ・腕を組んだり、片足に重心をかけない ・確りと目を見る ⑤立ち振る舞い ⑥身振り手振り 研修内容の2つめでは、プレゼンテーションに必要なスキルとその効果を学びました。 プレゼンテーションに必要なスキルの①から④は言葉のスキルです。⑤から⑦は体のスキルです。1つめは大きな声ではきはきと、2つめは言葉のひげそり。言葉のひげそりとは「あの~」や「え~」など聞き手に耳障りな言葉のひげを無くすことです。 3つ目は「間」のコントロール、4つ目は声の抑揚、5つ目は立ち振る舞い、6つ目は身振り手振り、7つ目はアイコンタクトです。 この7つのスキルを実行すると、ポイントが伝わる、興味を湧かせる、信頼を得られる、熱意が伝わる、説得力があるという5つの効果を得ることができると学びました。 7つのスキルを実行すると 1.ポイントが伝わる 4.熱意が伝わる 3.信頼を得られる 2.興味を湧かせる 5.説得力がある 5つの効果
身振り手振りができていて話のイメージが掴みやすかったよ 映像から「アイコンタクトができていない」、「早口で話している」などの悪い癖 4.特に印象に残った実習内容 ②ドキュメンテーション研修・プレゼンテーション研修 1分間プレゼンテーション演習 ・自分の関心のあることを相手が興味を持つように1分間発表をする ・ビデオカメラが用意されていて自分の姿を発表後に映像で振り返る ・鈴木はスペインについて、平井はスノーボードについて発表した ・7つのスキルの中の、言葉のひげや身振り手振りに注意して 取り組んだ 社員の方 はきはきと笑顔で話していてよかったよ 身振り手振りができていて話のイメージが掴みやすかったよ 最後に、プレゼンテーション研修の総まとめとして、「1分間プレゼンテーション演習」が行われました。この演習は、自分の関心のあることを、相手が興味を持つように1分間発表するものです。さらに、ビデオカメラが用意されていて、自分のプレゼンテーション姿を発表後に映像で振り返りました。 わたくし鈴木はスペインについて、平井はスノーボードについて発表しました。 聞いている人に興味を持ってもらうために、私たちは、7つのスキルの中の特に、言葉のひげや身振り手振りに注意して取り組みました。プレゼンテーションの1分間はとても短く感じ、話をまとめるのが大変でした。 1分間プレゼンテーションの後、社員の方から「はきはきと笑顔で話していてよかったよ。身振り手振りができていて話のイメージが掴みやすかったよ」と良い点をあげていただきました。また、映像から「アイコンタクトができていない」、「早口で話している」などの悪い癖に気付くことができました。 私たちは7つのスキルを確りと身につけたいと感じました。 映像から「アイコンタクトができていない」、「早口で話している」などの悪い癖 気づき 7つのスキルを確りと身につけたいと感じた
5.私の学び・変化(鈴木) コンサルタントになるために大切なことを知る 新人研修の一部であるプレゼンテーション研修 目的 コンサルタントになるために大切なことを知る 特に印象に残った実習 新人研修の一部であるプレゼンテーション研修 「コンサルティング基礎スキル」の中で大切な 「伝える」スキル、特に7つのスキル 実習からの学び 実習を通しての学びと変化を各自述べさせて頂きます。 まずは、わたくし鈴木の学びです。 インターンシップに臨む上での目的は“コンサルタントになるために大切なことを知る”でした。 実習で、新人研修の一部であるプレゼンテーション研修に参加しました。 そのプレゼンテーション研修から「コンサルティング基礎スキル」の中で大切な「伝える」スキル、特に7つのスキルを学びました。
「コンサルティング基礎スキル」の中で大切な 5.私の学び・変化(鈴木) 実習前の私 アカデミーの新入生勧誘活動で成果をあげることができていなかった 「コンサルティング基礎スキル」の中で大切な 「伝える」スキル、特に7つのスキル 実習からの学び 次に、変化です。 実習前の私は、アカデミーの新入生勧誘活動で成果を上げることができていませんでした。その原因は声かけで勧誘をする際に、アカデミーのことを上手く説明できていないことでした。 実習で、「コンサルティング基礎スキル」の中で大切な「伝える」スキル、特に7つのスキルを学びました。 実習後、インターンシップで学んだ7つのスキルのアイコンタクト、声の抑揚、立ち振る舞いに気を付けて勧誘活動を行いました。すると、入室意識の高い2年生を勧誘することができました。相手に熱意が伝わり、興味を湧かせることができとても嬉しかったです。また、就職活動の面接の際にも、大きな声ではきはきと話しアイコンタクトをしっかりと行い、面接官に重要なポイントと熱意を伝えていきたいです。 ・就職活動の面接の際に大きな声ではきはきと、アイコンタクトを行う ・アイコンタクト、声の抑揚、立ち振る舞いに気を付けて、アカデミーの 勧誘活動を行い、入室意識の高い2年生を勧誘することができた 実習後の私
5.私の学び・変化(平井) 目的 ・働く人一般の意識を知る ・コンサルティング業に触れる 特に印象に残った実習 文章のみの提案書の内容を ・働く人一般の意識を知る ・コンサルティング業に触れる 特に印象に残った実習 文章のみの提案書の内容を 口頭で説明するときに使う図や表の入ったスライドを作成した 相手の立場に立って考え、念には念を入れ全力で物事に取り組むという 社員の方の高い意識を知ることができた 実習からの学び わたくし、平井の学びです。 インターンシップに臨む上での目的は、働く人一般の意識を知ることとコンサルティング業に触れることでした。 実習で、文章のみの提案書の内容を口頭で説明するときに使う図や表の入ったスライドを作成しました。 このコンサルティング業には欠かせないスライド作成を通じ、相手の立場に立って考え、念には念を入れて全力で物事に取り組むという社員の方の高い意識を知ることができました。
5.私の学び・変化(平井) 実習前の私 新入生勧誘活動の一環であるビラ作成で、推敲を重ねていなかった 実習からの学び 相手の立場に立って考え、念には念を入れ全力で物事に取り組むという 社員の方の高い意識を知ることができた 実習からの学び 次に変化です。 実習前の私は、新入生勧誘活動の一環であるビラ作成で、推敲を重ねていませんでした。 実習から、相手の立場に立って考え、念には念を入れて全力で物事に取り組むという社員の方の高い意識を知ることができました。 その学びから実習後の私は、相手の立場に立って考え、念には念を入れ、ビラを作成しています。また、アビームコンサルティングで全力で働いている社員の方々の姿を拝見し、梅沢先生が常日頃、仰っている全力で取り組むという姿勢の大切さを改めて感じ、これからは何事も全力で取り組んでいこうという覚悟ができました。 ・相手の立場に立って考え、念には念を入れビラを作成している 実習後の私 ・何事も全力で取り組んでいこうという覚悟ができた
アビームコンサルティング(株)の皆様には 最後に アビームコンサルティング(株)の皆様には 深く感謝しております アビームコンサルティングでの8日間のインターンシップは、私たちにとってとても貴重な時間でした。出会った社員の方々は、活き活きと働いていて、とても輝いていました。 アビームコンサルティングの社員の方々は、私たちにとって目標となる企業人です。そのような社員の方々に、少しでも近づけるよう、日々努力して参ります。 最後に、このような素晴らしい機会を与えて下さった、アビームコンサルティング株式会社の皆様には深く感謝しております。有難う御座いました。 以上で、アビームコンサルティング株式会社のインターンシップ報告を終了致します。ご清聴有難う御座いました。