白と黒 （うつす） （5・6年） 実施学年 年 月（ 時間） -1- （版表現を使った造形活動の評価規準） 学習の目標 白と黒 （うつす） （5・6年） 実施学年 年 月（ 時間） （版表現を使った造形活動の評価規準） ①（関心・意欲・態度） 自分の思いをもって ・彫りの工夫による表現の奥深さや、刷る色による印象の変化を生かして取り組んでいる。 ② （発想・構想の能力） 特徴を基に思い付いたり、 用途や構成を考えたりして ・凹凸から生まれる形や色、構図の効果や美しさから思い付いたり、考えたりしている。 ③ （創造的な技能） 経験を生かして、工夫する ・材料や道具の特徴を生かした効果の予想を立てて、表し方を工夫している。 ④ （鑑賞の能力） 意図や特徴、美しさを感じ取る ・確かめたり、比較したり、共感したりしながら、作品の意図や特徴をとらえ、美しさを感じ取っている。 学習の目標 ・白と黒の配置やバランスを理解して、彫刻刀の彫りを工夫して表す 準備物 ・彫刻刀 ・版木 ・滑り止めのマットか版画版 ・インク、ローラー、インク版、ばれん ・版画紙、新聞紙 活動例 ・モノクロで表した世界から中間トーン を消していく ・白と黒で形をつくろう ・中間トーン部分を彫りで工夫しよう ・背景は実際の場所をスケッチするな どする ・運動しているところなどは友達にポー ズをしてもらったり、写真を活用したり するのもよい 指導のポイント ①電子黒板上で、写真をデジタル処理していく過程を見せるなどして、白と黒の世界の面白さを味わわせる ②【白と黒の表現の工夫】 ・中間トーンを彫りで表す工夫 ・白と黒で明確に分ける表現 ③【彫刻刀の扱いの工夫】 ・明確に白と黒を分けて彫る場合は、切り出 し刀と平刀 ・陰影の中間トーンを表す場合は、丸刀や三 角刀など ③試し刷りで彫りの効果を見て、調整させる ④作品がよく見えるような色の台紙を選ぶなど、鑑賞の環境を工夫する デジタルカメラで色を消してみる 瞬間を切り取って表そう 版の下絵つくり 光と影の効果を考えて、白黒のバランスを決める 版表現の魅力！ ・凹凸から生まれる多様な効果を生かす表現の面白さがある。 ・凹凸があれば工夫次第で版表現を広げていくことができる。 ・発想・構想の活動ができる。 版の下絵つくり 遠近感など出すために、彫りの計画をする 試し刷りから本刷りへ -1-
技能②版表現（うつす）（5・6年）―１ 白と黒 教師用の資料（１） 黒の中にどのような彫り方と方向で手の厚みを表すか 技能②版表現（うつす）（5・6年）―１ 白と黒 教師用の資料（１） 黒の中にどのような彫り方と方向で手の厚みを表すか 白と黒と中間のバランスをどうするか（彫りすぎない）