小樽観光アンケートの分析について まず、基本情報について

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小樽観光アンケートの分析について まず、基本情報について 来樽回数に関して、初めて来たという人が約半数ほどで最も多く、3回目よりも4回以上のほうが多く、リピーターが多いという小樽の観光形態に沿った結果が出ている。 交通手段・居住地についてだが、北海道外からの来樽が60%なの対してJRを使用しての来樽が60%ということは、 空港から電車で来樽し、その後宿泊もしくは近郊の宿泊場所まで移動するという形態と思われる。

目的では、運河を目的とした人が約60%、食事を目的とした人が約54%であった。他方、10%に満たない項目が7項目あり、大多数の人が同じ目的で来樽していると考えられる。

宿泊された観光客はおよそ60%、宿泊日数は2泊が全体の50%という結果になった。 宿泊予算は1人あたり、一泊5100円程度であった。また、宿泊予算よりも飲食予算のほうが大きいという結果になったが、飲食目的かつ宿泊予定のない観光客の多さにより出た結果であろう。

夜景と屋形船の認知度に関してだが、知っていると答えた人は夜景:40%強、屋形船:約20%程度に留まった。 一方、行きたいと答えた人は夜景:約85%、屋形船:約80%であり、どちらも観光客5人中4人には需要がある。 また、「知らないが行きたい」と答えた人は夜景:約50%、屋形船:約65%と開きがあることも今後の認知活動に影響してくるのではないだろうか。

印象に関しては96%が元からいい印象、かつ変化なしであった。 ごく少数(1人)の「いい印象だったが実際には悪かった」と答えた人についてだが、道内からの観光客、目的は運河のみで観光面に関して悪かったことにもコメントを頂けていないので推測にすぎないが、何か運河に関して期待に添えなかった点があったのだと思われる。

小樽の良いところでは食事が最も多く、次いで運河が多かった。 来樽回数別で小樽の良いところを食事、運河、雰囲気に絞ってグラフを作ってみたが、3回目以外は同じようなグラフの形になった。リピーターはやはり運河と食事を求めて小樽に来るのだろうか。

季節について。最も数値が高かったのが冬であり、次いで夏が高かった。 理由については、冬の雪と運河の組み合わせ、雪明かりのイベントについてのコメントが多く書かれていた。(雪のある運河が見たい、運河のイベントに参加したい、etc…) 一方、夏の理由に関しては過ごしやすい、涼しいなどのコメントが多かった。(春と冬は寒い、涼しい季節に来たい、etc…)

最後に、観光面5段階評価について。 満足、やや満足の項目で約95%を占めており、来樽された観光客はほぼ小樽の観光に満足されていると言える。 また、残り5%もどちらでもない:約3.5%(3人)、やや不満:約1.5%(1人)であり不満であると回答した人はいなかった。

まとめ 今回の調査でわかったことは色々あるが、その中でも個人的にはや はり小樽の夜景と屋形船の認知度の低さに関心を持った。  観光客の来樽のメインの目的はもはや運河、食事、ガラス・オル ゴールの3つしかないという調査結果が出ている。  また、夜景、屋形船ともに需要がそれなりにあるので、この2つの認 知度をあげることにより新規観光客、新規リピーターともども獲得でき るのではないか、と考える。 調査したいこと:夜景と屋形船について観光客は行くとしたらどのようなものを望んでいるのか(それにかけてもいい金額、時間、希望時間帯、etc…)あとは実際に見た人、行った人に感想などを可能なら聞きたい。