よいパワーポイントファイルの見本 ・小さい字が並ぶ、長い文章、スライドに番号がない、などは避けた方がよい

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よいパワーポイントファイルの見本 ・小さい字が並ぶ、長い文章、スライドに番号がない、などは避けた方がよい ・以下のパワーポイント発表案は、1.目的 から始まる4つの構成からなる。これが基本。 ・何を解明したいか、冒頭で目的を明快に書く。目的不明な発表とならないように。

・必ず箇条書きで。3行以上の文章は作らないよう注意。 ・スライドや図、表には必ず番号をつける。 ・大きな文字で。20ポイント以下の文字は使わない。これが重要。 ・最初に、日付、名前、所属、目次案を忘れずに。タイトルは分かりやすく。

日本○○学会 2005/10/22 韓日における関係的資源と社会意識 -国内地域間比較と国際比較調査の問題点- 日本○○学会     2005/10/22 韓日における関係的資源と社会意識 -国内地域間比較と国際比較調査の問題点- 村瀬洋一(立教大学社会学部) 1.目的    2.データ        3.分析結果 地域別の公平感、人間関係 平等志向、権威主義 不公平感の規定メカニズム 4.結論

1.目的 1.1.問題の所在 民主主義社会の不平等 -影響力、人間関係 ソーシャル・キャピタル論 曖昧多義的、2つの内容 -信頼、人間関係 民主主義社会の不平等  -影響力、人間関係 ソーシャル・キャピタル論   曖昧多義的、2つの内容  -信頼、人間関係 社会の大規模化、流動化    → 社会力低下、不信、不公平感 豊かさの中の不平等    → 実力主義 or 特定層の既得権益

1.2.本研究の目的 有力者との関係的資源保有 社会信頼(不公平感)や平等主義への価値観 日本は特殊か これらを韓日で比較    日本は特殊か    これらを韓日で比較    韓日は似ているのか

1.3.先行研究の問題点 山田真美(2002) ××は○○だと主張 鈴木花子(1991) ××について○○を解明 △△については不十分   ××は○○だと主張 鈴木花子(1991)   ××について○○を解明   △△については不十分 佐藤太郎(1983)   ××について分析   △△について問題あり

1.4. 仮説 1) 農村部ほど人間関係が豊富 2) 農村部の方が平等志向 3) 高齢者の方が権威を尊重    日本、韓国とも同じ儒教文化圏だが

2.データ 宮城県郡部(仙北地域)、仙台、東京北部の3地域調査 母集団 20歳~70歳未満男女 抽出法 二段無作為抽出法 母集団    20歳~70歳未満男女 抽出法    二段無作為抽出法 計画標本数  個人を抽出単位として1500人×3 回収率    仙北郡部64% 仙台70% 東京55% 調査期間   1997~1999年 社会意識に関するソウル市民調査、大邱市民調査 母集団    20歳以上男女 抽出法    地図を用いた二段無作為抽出法 計画標本数  個人を抽出単位として1600人 回収率    62% 調査期間   ソウル2003年9月~10月、大邱2004

3.分析結果 注意点 分析結果は、ふつう 単純集計、基礎統計量 基礎的なクロス集計 重回帰や構造方程式モデルなど の順で並べるとよい 注意点  分析結果は、ふつう 単純集計、基礎統計量 基礎的なクロス集計 重回帰や構造方程式モデルなど の順で並べるとよい 細かい数字が並ぶのは避ける。視覚的にわかりやすいグラフを使った方がよい

3.1. 地域別 集計

3.2. 学歴別クロス集計 (略)

3.3.構造方程式モデル

その他の図 略

4.結論 4.1.主な知見 権威主義 韓日で大きな違い ソウルでは人間関係が少ない・・・都会的 しかし価値観は平等主義が強い 4.結論   4.1.主な知見 権威主義  韓日で大きな違い ソウルでは人間関係が少ない・・・都会的 しかし価値観は平等主義が強い ソウルの不公平感    平等を求め、反権威主義、高年齢  →不公平 日本 - 地域と不公平感に関連あり ソウル - 地域と不公平感に関連なし

  その他の結論 略 何を主張したいか明確に書く 結果のまとめでなく、自分の意見を書くことが大切  目的、仮説との整合性に注意

4.2. 今後の課題 略