第4課 天気とわたしたちの生活
一、~まい(助動詞)(古語の残り) 五段動詞 終止形+まい 一段動詞 未然形/基本形+まい カ変動詞(来る)終止形/未然形+まい 1 【接続】 五段動詞 終止形+まい 例:行くまい 話すまい 分かるまい 一段動詞 未然形/基本形+まい 例:見まい 見るまい/教えまい 教えるまい カ変動詞(来る)終止形/未然形+まい 例:来るまい 来(こ)まい サ変動詞 終止形/未然形+まい 例:するまい すまい しまい
【意味】 打消しの推量=(~ないだろう) 注:無意志動詞+まい 【意味】 打消しの推量=(~ないだろう) 注:無意志動詞+まい このうわさは他人には分かるまい。 税金を減らすのに反対する人はまずあるまい。 それはたいして役に立ちますまい。 (「ます」について「ますまい」となることもある。) 北海道でも来月になればもうスキーはできまい。 そんな話は誰も信じてくれまいと思った。
打消しの意志=ない 注:意志動詞+まい お酒はもう二度と飲むまい。 打消しの意志=ない 注:意志動詞+まい お酒はもう二度と飲むまい。 二日酔いの間は、もう二度と飲みすぎるまいと思うが、ついまた飲みすぎてしまう。 こんないやなところへはもう二度と来まいと思いました。 彼女を悲しませまいと思ってそのことを知らせずにおいた。
文型 1~推量形(う)ようか ~まいか 【意味】「是否・・・ 」「要不要・・・ 」 【特徴】 同じ動詞 文型 1~推量形(う)ようか ~まいか 【意味】「是否・・・ 」「要不要・・・ 」 【特徴】 同じ動詞 朝学校へ行く時、傘を持って行こうか行くまいか、空を見上げて考えたことはありませんか。 気に入りましたが、あまりにも高いので買おうか買うまいか、二人はしばらく相談した。 「風味」食堂で食べようか食べるまいか、まだ決まっていません。 休みは田舎へ帰ろうか帰るまいかと迷っている。
2~ようが~まいが 【意味】 「无论・・・都・・・」 あなたが出席しようがしまいが、私は出席します。 行こうが行くまいが、あなたと関係がないでしょう。 来ようがくるまいがみんなの自由です
3 ~ようと~まいと 【意味】しても、しなくても・・・ 「无论是否・・・都・・・」 行こうと行くまいとあなたの自由だ。 3 ~ようと~まいと 【意味】しても、しなくても・・・ 「无论是否・・・都・・・」 行こうと行くまいとあなたの自由だ。 たくさん食べようと食べまいと料金は同じだ。 君が彼女に会おうと会うまいと僕と関係のないことだ。
4 ~のではあるまいか 【意味】 「不是・・・吗」 書き言葉 話し言葉=「のではないでしょうか」 分かっているのではあるまいか。 4 ~のではあるまいか 【意味】 「不是・・・吗」 書き言葉 話し言葉=「のではないでしょうか」 佐藤さんは知らないふりをしているが、全部 分かっているのではあるまいか。 いじめには、教育制度に何か問題があるのではあるまいか。 言葉ができてはじめて、その国の文化が理解されるのではあるまいか。 他人への無関心がこの事件を引き起こす一因となったのではあるまいか。
5~でもあるまいし、~ 【意味】後項の理由として前項で一例を挙げ、相手を説得しようとする表現。 「又不是・・・」、「也不是・・・」 5~でもあるまいし、~ 【意味】後項の理由として前項で一例を挙げ、相手を説得しようとする表現。 「又不是・・・」、「也不是・・・」 子供でもあるまいし、きちんと勉強しなさいよ。 連休でもあるまいし、旅行なんてやめたらどう? 学生でもあるまいし、アルバイトをやめて会社 に入って仕事しなさい。
注:「~まいとして」の場合は「して」を省くこともある。 6 ~まいとする 【意味】 ~ないと思う 夏子は泣くまいとして歯を食いしばった。 家族の者を心配させまいとする気持ちから会社を辞めたことは言わずにおいた。 銃を奪われまいとして、争いになった。 注:「~まいとして」の場合は「して」を省くこともある。 銃を奪われまいと、争いになった。
二、 ~がち(接尾語) 【接続】動詞連用形 + がち 名 詞 + がち 二、 ~がち(接尾語) 【接続】動詞連用形 + がち 名 詞 + がち 【意味】動詞⇒その性質がかなりある。また意図しなくてもついそうしてしまう。マイナス評価。 名詞⇒ その状態になりやすい。「容易・・・」「常常・・・」
そんな誤りはありがちだ。 近頃は彼は学校を休みがちだ。 夏は疲れがちです。 子供のころは、病気がちでした。 6月から7月にかけて梅雨のため雨がちの天気が続く。 寒い季節は家の中にこもりがちだが、たまに外に出て体を動かしたほうがいい。 よかったらうちまで車で送ってもらえないでしょうかと、彼女は遠慮がちに尋ねた。 甘いものはついつい食べ過ぎてしまいがちなので、ダイエット中は気をつけましょう。
「気分」と「気持ち」 気分 心情、感情 楽しい気分。 気分を新たにする。 気分転換のために、旅行に行った。
気 分 心身の調子、状態、体調 車に酔って気分が悪くなる。 気分がいかがですか、顔色が悪いようですね。 寒気がして気分が悪い。
気 分 様子、感じ、趣き、雰囲気。 お祭り気分 クリシマス気分の町 ロマンチックの気分にひたる。
気持ち (感情、感じ方、心の動き)心情,情绪,心境 先生にほめられて気持ちがいいものだ。 人の気持ちを尊重する。 (感情、感じ方、心の動き)心情,情绪,心境 先生にほめられて気持ちがいいものだ。 人の気持ちを尊重する。 泣きたいような気持ちになる。 ほんの気持ちだけですが、お納めください。
気持ち 体の状態についての感じ、気分。 二日酔いで気持ちが悪い。 梅雨で布団が干せないものだから、じめじめして気持ちが悪い。
めったに …ない ☺ :今でもよく山にいらっしゃいますか。 ☻ :めったに行きませんね。会社が忙しいもんですから。 【意味】たまにしか…ない。否定表現が後に来る。 「不常・・・」「很少・・・」 ☺ :今でもよく山にいらっしゃいますか。 ☻ :めったに行きませんね。会社が忙しいもんですから。 ☺ :この時計をちょっとみてもらいたいんですが。 ☻ :ちょっと拝見します。ああ、ここですね。こんな故障 はめったにないことなんですが。 ☺ : 鈴木君、時々遊びに来ますか。 ☻ : いえ、めったに来ません。
めったにないことですが、停電で電車が停まることも あります。 めったにない機会だから、ぜひこの展覧会を見たいものです。 自分で作るのが経済的だから、外食などめったにしない。 朝早く起きることは、めったにありません。 人と喧嘩することは、めったにありません。 発音を間違えることは、めったにありません。 晴れて暖かい日は、めったにありません。
~中を(移動動詞) 在之中・・・,冒着・・・ ・・・ところ(のに)可是・・・ 【接続】名詞+の+中を+移動動詞 【接続】名詞+の+中を+移動動詞 形容詞、動詞の連体形+中を+移動動詞 在之中・・・,冒着・・・ 雨の中を濡れて帰ってきました。 激しい雨の中をさまよった。 雪を降る中を5時間も歩いた。 ・・・ところ(のに)可是・・・ 忙しい中をすみません。 お忙しい中をご苦労様です。(ところを) 本日はお足元の悪い中を、わざわざお出でいただき、 まことにありがとうございます。
別に…ない 【意味】 「取り立てて・・・ ない」「特に・・・ ない」。 「并没・・・ 」「并不・・・ 」 別にほしいものはありません。 「并没・・・ 」「并不・・・ 」 別にほしいものはありません。 国のほうでは、みんな別に変わりはないそうです。 ストーブがなくても、別に寒いとも思わない。 ☺ :今日の午後は忙しいですか。 ☻ :いいえ、別に。((省略) 学生A:どうかしたの。 学生B:いえ、別に。(省略) あなたなんかいなくても別に困らないわ。 別に言うこともない。
~より(接尾語) 【意味】ある方向・場所などに近づいて位置 すること、またその位置。(書き言葉)「偏・・・ 」「靠近・・・ 」 【意味】ある方向・場所などに近づいて位置 すること、またその位置。(書き言葉)「偏・・・ 」「靠近・・・ 」 駅よりの店。 西よりの部屋。 公園よりの道をまっすぐ行くと、学校がある。 駅の北よりのところに郵便局がある。 大学のキャンパスの東よりのところに保健センターがある。 キャンパス:大学の校庭。
練習1( )に適当な言葉を入れる これは( )この英文を翻訳しただけで、自分の意見が入っていない。 練習1( )に適当な言葉を入れる これは( )この英文を翻訳しただけで、自分の意見が入っていない。 大きな工場は普通海岸( )の地帯に造られる。 見( )と思っても、つい見てしまう。 明日は雨が降る( )。 百歳まで生きるということは( )あることではない。 子供でも( )し、自分のことは自分でしなさい。 年をとってものを忘れ( )です。 1単に。 2より。 3まい。 4まい。 5めったに 6あるまい。 7がち 8ようが、まいが
私は夜が明け( )明け( )、目が醒めるとすぐに散歩に出かける。 私は夜が明け( )明け( )、目が醒めるとすぐに散歩に出かける。 彼に電話をすると、どうしても長くなり( )で、 いつも父親に文句を言われる。 明日は南( )の風が強く、一日( )雨が降るでしょう。 ☺ : 一人暮らしは、さぞ寂しいでしょう。 ☻ :いえ、( )寂しくはありませんよ。 8ようが・まいが 9、がち 10、より・じゅう 11、別に